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誰を守るのか?自分の顔?

息子の財布が盗まれた。
学校でね。
しばらく前の出来事なんだけれど
もやもやしたので書いてみることにした。

結局ね、守られるのは誰なのかという話。

防犯カメラで発覚したのか?
犯人はその数日後に見つかったの。
だったら謝罪しろ!!

って思っちゃうんだけど、
ほら、ひと昔前なら日本でも喧嘩して
怪我させちゃったらその日のうちに
相手の家に謝罪しに行かされた

なんてのはフツーにあった気がするのね。

財布から現金だけ抜かれる、
ということは割と頻繁にあったみたいなんだけど、
財布自体も盗まれるということは
稀だったようで・・・

それはこちらにも非がある。
というのも、父親が誰かにもらったけど
使わないからとその辺に置いておいた
なんだか高いらしいブランドの財布を

「軽くて使いやすいから」
というだけの理由で使ってたのよね。

まず、はっきり言っておこう!
そんな高価なものは
学校に持って行くべきではない!!

結局学校側は
入っていた現金と、
IDカードなどの再発行にかかる費用、
それとフツーの財布代として
無難な金額を提示してきた。

犯人は息子がそんな高価な財布を
使っていることを知っていて、
計画的に犯行を起こしたのだろう。
高価な見た目の割に
中身の現金が少なくてガッカリしたかもね。

犯人は生徒だった。

でもその犯人の名前は明かされていない。
プライバシーだからという理由で。

え??

向こうはこちらの個人情報持ってませんか?
こちらが逆恨みされる可能性だってある。

なんで加害者が守られて
被害者は無防備な状況に
置かれたままなんですか?

学校は何を守りたいのですか?
評判?
犯人の親に何か権限でもあるのですか?

犯人の親は自分たちの名前を守り
のうのうと暮らし、
犯人の子供は罪を償うこともなく
何ごともなかったかのように
権力で悪事だってもみ消せちゃうことを学び、

ろくな人間に育たないじゃない??

いやぁ、苦い経験した・・・

って本人が忘れないくらい
印象に残るぐらいになってこそ
自ら改心しようって気になるんじゃないの?

加害者のプライバシーを守るのは
悪事を働いたということで
学校中の評判になって
その子が非難されることを防ぐため?
違うよね。

非難するんじゃなくて
まずは非を本人が認めて
相手に潔く向き合うのが
第一じゃないですか?
恥ずかしい思い、しなさいよ!!

そして今後そういうことが起こらないように
家庭や学校で教育していくのが
よりよい社会にしていくための
第一歩なんじゃないのかなぁ??

都合の悪いことには蓋をする・・・

それって解決にはならない。
なにかが明らかになっても
それぞれの都合に合わせて
うやむやにして隠し続けて
時が経つのを待つ。。。

しかしさぁ
そんなんで自分の外向きの顔は
守られるのかもしれない。
だけど奥の奥の自分は
結局満たされないままじゃないの?
だからまた同じことを繰り返すんだよ!
本当の自分は守られてなんかいないよ。
自分が自分をないがしろにしちゃってるんだよ。
かわいそうな人・・・。

親だって子供を守ったわけじゃない。
自分だよ。
面子ってやつか。
子どものこと、本気で考えてる??

さてと、じゃあ、そこから何を学ぶのか?

こういうおかしな世の中を
少しずつでも変えたいな。

写真:ゴールドのとかげ

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