改名 と 授かりもの のこと(ド長文)

このたび「ギャバホイ」に改名しました。(住民票の記載に変更はありません)

以前にも「顔面ちゅうか街」「民族亭大移動」と名乗った時期もありました(手元に民族亭大移動の名前シールまだあります。ワタシ ワスレナイ)

もともとギャバホイというのは
自身の芸風が

起承転結

ではなく

起転転転

であり、一貫した芸風がなく バラエティーに富むがゆえに、お客様が「夢を見ているよう」と形容して下さることから (黒澤明さんに見せたかったなぁ)
もはや

「コント」とは言えない

と思ったきっかけで名付けた造語です

末尾の「ホイ」の軽やかさの“抜け”によって

「お笑いをスポ根にするな」

推進派としての抵抗を見せられたかと

なので 今回の改名というのは

いわば芸名を

「漫才」

にしたようなものです。
それを いち早く体現した まん☆だん太郎さんて凄ぇやと思う常日頃(“今日この頃”の最上級)

今回の改名のきっかけとしては 今年行った月2回単独ライブで

授かりもの

を見つけたところが大きい と思います。

授かりもの に関しては もっとさかのぼらせてもらいますね。

転勤がえげつなかった少年時代を送っていて その不満をかなり早め(8才)に親に相談したところ 秒で平謝りされてしまい

「これ自立しないとダメだわ」

と一念発起しまして
グループ登校の際の印象づけ として そもそも

エピソードトークの引き出しもない年齢

先生モノマネのリサーチもできていない状況
の僕ちゃんにできることは

オリジナルの続き物の話

という 今やっている即興ネタの原型みたいな事でした。

登校時のみならず 下校時まで話を聞きにきてくれる他のクラスの子などもいて 話がのってくると まっすぐ家に帰らず公園に立ち寄って話したりしていました。(ハーメルンの笛吹き漫談バージョン)

芸人になってからも 当時の芸人仲間が 市井紗耶香さんの大ファンだったことから

結果的に市井紗耶香さんとハッピーエンドになる話

というのを 紙パックの1Lもも水 飲みながら話してあげてたと思います。

僕ちゃんを含め 創造力のある人間 が最も注意しなきゃいけないのが

ネガティブな創造力の膨らみ方も天井知らず

という事です。

芸歴24年目にしてテレビ出演4、5本で営業経験も同じくらい 学園祭に関しては0
これは そもそも幼少期に 近所の空き地に不法投棄されていたブラウン管テレビに石を投げたりしていた祟りではないかと思ったりする始末

そんな 行っては行けないネガ思考爆弾だらけの僕ちゃんなので

イマジネーションをネガ方向に進めず
常にネタの事を考えていられる状況を保つ

という裏テーマと 業界へのアピールのためスタートさせた月2回単独ライブ

中6日で次の回 といったスケジュールの中
総白髪の座り目 とかになってしまうのかしらんと思っていました。

ですが
終演後のふわふわ握手会や6月後半から受付も自身でするようになってお客様と直接お話しするようになり

自分の中の 定食屋の女将さん的アットホーミビティ(そんな言葉ない)に気付いたり
「東京から引っ越す最後のライブがこのライブで良かった」と感謝して頂いたお客様のおかげで
ひとつひとつのライブを とびきり楽しくする使命感 というものにも気付かせて頂きました。

それらが

背中を押すプレッシャー(「背中を押す」って 表現は実際されたら怖いことなので)
ではなく

どこぞの惑星の宇宙巨大綿毛が胴上げのように僕ちゃんを押し上げてくれたおかげで 学園祭の前日のウキウキ感のごとくネタ作りが続けられた1年でした。

そして
この1年のおかげで 将来の夢というものができました。(ここから先ずっとキラキラした文面つづくよ)

それは
常設小屋で毎日単独ライブするおじいさんコメディアン
です。

そしてこの1年の単独ライブでの即興ネタで
その場でネタをどんどん作ることができる という 授かりもの を出し惜しみしちゃいけないとも思い立ちました。

「レオちゃんのあのネタおもしろい」
ではなく

ネタを産む「畑」そのもの を絶対的に耕していこう

と決めました(野球やってなかったから農耕例え)

そういう もろもろがあり 芸名を 自身の芸能ジャンルの名称にしました。

そして、出演するネタライブで同じネタはしないという試みもスタートさせました。
ゆくゆくは、その場で前列のお客さんからキーワード貰って すぐネタこしらえる みたいな事も やっていきたいです。

38年前
石を投げたブラウン管の破片から飛び出してきて幼年期の僕ちゃんに寄生してきた宇宙生物の名はギャバホイ

(もはや完 じゃなく 綺麗)






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