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Editor Picks 「SUVÉ body brush short」

エディター気分でお気に入りを紹介

吸いつく、やわらかい、だきしめたい、この肌。

いつからだろう。自分の肌に触るたび、象やらカメレオンやら
ジャングルに生息する生き物たちを思い出すようになったのは。

30代になり、10年以上も都会で自由に働いているはずの私も、
アマゾンで生きる彼らと同じくらい過酷な毎日を送っているということか。
家の小さなバスタブの中に鼻まで浸かりながら、
水中でも明らかにざらりと乾燥している自分の肌を撫でる。
「ボディブラシが欲しい。」

翌朝にはお気に入りのデパートのビューティコーナーにいた。
お目当てはただ一つ。今は亡き大女優が笑顔で絶賛していたボディブラシ。
コロンとしていて、しっかりと毛束と温かみのあるウッド調のショートブラシ、
片手にちょうどフィットするコンパクトなフォルム。
肌の上を優しく艶やかに、ざらめきをものともせず滑っていく。
想像以上の心地よさだ。

そのままドライブラッシングしても良いし、
石鹸をつけて泡とともにくるくると洗っても良い。
気分によって両方使うときもあれば、湯船の前にだけ使うことも。
顔と同じように、全身の肌にも向き合うようになったからか、
1ヶ月と経たないうちに肌の調子が上がり、歪なざらざらは減った気がする。

習慣化していくと今度はボディクリームにもこだわってみたり、
デコルテや肘のケアにも気を配れるようになったり、
結局美容は1カ所良くなると次へ次へとスゴロクのように前で進んでいくため、
総合的な底上げとなり、それが自分への自信につながるのだと改めて気づく。

ある意味ジャングルのようなこの都会を生き抜く上で、
このSUVÉボディブラシを小さく柔らかな武器としてこれからも携えていきたい。


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