そらいろのmint

詩、小説、占いやってます。 色彩心理とかもやるよ

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マガジン

  • となりの扉【ショートストーリー】

    ちょっとしたワンシーンをつないでみる小説 キーワードでくっつけながらのお題目小説といった感じです。

  • 詩のせかい

    自作詩っぽいものをまとめました。

  • 色彩診断と占い

    色彩診断と各種占いについてまとめてます。

最近の記事

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いさぎよいキミへ 【詩】

びっくりするようなタイミングで 懐かしい人にあった。 そんなことあるんだって、 こころの中で笑った。 縁が縁を呼ぶような 縁が新しいものを産むような 瞬間だった。 決めかねてる私を 笑うように きみは今日も強くあった。 ただ安らぎと共に

    • あなたを…になる時は

      人を好きになる時は ささいな言葉 あなたを嫌いになる時は 大きな食い違い

      • 君のモンスター

        ヤキモチはモンスター 終わることがない はじまった気もない けど君の中に眠っていて ひょっとしたときに現れて 君を中から食べてしまうんだ そして いつか君の代わりに 君のフリしてる

        • 消えない気持ち

          君からもらった 優しさは消えない。 どんなことがあったって 消えない。 思い出したら 泣きそうになれたし うれしい気持ちがこみあげたよ。

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        いさぎよいキミへ 【詩】

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          21本
        • 詩のせかい
          26本
        • 色彩診断と占い
          9本

        記事

          サンタサンタ

          そんなにクリスマスを推されても 気分的に 寒さが足りない。 君を迎え入れるには 寒さが足りないんだよ。 雪と寒さのお友達な気がしてるから って言ったら、 南半球じゃなくてよかったねって そうか君はどこにでも行ける。 サンタ。

          サンタサンタ

          ピクミンと楽しむ

          どんなことでも楽しむこと大事。 コンビニに行ったら、ピクミンのキャンペーンがやっていたので参加しておいた。 対象商品2つ買うと、マスキングテープがもらえるということで参加。 オッチン派なので、オッチン感あるものをいただきました。 お散歩アプリもはじめたし、 生活にギュギュッとピクミンが押し寄せる。 楽しむこと大事。 新しい世界を連れてくるから。

          ピクミンと楽しむ

          天才な世界 【愚者0】

          これは私のライフハックな物語。 どんなものでも持ち続ければ苦しくなり、特に手放し癖のある私は我慢に我慢を続けて、ある時ふっとすべてを手放したくなる。 今困っているすべての気持ちを込めて、 手放すという選択肢は時に悪くはない。 なんどもなんども苦しんで 自分が頑張れば何か変わるのではないかと思ったけど、実はそうではなくて変えなきゃいけなかったのは、考え方で状況ではなかったのかもしれないなと思う。 私はふいに入った仕事の世界にずっと違和感を感じていた。 やりたいわけではな

          天才な世界 【愚者0】

          邪魔じゃないよ、マスク

          何が生命線になるかなんてわからない。 マスクなんて邪魔くさいだけだと思っていたけど、今君にとても感謝している。 どうしてもにおいが鼻につく。 きっかけはわからない。 突然、このにおい無理だと思った。 それからはマスクはお友達で、 お友達がいないと不安になる。 邪魔扱いして ごめんね。

          邪魔じゃないよ、マスク

          うさぎの鳴く声⑥【小説】

          「お姉ちゃんが人に相談するなんて、はじめて聞いたかも」 奈々からのメッセージにはそう書かれていた。 ウサギは声帯的に鳴くという行為ができないのだそうだ。 鳴くことができない代わりに、鼻を鳴らしたり、足を鳴らしたり、身体の動きで感情を表現するのだそうだ。 感情はそこにないのではなく、伝えていいのかわからないだけだから。 もし、この感情を声に乗せて表現してしまったら、空気に触れさせてしまったら、突然重たい空気が押し寄せてくるのではないか。 目の前にいるあなたが、それを受け止め

          うさぎの鳴く声⑥【小説】

          うさぎの鳴く声⑤【小説】

          ウサギのトマトの動物病院通いに付き合うようになってから、以前よりも街中で出会う動物に目がいくようになった。 そんなことなかったのになと思っていると、塀の上で木の影に隠れて偵察中の猫を見つける。 猫は見つめる立場で見つめられるなんて思ってもないのか、立ち止まって視線を向けた私に驚いて、塀の向こうに消えていった。 猫には猫の人生があって、猫には猫の幸せがある。飼っているなんて勝手なことをいっても、その人生に同伴させていただいてるに過ぎないのかもしれない。 たまに歩いていると、そ

          うさぎの鳴く声⑤【小説】

          うさぎの鳴く声④【小説】

          若干の抵抗感を見せながら、うさぎのトマトは軽い診察と飼い主への問診を終え、本人は健康診断へと向かった。 血液診断などを年に一回した方がいいそうで、今回はその用事らしい。 健康のためとはいえ、トマトは何をされてるかよくわからないだろうから、ウサギも獣医も大変だなと思う。 私は獣医にはなれないな。 目指したこともないけど、動物が好きだから獣医にはなるはずなのに、その動物から嫌われてしまうとはつくづく悲しい仕事だと思う。 もしかすると、獣医にしかわからないありがとうのサインとかあ

          うさぎの鳴く声④【小説】

          冬がくる【小説】

          今年はこのままずっと半袖なのかと思ってた。 そんなわけはないと季節に言われた。 よいしょ、よいしょと 冬に向けての準備がはじまる。 長袖がヒートテックになり 布団に毛布が加わり 油断した頃に 風邪をひく。 ほらね、今年も出してきた着る毛布。 湯たんぽ。 瞬間的に冷えた身体は、自分では温めることもできない。 季節は言った。 このままやってくるよ、冬ってやつがね。 北の国では雪が降り出した。 きっとサンタもやってくる。

          冬がくる【小説】

          うさぎの鳴く声③【小説】

          「今週末空いてないかな?」 母からのメッセージにため息をつきつつ、返事を返す。 「なんかあったの?」 せっかくのお休みは、せっかくのお休みとして使いたい、ささやかな抵抗。 「トマトの動物病院、お願いできないかと思って」 ついこの間起き抜けに、八百屋の配達員かのように、動物病院に早朝配達したと思ったけど、もう2週間。まだ動物病院に通ってるのか。 子供に罪はないというけど、ウサギのトマトにも罪がないということなのだろう。 仕事の帰り道、もう日の暮れ始めた空の元、道行く人を眺めなが

          うさぎの鳴く声③【小説】

          うさぎの鳴く声②【小説】

          ウサギのトマト 君は今、何を感じているのだろう。 この世に生を受け、幼くして親元から離れ、住まいも変わり、今キャリーバッグの中で1人苦しんでいる。 まだ小さいだろうに。 妹から託されたウサギのトマトの事を思うと、主観的に感じずにはいられない。 思ったところで、動物の運命は人間の手に委ねられている。 そう今は私の手に委ねられているのだ。 ハンドルを握る手にジワっと緊張感が走る。 ちょっとだけかじったスマホでの知識によれば、ウサギは1日食べられなければ死に近づくのだそうだ

          うさぎの鳴く声②【小説】

          うさぎの鳴く声①【小説】

          なぜ私の物語はいつも突然始まるのだろうか? 「お姉ちゃん、トマトが死んじゃう!」 トマトは死なない。 寝ぼけた頭で受話器から聞こえる妹の声にツッコミを入れる。 トマトが死ぬと言うのなら、潰れた時、もしくは誰かに食べられた時。 今日は休みだから、夜に実家に寄るねといらない情報を前もって流しておいたのがよくなかった。 休みの日に夜更かしからの、遅めのモーニングの予定を入れてはいけないのだろうか。 そこまで考えたところで、頭が動き出した。 2週間ほど前に実家に住む妹から送られ

          うさぎの鳴く声①【小説】

          なつかしの

          懐かしいものを一度身体の中にいれてしまうと 想い出でほっこりして なかなか離れることができないものだなと思う。 温かい記憶は身体のなかで ほこほこして 私の頭と記憶を温めてくれる。 まだ全然大丈夫って 楽しくなれる時間になる。 懐かしい映画とか見たくなったりしてしまうような気持ち。 秋だよ! いいね、秋。