お笑いハウツーについて

お笑いハウツーなるものをYouTubeで公開しております。

「あ〜違う違う!
ハウツーじゃなくて
ハウトゥね」
と念押ししてくるネイティブの方には
「こちとらトゥーブロックって言ったことないんじゃ!」
とケバブサンドをその口に突っ込んでやろうか

という荒々しさは微塵もないのでご安心を
(あら!ギャバホイたらお腹も見せてますよ!気を許してるのね!)

ギャバホイ自身、感銘を受けた「ハウツー」と言えば、20代の時に古本屋さんの児童書コーナーで見つけた「負けないケンカ」という本でした。

表紙には
「学ラン憤慨腕組みガキ大将とそれに対峙する少年と首輪をつけた洋犬(どちらかの飼い犬)」
のイラストが書かれていたかと。

まぁ子供向けの本ですから
「そもそも売られたケンカを買わない事が大人の対応」について説く内容

かと思いきや
バチバチに受けて立つ系
の世紀末仕様の内容だったところが衝撃でした。

さて、話を戻しましょうねぇ(老婆声)

そもそも気を許したら何でお腹を見せるの?
「はらわたどうぞ」みたいな思考回路だったら、相手側のただギブアップじゃないの?
もしくは
「お腹なでて!」のリクエストだったとしても、それって気を許してるんじゃなくて逆にこっちが使役されてない!?

「…ちょっとちょっと!話を戻すならもっと前でしょう?」
と燕尾服を着こなした井上順さんから注意が入りましたので

お笑いハウツーのお話を

そもそも
「テレビで見ない日がない」
の対極を成す
「テレビで見たことがない」
のギャバホイが
お笑いハウツーなんて

という声もあるとは思います

ただでさえ
「山奥の化け物」的に見られているところは自覚しております

昨年の
月2回単独ライブやネタ実演販売を
「奇行」
だと評する方が少なからずいるのも確か

山奥の化け物が里におりてきて
花壇を荒らしていたように見えたでしょう

だがしかし猟銃で撃たれた化け物のその手には花飾りがあったのです

的な事を自分で発信していく気恥ずかしさは
ありますが

芸人たるもの生涯、現役プレイヤーでなくちゃならないと思っているがゆえ
そして
いてもたってもいられない衝動の煌めきを見て頂きたかった

それゆえの
「これでもか!これでもか!」のネタ生産と披露の実践

ギャバホイは前から
「ここで笑わなかったら笑うとこないですよ」と言う芸人さんを見ると

各劇場の舞台袖に、スイッチひとつで
舞台床が滑り台よろしく傾いて
“規定の10倍の濃度のブルーベリー香料”
が入ったプールに落とすボタンがあればいいのにと思うのです(ブルーベリーの香りって主張すごいですからね。全部ブルーベリーになりますから。)

だって
お寿司屋さんがお客さんに向かってニヤニヤしながら
「これ美味しくなかったらここから先、ツマの軍艦しか出ませんからね」
とか言わないでしょ?

「すべり笑い」というのも、その言葉の時点でお笑いじゃないから淘汰したいぐらいです

寿司屋で言ったら「こぼれ握り」みたいな事でしょう?(読んでいる貴方は、もう寿司の口)

「どうだ面白いでしょう」の土台でみんなスタートして欲しいのです

自虐を見せてお客さんに与えた優越感は「活力」にも「幸せ」にもならんのです

「脳が楽しい」と思えるところに手を取って連れて行ってあげるのが我々、お笑い芸人の役目であり務めなのです

そういう事も含め、声を上げていくべきと始めたのがお笑いハウツーなのです

ギャバホイが今まで培ったノウハウを洗いざらい話しています

お笑い論について語り出した人にかぎって
当の本人は新ネタネタセミリタイア組

というイメージを
覆す意味でも
今年は毎月、新ネタ40本ライブをしております

そんな「根っこの熱を見せちゃいました」の
ギャバホイのお笑いハウツーは
YouTubeの「ギャバホイのギャバホイ公式」でご覧いただけます

ここまでお笑いハウツーへの思いを綴らせていただきましたが、
この動画で最も見ていただきたいポイントは
映像編集に凝った挙句のグリーンバック合成でネタ衣装の黄色サングラスの色味が抜けちゃってるところ

ギャバホイ仔猫ちゃんがサポートをちょうだいちょうだいしていますよ。 ギャバホイ仔猫ちゃんをみんなで育成しませんか?