Twitterに収まらなかったヒーローへの思い

こんにちは。みんです。
いつもTwitterでうるさく応援している阪神ファンです。
好きな選手はたくさん、いわゆる箱推しというやつですね。

noteは初投稿です。試合のことを書きたい衝動だけで今書いてるので今後続くのかは不明です。文を作るのも苦手なんで(笑)

今回の話題は、5/3に甲子園で行われた中日戦についてです。阪神タイガースは2回に一挙6点を先制される苦しい試合となりましたが、リリーフ陣の踏ん張りと打撃陣の奮起で大逆転サヨナラ勝ちを収めました。

試合を決めたのは、8番セカンドで先発出場した木浪聖也選手!5打席のうちサヨナラヒットを含む3安打4出塁の大活躍でした。私は劇的勝利に感情が昂ぶるのと同時に、どこかほっとする部分があったのです。

木浪選手は2018年のドラフト3位で阪神タイガースに入団。2019年のオープン戦でヒットを打ちまくり、開幕戦は1番ショートで先発出場。華々しいプロ生活のスタート!と思いきや、なかなかヒットの出ない日々が続き、18打席目でようやくプロ初安打。その後近本選手とキナチカコンビで活躍しましたが、タイトルホルダーになった近本選手とは対照的に打率.262でリーグ最多失策と少し寂しい結果でシーズンを終えました。3年目には新入団の中野選手がショートレギュラーとして台頭し、出場機会が減少、なかなか活躍できないシーズンが続きました。

そんな中で迎えた2023年シーズン。中野選手のセカンドコンバートにより小幡選手とのバチバチのショート争いが幕を開けました。木浪選手がオープン戦で見せた引き締まった顔つきには覚悟あるいは悲壮感すらあったように見えました。しかし、開幕ショートの座を勝ち取ったのはこちらも成長を見せた小幡選手。私には小幡くんおめでとうという気持ちと同時に、2019年に見せたヒットメーカーの片鱗はまた幻になってしまうのかという辛さがこみあげました。

4月に入って小幡選手の不調に伴い、木浪選手が8番ショートで起用されるようになりました。数試合でヒットをいくつか放ちましたが、昨年しばらくしてヒットがピタッと出なくなるのを見ていたため、正直少し懐疑的な目で結果を捉えていました。

ところが今年は違う。8番木浪が出て上位1.2番の近本・中野が繋いで返すという流れがいつの間にか定着し、今や打線のホットラインを形成しています。まさにヒットメーカーらしい働き、ルーキー時代に私を含む多くのファンが夢見たであろうその姿をついに見せようとしているのです。

そして迎えた5/3中日戦、9回ウラ無死満塁サヨナラのチャンス。捉えた鋭い打球は一二塁間を抜けてサヨナラ勝利!

「今年は主力としてやっていけるぞ!」

そう力強く伝えてくれるような打席だったように感じました。

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