キュアスカイ変身シーン💙ひろがるスカイ!プリキュア研究11-1


https://www.youtube.com/watch?v=uOrSsajNt_w


キュアスカイの変身バンクについてnoteします。
スカイのバンクはフレーム補完したようなアニメ特有の動き(ぬるぬる作画)が魅力です

・・・人間は「ぬるぬる動く」ことはないんです←個人的見解です。目がいいor観察眼に優れる人間に感銘を与える反面、60fpsなくても問題ない人も存在する、むしろ動き過ぎて捉えづらい。当時3歳の姪はプリキュア大好きでしたがぬるぬる過ぎて手の動きを真似できませんでした

クチコミ・SNSに日常を脅かされている現代人は、自分が捉えられない感覚すら是と認識し(各々プライドもあるゆえ)「正解」という名の理想郷を追い、極端に走る傾向がある。アニメのぬるぬる信仰はその1つと考えてます

そうい った現代人の理想主義に疑問を投げかけ、訴えるキャラクターがソラです。「ヒーロー」というキーワードで凝り固まった視聴者に揺さぶりをかけます。
ニチアサ民は「ヒーロー」という単語に手垢がつきまくった状態、各々に理想のヒーロー像がある。既存のヒーローのイメージをあえて崩し、哲学させます。反発や受容を繰り返すうち「正しさ」を過去の知の集積だけではなく(視聴して)新たな見識を得た自分自身、生きた人間の交わりの中に見出していく。「正しさ」という言葉すら磨かれていくでしょう。最後に残るものは円滑なコミュニケーション、信頼、発達した血の通う仲間たちの輪になるはずです。
また、絵の上達と同様に言葉を磨くと、連想ゲームのような言葉のネットワークが個人個人に発達する。多面的な思考は想像力を産み相手を思いやる力になる。創作の土台にもなります。

ソラは体力・頭脳共にハイスペックの一方、精神面が不安定で彼女特有の可笑しみがある――この書き方だとポンコツAIのアンドロイドみたいな印象になりませんか?
だから変身バンクが現代流行の(ある種の非人間的な)アニメーション、脚本家のブレを許容する主人公です。初音ミクを連想させる容姿も理屈は同じだと思います(ぶっ飛んでて面白いです🐮ウシー!)

🌟優秀な身体能力を・ぬるぬる作画・幾何学的ポーズ(大の字、ハート)・ポージングをしっかり決める事・マント/髪の毛の演技・指の出る手袋
🌟精神面の脆さを・膝、肘をあえて伸ばさない・バンク特有の表情・瞼をゆっくり開く・ピンクの差し色(特に手袋)
🌟精神面の成長過程を口上を始めと終わりの二段階で見せることで表現しています(これは4人共通)

スカイと対照的なキャラがバッタモンダー。違法アップロードやフラゲは投稿者に依存しない唯一の「正解」に縛られ、コミュニティが閉じた状態です。

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・・・設定した人が大変理性的ですね。辻愛沙子さんて人なのか。すごいと思いますが、これだけの作品やれるなら企画の時点でSNS荒れるの目に見えていたはず。彼女が広報やるべきでしょう。誠意を見せてほしいです

男性性・女性性の話は次のプリズムでやります。よろしくお願いします

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