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計画停電と人々のくらし
今年のヤンゴンの計画停電は例年以上に酷いらしい。
私が6月上旬に到着してから、毎日2時間の計画停電が続いている。
ヤンゴン内で地区を分けていて、Aグループは今日は6-8時。Bグループは10-12時と事前にメディアでアナウンスされている。
予定時刻になるとぴったりに消されて、
終わるとパッとつけられる。
私が働いているNGOのオフィスでは電気が戻ると、
やった〜
とみんながそれぞれ小さく喜ぶ。
毎日のことだけど、暑い中、暗い中仕事を進めるその2時間は(特にランチ前だと…)と捗らない。
その分、
付いたときは嬉しくなってしまう。
大きなホテルやモールは、ジェネレータがあるので計画停電はま逃れる。
つまりお金があるひとは他の手段で影響を小さくできるのだ。
働くオフィスでも、小さなジェネレータがあり、状況をみてジェネレーターを動かして、ボスの部屋の電気と、wifiだけをつけている。
計画停電をしなくてはならないほど電気が足りないのは、以前政府が再生可能エネルギーに舵を切ろうと理想を掲げすぎたことも関係しているらしい。
ヤンゴンはミャンマー最大の都市で、人口は750万人富裕層は日本よりもお金持ちらしいけど、市民の暮らしはまだまだ発展途上。その一方で平均年齢29歳というこの国は、娯楽需要が高まっていて、ショッピングモールなどの遊び場も供給が足りていない。
今後も増えつづける電気需要に
どう対応していくか。
適切なアナウンスで
無駄な消費を減らすこともできそう。
130以上の多民族国家
中国とインドという大国に挟まれる
資源豊富な国
計画停電だけでなく、
課題は多いけど、
たくさんの文化と歴史を持ち
若くエネルギッシュさが溢れる
ミャンマ〜〜
1週間が経ち、好きになりつつあります。
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