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カカオ豆からチョコ作りin府中

世界青年の船 の同期が府中市NPOで頑張っていて、
カカオ豆からチョコレート作りイベントin府中
の機会を頂きました。

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素敵なチラシを作って頂き感謝感謝でした...

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この日参加してくださったのは、主に府中市民のみなさま、子供からおばあちゃままで、幅広い世代が集まってわいわい開催しました。

①カカオ豆が日本に来るまで ーインドネシアから日本ー

まずご紹介したのが、誰もが口にするチョコの原料カカオ豆はどこから来るのか。ガーナやコートジボワールなどアフリカ、中南米、ベトナムなど東南アジア、太平洋の島々など、様々なところでカカオ豆は作られます。私が知っているのはインドネシアの島のあくまで一例です。

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②実際にチョコ作りをしてみよう

カカオ豆が日本に来るまでを紹介した後は、
実際にチョコ作り。
今回は、焙煎されたカカオ豆を使用しました。

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京都のチョコレート専門店ダリケーのローストカカオ豆
100g / 1,200yen + tax
https://dari-k.shop-pro.jp/?pid=32296683

まず殻をむいていきます。
ぜひひとつ食べてみてください。
「これがチョコになるの?」
「ナッツみたい、美味しい〜」
と驚かれるのが嬉しい...笑

すり鉢ですりつぶします。
滑らかになるまで根気よく....

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結構時間がかかります。
ひとりですると心が折れそうになります笑

ユーチューバー seikin さんのカカオ豆からチョコ作り動画をぜひ。
https://www.youtube.com/watch?v=1Ebd_N03yXM

なめらかになったら、お砂糖を入れて甘さをつけて。

チョコレート菓子のマンディアンイメージで、
お好みでナッツやドライフルーツをのせて。

本当にシンプルなチョコレートの完成です。

マンディアン(mendiants)
薄く伸ばしたチョコレート生地の上に、ナッツやドライフルーツを乗せたもの。マンディアンという単語、実は、元来「修道士」を意味するワード。これは、チョコの上に乗せられたナッツとドライフルーツ(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ドライフィグ=いちじく、レーズン)の4色がそれぞれ、4つの托鉢修道会(ドミニコ、カルメル、フランシスコ、聖アウグスチノ)の修道士の服の色にちなんでいることが由来なんだとか。
(出典:https://chocolate.bishoku.info/glossary/mendiants/)

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カカオ豆をむいた時にでたカラは煮出してお茶にしました。
「さっぱりしてて飲みやすい、クセになる〜」と好評でした〜!

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たくさん質問を受けて、メモを取っていただき嬉しかったです。

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③私がワークショップを開催する理由

チョコを冷やしている間は少し、お話タイム。
「なぜカカオ豆からチョコ作りワークショップを開催しているのか」

ワークショップを開催するようになったきっかけは、
インドネシアのカカオ農家がチョコを食べたことがないということでした。
(正確には、スナック菓子のチョコは食べたことがあるけれど、自分のカカオ豆がチョコになっていることをきちんと理解した経験がない)

でも日本をはじめとした先進国と言われる国を考えてみると、私たちもチョコが出来るまでを、知らなかった。だから、生産国側、消費国側どちらでもチョコ作りを開催してきました。チョコという身近な食べ物が出来るまでを知ることで、「ほかの食べ物やものごとの裏側にも目を向けて見よう」。

カカオは熱帯・亜熱帯地域でしか取れないので輸送によるCO2排出量が多く、チョコが出来るまでにお水もたくさん使います。
だからぜひ、大切に食べましょう。もちろん、他の食べ物や洋服にも。すべてのことに目を向けられたらいいなと思っています。

④おまけ

▼Bean To Bar チョコレートメーカー
良く聞かれるので日本のメーカーを中心に書いてみました。
*独自のおすすめです
*おすすめ理由はそれぞれ違います
*ミルクチョコはあまり食べません...

・DariK (ダリケー)@京都
インドネシア産カカオを現地で契約農家さんと栽培・発酵からこだわったカカオで作るチョコレート。フレッシュさを活かしたい、と従来のBean to **Bar (板チョコ) **ではなく、生チョコレートを中心としたチョコレート展開です。

・Minimal (ミニマル)@東京
世界各地のカカオ豆から板チョコを作っているお店。savoryの味が好きで良く食べています。デザインも素敵で、最近はガトーショコラのお店も始まったよう。代表山下さんのnoteもぜひ。

・ダンデライオン@東京
アメリカサンフランシスコ発のチョコレートやさん。おすすめ理由は、誰でもチョコが出来るまでを見学できちゃうin浅草。先日松屋銀座のバレンタイン催事で ニブミルクソフト(ミルクの中にカカオ豆を入れたアイス)を頂きました。美味しかった。

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・Bonajuto (ボナイユート)@イタリア
乳製品を使わないチョコレート屋さん。とても稀少なカカオニブをジャスミンで香り付けをして作ったチョコを食べた時に惚れました。最近はカルダモン入りのチョコ。ザクザク系が好きな方におすすめ。

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・Pump Street Bakery @イギリス
パン屋さんが作るチョコレート。パン粉と塩が入ったチョコが1番のおすすめです。

日本にも、世界にも数え切れないほどたくさんのbean to bar ができました。
私はどうしても、インドネシアのカカオ豆やコーヒーに慣れ親しんでいるので、インドネシア(や東南アジア)産がお気に入りになってしまうことが多いのですが...新しいところの新しい味もいつも興味深く楽しんでいます。
みなさんもぜひお気に入りを探してみて〜

(そして小声)
カカオばかり追いかけていた私は、チョコ業界詳しくはなく、もっと素敵で素晴らしいブログがたくさんあるのでチョコ好きのみなさんの紹介をぜひご覧ください。

読んで頂きありがとうございました〜!



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