タトゥーにモヤモヤする理由

別にわざわざこんなこと書かなくても良かったんだけど、今回のタトゥーの件でなんとな〜くモヤっとした気持ちを自分で整理したかったから書いてみただけです。勝手な主観や間違った情報もあると思いますが、あくまでただの独り言なので適当に流して忘れて下さい。
*めちゃくちゃ長いし、本論はかなり下の方です。

突然だが、私は大手のKドル(になる予定の?)グループにハマりやすいらしい。

YGの稼ぎ頭のBIGBANGからKドルにハマり、同時にFNCの稼ぎ頭のCNBLUEにハマった。
両者は全然系統は違うし、そもそもアイドルとバンドという決定的違いがあったが、どちらもそこまで人気が高いだけの実力と魅力があった。私を含め多くのファンを付けたことが、それが伊達ではないことを証明するだろう。

EXOも同じだ。優れたビジュアルを兼ね備え、且つ高いパフォーマンス力とハイレベルな楽曲を見せられたら逆にハマらない理由がない。

そうこうしていつの間にか私の推しグループはBIGBANG・CNBLUE・EXOと三大ケーポグループというなんともその辺のミーハーと同じような推し具合になってしまった。(ガチだったけれども)

しかし、今の私が本気でハマってると言えるほどの推しグループはEXOだけである。

この理由ははっきりしている。
結論から言うとBIGBANGもCNBLUEも売れて人気が出た後暫くして、私がハマった頃と変わってしまったからである。私がハマった理由の原点が無くなってしまった、もしくは薄れてしまった、からである。

BIGBANGはまず、私が本気でハマったのは2008.9年辺りで、丁度BIGBANGが日本で初めて爆発的に売れ始めた年である。
当初からBIGBANGは既存のアイドルとは違うファンキーでちょいワル(死語)なイメージがあったため、熱愛とかタトゥーとかそういうスキャンダルだけではファンとしての気持ちは変わらなかったし、とにかく曲のクオリティや音楽性の高さ、アイドルというよりアーティストとしての意識の高さに惚れていたのでその面が崩れない限りは多分推していたと思う。

今も音楽性が薄れたとは思わない。昨年末のアルバムもジヨンのソロ曲も好きだから聴く。
でも聴くだけである。
その辺のミーハーと変わらないくらいになってしまった。

それは売れるにつれてアーティストとしての意識の低さが目立って来てしまった事が大きく関していると思う。
アイドルは1人の人間であると同時に、大勢の人の前に立つ者である。
大勢の人の前に立つということは、マナーを守るということは当たり前である。
マナーを守るというのは、法を犯すことはもちろん、キャバクラ等でわめき散らす行為は反している。
これらが冷める決定打であることには間違いないが、それより以前からジヨンの堂々とした喫煙も私は歌手として喉や肺活量は大丈夫なのかな(元々声量ある方ではないし)と気になっていたし、(ビックアイドルはストレスもすごいあるからタバコくらい吸うこともあるだろ!という意見も分からないわけではないが)明らかに熱愛してるのに(パパラッチされすぎなのに)それでも公式発表せず、うやむやにするくらいならもっとちゃんと隠してやれ、と思っていたので、まぁモヤモヤが積み重なってって極め付けにドーンとヤバい事件来たって感じで本気では追わなくなった。

私は厳しい練習生時代を乗り越え、人にも自分達にも厳しく、努力でヒットさせていき、アイドルよりもアーティストとしての意識が高いBIGBANGにハマったのに、売れてお金に余裕ができ、事務所からも大御所扱いされるようになるにつれて、行動も大きくなっていってしまったことに失望してしまったのである。

CNBLUEは、もうそれはBIGBANGよりも重くハマっていたし、思い入れも深い…
私事であるが、手術を要する大怪我を負い(しかもその前に別の大怪我で1年半の手術とリハビリが終わった直後の2回目の大怪我だった)、かなり精神的ショックを受けたからこそ大好きなCNBLUEが見たい、ライブに行きたいと無理やり車椅子で行かせてもらい、ライブ中に推しのヨンファと握手をさせてもらう奇跡もあり、人生的に勇気付けられて、他にも沢山良い思い出が多いのに…まさか冷める時が来るとは思ってなかった。
やばいこれ書きながらでも泣けてきたわ…
自分が今推していないことが寂しい、いや悔しい。本当はもっと推していたかった…

CNBLUEは多分私が人生で最初で最後のハマれたバンドだったと思う。

CNBLUEが気になったきっかけは母に山P似のイケメンがいると紹介された時からだったと思う。(今思えば昔の髪型くらいしか似てない)
どっぷり入り込んでしまったのはやっぱり高い歌唱力と曲のセンスの良さ、そしてジョン・ヨンファの音楽家としての優れた才能があったからである。

デビュー曲であり大ヒットした「ひとりぼっち」を始め、どの曲も一世代前のバンドを思い出させるようなロック曲が多く、(現にファンもビートルズやボンジョビが私の青春でした世代が多い)だからと言って古臭いわけではなく…平凡で評論家でもない私ごときがうまく説明できないが、とにかくヨンファの天才的な音楽家としての才能がすごい。ライブの即行ソングやアレンジからしてもわかるし、CNBLUEの曲は9割彼が作っている。それに加えジョンヒョンの唯一無二の美声は誰にも真似できない。
全員180以上、イケメン、曲がタイプ、もうこの三拍子揃えば私がハマらないわけないのだが、何よりもロックしてるCNBLUEがひたすらにかっこよかった。ギタードラムベースボーカルの4つが暴れていて且つまとまっているあの感じが好きだった。ロックなバンドしている時の彼らが1番かっこよかった。

だがCNBLUEは曲の系統を変えてしまった。と私は感じた。
時代の流れもあるのかもしれないが、ある程度の地位が確立して、余裕も出てきたヨンファの音楽家としての向上心から来たのかな?と思う。
シンセサイザーな曲(?)というか、機械音(?)を取り入れる曲が多くなった。
あとロックをしなくなってしまい、ゆったりした曲が多くなったと思う。
暴れなくなってしまったのである。

ヨンファがギターを持たない曲が出始めた頃から少し、ん?と思い始めていたが、極め付けは
去年の春の最後に行った武道館のライブである。ダンスグループでもないのに、超凄い振り付けでもない微妙なワンフレーズのダンスをヨンファから始まって全員それをドヤって永遠にリピートして踊られた時は正直固まった。
その時間あればロック三曲できたじゃないか!って思ってしまって(体感15分くらいそれやられた気がした)(彼らもそろそろ歳なのかもしれないが)、それ以後も出る曲があまりしっくり来なくなり、FCもやめ、ついにライブも行かなくなってしまった。

そんなこんなで私のオタ歴をどえらく長い事語りましたが、要は何が言いたいかと言うと、「私がそのグループにハマった原点が根本的に変わってしまった」という事が双方のグループに対して冷めていった共通する原因である。

同じような大御所のアイドルでも、EXOがなぜ前代未聞なレベルにまで売れたかと言うと、それは5年経った今でも昔と変わらないからである。
スキャンダルは山程ある。脱退者3人も出すわ熱愛出すわ…でも不動の地位にいるのは残っているメンバーのアイドルとしての姿勢と音楽性がデビューしてから今日まで不変だからである。
EXOの本当にすごいと思うのは地位も安定してきて、事務所の中でもここ最近は1番の稼ぎ頭であるにも関わらず、驕らない態度である。むしろ一人で引きこもるのが好きだったり、意外と少食だったり(これは余談)、下手な男の子よりも謙虚気味な感じが私的に好感であり、それが王者の地位を確立した五年経った今でもファンに「どうせ彼らは売れるよ」ではなく、「私たちが支えてあげなきゃ」と思わせてしまう心理操作なのかもしれない。

基本的に前出の2グループのように売れてくると何かが変わってしまうことが多いと思う。
世間が「何事も出始めが良い」と言うこともなんとなくわかる。

その中でEXOは(私のエゴフィルターがかかっているかもしれないが)今でも新しい可能性を見出し、今でもワクワクさせてくれることに感動する。
それでいて昔となんら変わらないのである。
1つのストーリーに全てを絡ませることで音楽性を不変にするの事務所の戦略も上手い。

だから私はEXOが好きだ!!

とここで切りが良さそうだしそろそろ独り言なら終わってくれって感じだけど、ここからタトゥーのモヤモヤする原因について本論書きます。

まず、私はタトゥー自体に関しては本当に賛否どちらでもない。
タトゥーを全身に入れるのはあまりセンスが良いとは思わないが、耳裏や足首などにワンポイント入っていたりするのを見るとオシャレだな、と思うし、私も入れてみたいなとかる〜く思うことはある。
でも世間は間違いなく刺青をプラスとマイナスどちらかのイメージに分けるとしたらマイナスである。
これは仕方ない。昔の罪人への印という習慣から来たものであるから。
おかげで温泉やプールでは風紀の乱れを危惧し、今は罪人ではない普通の人が刺青を入れる時代であるが刺青がある人への規制があるところが多い。

まぁタトゥーは一生残るわけだから適当なものではなくそれなりに意味深いもの且つデザインが飽きがこなく且つオシャレで人とかぶらないものっていうと中々思いつかないし、私の人生まだそんな意味深いものに到達するまで至ってないので彫りたくても彫れないが、彼は音楽を一生やりたい、という強い信念が既にあり、今日まで音楽界で活動してきてそれなりの覚悟と自信ができたからこそ彫ったのだと思う。一種のけじめみたいなものであろう。もちろん憧れもあったと思うが。

入れなくてはいけないものではないし、余分なものといえば余分である。EXOのストーリー上邪魔になるかもしれない。チャニョルのキャラとタトゥーの世間的イメージがマッチしていないかもしれない。
それでも彼は入れた。それほどまでに音楽を好きでいるということがわかった。
多分ここまでは多くの人も理解していると思う。

ではなぜモヤモヤするのか。
それは先程タラタラと語ったことと少し近いと思う。
EXOは、チャニョルという人間は、ある程度の地位が安定して、余裕が出て来たということだ。
私達がハマった頃のまだ少年であったチャニョルから成長してきた一種の分岐点なのかもしれない。(大袈裟かもしれないが)

今までもチャニョルはタトゥーシールは沢山やった。
その時は殆ど批判の声はなかったと思う。
それはデザインが良かったからとかでは無く、タトゥーシールなら一生ではないと安心していたからである。
ずっと大事に腕の中で育ててきたかわいい我が子がいつの間にか自立していて親元を巣立つ感じに似ている?

タトゥーシール:あってないようなもの=まだ純粋な子よ、私達がこれからも育てなきゃ

タトゥー:もう大人な証=親の元を急に離れるなんてさみしいし悲しい。けど、私が大好きな子だからこそ、私が大好きな子が大好きなことを全力で頑張って欲しい。

そんな感じな気がする。

「ジャスティンやジヨンがタトゥー入れてるから/増やしたから私は嫌い」みたいな理由で彼らを嫌悪する人はいないと思う。
チャニョルはタトゥーを入れ始めた段階だからこそファンは突然のチャニョルの変化に戸惑ったんだと思う。

ただここで上手く転ぶかどうかは今後次第かなと思います。ジヨンはもともとタトゥー人間だったのでタトゥーでどうこう思うこともなかったですが、入れてなかったチャニョルが今後タトゥーをまた増やしていくのか/どのように増やすのかと、その後の活動姿勢が大事かな思います。

タトゥーのこと整理しようとしたら自分のオタ歴整理から始まってしまい、結局まとまってるのかもよくわからない長すぎる独り言になってしまいました。
もしも最後まで読んでくださった方がいましたら大変貴重なお時間頂いてしまい、失礼しました。

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