【スタマイ】服部、神楽で見るISTJ

ISTJの使用機能（かっこ内はソシオニクス名）

※超自我とイドはMBTIでの説明はない機能なので機能名がありません
＜自我＞
主機能（主導機能）
内向的感覚：Si
補助機能（創造機能）
外向的思考：Te

＜超イド＞
代替機能（出動機能）
内向的感情：Fi
劣等機能（暗示機能）
外向的直観：Ne

＜超自我＞
（役割機能）
内向的直観：Ni
（弱点機能）
外向的感情：Fe

＜イド＞
（無視機能）
外向的感覚：Se
（論証機能）
内向的思考：Ti

服部耀

主機能Siは自分の経験やマニュアルへの信頼を強くします。また、補助機能であるTeで合理的な判断を下します。
一見規格外の人物に見える服部ですが、実は組織に対しては従順です。なんだったら玲の方がずっと従順さはないです。メインストーリーのseason2ではっきりと描かれていましたね。玲は表立って上官である服部に逆らいますが、服部は上手いこと上層部をたしなめます。存在感はありますが、服部はあまり我が強いタイプではありません。
服部の特技であるプロファイリングは、主機能Siによる膨大な知識量がものを言った結果でしょう。さらに補助機能Teによって合理的に処理されるのでかなり精度も高いです。

代替機能であるFiは好き嫌いで物事を判断します。代替機能ですので、使用しすぎるとTeが抑圧されて不健全な状態になってしまいます。
服部がFiを使用していると感じる場面としてよくあるのはお昼寝ですね。あとは食事であんパンと抹茶ラテを気に入って何度も飲んでいたりするところです。メインストーリーにおいて伊田を慕い、軽蔑することになったのもこのFiが作用していると感じます。

劣等機能にNeを持つため、ISTJは想定外に弱いところがあります。
服部は想定外に弱いでしょうか？おそらく弱いのでしょうが、主機能Siによって蓄積された知識や経験が想定外を作らせません。また上記でプロファイリングについて触れましたが、このプロファイリングはTeのみに支えられているのではなく、劣等機能Neにも支えられていると考えられます。蓄積されたデータが適切にNeで処理されているため高精度なのです。

神楽亜貴

過去を大切にしたり、高い忠誠心を発揮したりするのがSiです。神楽は幼馴染である槙をとても大切にしています。そして桧山も、言い合いはありますが羽鳥のことも大事にしています。一緒にいられる時間が永遠に続けばいいと本心では思っています。代替機能にFiを持っていることで、同じくSiを主機能に持つ槙よりも感傷的なところがあります。
補助機能のTeが作用しているため、物事をはっきりと言います。そのため性格が結構きつく見えてしまいます。けれど間違ったことは言っていません。SiTeですのでデザイナーとしての、経営者としての仕事には真摯に取り組みます。

代替機能Fiがあるため自分の感情を把握することができます。ただし素直に表現することは出来ないのでツンデレになりがちです。
対ものに対しては素直ですね。自分の好きだと思う家具やブランドを把握して選ぶことができていますし、なにより「良い」と感じるものが分かるからこそデザイナーとしての仕事が成り立っているわけです。ただし対ひとになると素直になれていません。とくに玲に関係すると素直ではないです。

Neが劣等機能であるため慣れないことや経験のないことには弱いです。
御曹司の神楽は庶民の食べ物を食べることが苦手です。それはSiで積み重ねてきた食べ物とは違うものになるので、受け入れることができないという理由です。しかし劣等機能の面白いところでもあるのですが、苦手ではあっても他人の手を借りて補われると、意外と好ましく感じることがあるのです。そのため最初は拒絶していたものでも、一度受け入れると気に入ってしまうということがよくあります。

まとめ

服部の性格を考えると、N型と一瞬錯覚するなと思いました。先を読む点でNi主機能にも見えそうなのですが、Niがあるともっと夢や野心・野望が出てくるので（INTJ：由井、ENTJ：早乙女）、やはり服部はISTJだなとなりました。神楽と比べて服部の方がより成熟したISTJに感じられます。劣等機能Neを非常に器用に使えているため、N型に見えるのかと思います。
神楽の方も過去にはINTJと悩みましたが、今回はESTJと迷いそうだなと思いました。なぜなら過去に生徒会長をやっていたりとリーダーシップがあるからです。ですが、人に対して働きかけをすることが一番の目的ではなくて、自分のしたいことのために人を使うことがある、というぐらいなので内向優勢です。