【スタマイ】『S&Nの1week』について

この記事はスタマイ5周年イベントのイベントストーリー『S&Nの1week』についての記事です。
イベントマップストーリーや一部のログストにも少し触れる部分があります。
ネタバレになりますので未読の方はご注意ください。

このイベントストーリーを最初に読んだ時、うまい組み合わせになっていると感動しました。
今大路(ISTP)&九条(INFJ)、夏目(INFP)&カナメ(ISTP)、渡部(ESFJ)&新堂(ESTJ)、関(ISFJ)&新堂(ESTJ)、そして由井(INTJ)&桐嶋(ESFP)についてみていきたいと思います。


今大路(ISTP)と九条(INFJ)の関係

今大路(ISTP:TiSeNiFe)
九条(INFJ:NiFeTiSe)

パン屋で偶然一緒になったころから縁は始まります。この二人の共通点は『食の好みが似ている』です。
活性化関係であり、二人ともβクアドラに属します。
活性化関係は名前の通り、お互いに良い面が引き出されます。急速に仲も良くなることが予想されますが、この関係には欠点もあります。お互いエネルギーが引き出されすぎてガス欠になってしまいがちです。ほどほどの距離感の方が継続して良い影響を与え合えるでしょう。
九条と今大路は食を通じて仲を深めました。性格タイプの性質上、お互いに足りない部分を埋めるられるのが理由です。最初に今大路が(借りを作りたくないという理由で)パンを譲り、それに対して九条は今大路が欲していた『アメリカの甘さを持つパン』を提供しています。こうしてお互いに相手に必要だと思われるものを与え合った形となりました。


夏目(INFP)とカナメ(ISTP)の関係

夏目(INFP:FiNeSiTe)
カナメ(ISTP:TiSeNiFe)

青山も一緒に居ましたが特に共通点の話にはならなかったので一旦割愛します。夏目とカナメの話です。この二人の共通点は『プログラミング』です。以前のイベントマップストーリーでもちらっと触れられた部分ですね。
実は夏目が日向と同じタイプになりますので、二人の関係も同じ超自我関係です。
超自我関係ですから類似性は低いです。双対関係のような『全然違うのに何故か噛み合う』ということは起こらず、『共通の興味の箇所だけ噛み合う』ということになります。
実際この二人はプログラミングの話しかしていません。やれやれと一歩引いた立ち位置にいるという点では似ていると言えるんですが、おそらくそれはそれぞれが所属の中で末っ子であり、内向型かつ柔軟型だからです。
日向とカナメの関係とは違い、夏目とカナメは歳の差があります。自分が年上と自覚している夏目が気遣いつつ接することになるので、あまり喧嘩には発展しないでしょう。


渡部(ESFJ)と新堂(ESTJ)の関係

渡部(ESFJ:FeSiNeTi)
新堂(ESTJ:TeSiNeFi)

共通点は『海外』のお二人です。
二人ともエピメテウス型(SJ型)ですね。協力関係になります。
距離が近くなると不和が生じる関係のため、少し離れた状態だといい関係を構築できる関係です。
今回はバーで一緒になって話をして、ということでしたので距離のある関係ですね。両者大人ですし、適切な距離を保ったまま情報を交換できているので協力関係として理想的です。
酒の飲み方に関しても、渡部が下戸であることを知ってその上で提供できる最善の案を新堂は提示していました。


関(ISFJ)と新堂(ESTJ)の関係

関(ISFJ:SiFeTiNe)
新堂(ESTJ:TeSiNeFi)

共通点は『お酒』です。
この二人の関係は管理関係です。今までのコンビは対象な関係でしたが、こちらは非対称な関係です。管理する側が新堂(ESTJ)で管理される側が関(ISFJ)です。新堂の主機能Teは関の弱点機能を刺激しますが、関の主機能Siは新堂にとって補助機能なのでダメージはありません。
とはいっても顔見知りだから一緒にお酒を飲んだ、というだけですので別段険悪な関係にはなりませんでした。そもそも今回の話で新堂は主機能Teを使う機会がなかったので。


【番外】青山(ESTJ)と宮瀬(ISFJ)の関係

今回特に関わりがなかったこの二人の話も少し触れます。
最終話で話しているのが、青山とカナメ、今大路と宮瀬なのでそちらで関係性を見るという視点もあったのですが、共通点が具体的に挙げられていなかったので青山と宮瀬のコンビをピックアップすることにしました。今回のストーリーでは言葉を交わしてないんですけどね。
この二人の関係も関&新堂と同じで管理関係です。管理する側が青山、管理される側が宮瀬です。
このストーリーの中では直接対話はありませんが、カナメを介して料理本が青山の手に渡っています。
この二人に関してはもはやおなじみの共通点ですね。料理です。人の食管理というのは素直に考えるとSiを使用したものになりますので、共通点としてふさわしいでしょう。
ですが二人の関係性は関&新堂の項目でも書いた通り、非対称で宮瀬がしんどさを感じることになるコンビになります。


由井(INTJ)と桐嶋(ESFP)の関係

由井(INTJ:NiTeFiSe)
桐嶋(ESFP:SeFiTeNi)

今大路が「どちらかと言えば、正反対な気もしますけど」と言っていたように、確かにこの二人は正反対です。ですが双対関係であり、同じγクアドラの所属になります。
共通点は『ゼックスメン』でした。
双対関係なのでこの二人が仲良くなるとお互いの足りないところを補い合う関係になります。
今回のイベントストーリー内では最初に話題になり最後に交流が設けられていることからも、この二人の関係性が一応メインであると言えるでしょう。
同じものを見ていても全然違う気付きを得る二人です。自分では考えつかなかったけれど有用な考え方を相手から得られます。
今回登場するコンビの中で双対関係に当たるのは由井&桐嶋のコンビだけなので、このコンビを『正反対だけど似ている』としたのは本当に感動しました。

話は逸れますが、イベントマップストーリーで由井がプールに飛び込んだシーンがありました。あの『結果に向かって一直線』なところはNi-Seを使用する人間の行動だと感じました。(早乙女も物事は最短距離で進めるべきだと言ってましたね)
これは私の想像ですが、同じ状況になった時桐嶋も飛び込むと思います。違いは桐嶋は服を脱がないだろうという点です。由井はプールから上がった後のこと(未来)まで考えて服を脱ぎますが、桐嶋はNiが劣等機能なのでそこまで考えません。あともしかしたら補助機能にFiがあるので玲がいることにより羞恥心で服を脱ぐ躊躇いが生まれるかもしれません。


まとめ

タイトルになっているSとNというのは磁石を指しているのはストーリーを読めば分かることですが、今回取り上げられた中で一番メインのコンビが桐嶋と由井の双対関係なので16タイプのことを指しているように思えましたね。完全に思い込みではあるのですが。
ストーリーの最後の方で玲がみんなを繋いだとなっていましたが、彼女はおそらくENFJなのでその通りだと思います。それと同時に、ENFJの双対に当たるISTPのカナメが青山と宮瀬を繋いだ点も評価されるべきだと思っています。初期のカナメならそんなことをしなかったでしょうが、玲の影響を受けたカナメがそのような行動をするようになったので、玲とカナメも似た者同士に近づいたのではないかなと思います。

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