キュアバタフライ変身シーン💖ひろがるスカイ!プリキュア研究11-4


キュアバタフライの変身バンクについてnoteします
バタフライはスカイ、プリズム、ウィングの上位互換。視線誘導を用いた上級者的なバンクです。

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大前提として、キュアバタフライは、3人の上位互換です!
 
・バタ「フライ」スカイをもじった名前にしている。かつ主役を立てるためにわざと弱い音にしてる。
・通常のプリキュアなら主人公の配色です。
・彩色する道具で(ふつうは戦う所を)援護する。プリズムを引き立てる。バンクもプリズムとの対比が目立つ。
・ウィングは2段階成長するキャラですが、バタフライはもう成長しきった人物として描かれてます。さらにその先、サポートや臨機応変を学ぶキャラクターです。
・今作は情報のインプットが4段階あるんです。これを蝶の完全変態(たまご幼虫さなぎ成虫)にかけています。
・蝶は魂や復活の象徴。神話や伝承に登場するモチーフです。ひろプリは宗教ネタが存在します。味方では彼女だけが持っている特徴(26話時点)神=創作者の魂みたいな感じでしょうか。

・🦋は視線誘導ポイント!
視線誘導はUIやデザインで使う用語。目線を集める工夫です。
 
キュアフラミンゴの変身バンク見たんですけど、指輪はめる前に注目する。トロピカルパクトと指輪が目立つよう配色されてます。視線誘導の1種です。構図と相まっておもちゃに目がいくようしてあります。バタフライのバンクはこの工夫を最後までやり続ける感じです

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・冒頭で両目のドアップ
スカイウィングでは名乗りで入る絵が最初に登場。2人が補っている要素を、あげはは変身前で既に持ってるということ。
基本的に目のアップは「私は~したい」ですが、違うこともあります。今回は複数の意味があり演出ごとに逐一読み取るタイプです。

・スカイミラージュを振り上げる
スカイトーンを中心に遠心力のようなアニメーション。トーンの静とスカイミラージュの動ので差をつける。準追加戦士なので、新販売のおもちゃ(トーンとあげは自身)をアピールします。…トーンと豚のダジャレか・・・気付かなかった。

・蝶のエフェクト
スカイミラージュを手に取るときはハートですが、トーン作動以降は蝶のエフェクトです。ハートは自分の心の声を聴くこと、蝶は周りの生きている声を注意深く聴くみたいな意味だと思います。「トーン」は音や色の用語です。蝶はお花っぽく見せてます。

 🐤独学で文献あさり→🐤🐦仲間と交流→🐦ミラーパッドの
 知識→🐦🐦周りの生の声を常に集め耳を傾けること

の4段階を蝶の完全変態にたとえています。ウィング変身バンクと対比。

🦋スカイミラージュに口づけして目線を口に持っていく
🦋わざと左肩と口を近づけ人差し指と一直線にし、指の方に誘導、肩の絵をフェードアウトさせ時計の針のような誘導の勢いをつける
🦋小指、ミラージュを後ろへ90度回転→文字を読み易くする工夫

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🦋髪をかき上げた左手を背の方に伸ばす。
🦋左手を曲げて右足と一直線、足の方へ誘導。髪全体を見せる。

・足の裏を見せる。ウィングと対比。バタフライは宙に浮くプリキュアじゃないので意味はもう一つのほう。

🦋レーザービームの矢印や複数で作る領域や角度全て(以下略。スカイと対比)

「きらめきホップ」
腕のアニメーションは蝶の羽ばたきをイメージしてると思います。「風の動き」「蝶の動き」「動かさない」の3つが融合しててすごいなあ。順にスカイ、ウィング、プリズム

・帽子と耳飾り
花にチョウが止まるようにしてあるのでやっぱ蝶のエフェクトはお花にも見立ててありますね(やったぜ!こういう答え合わせが楽しくて作文書いてます)

・左目片方だけを映す事に意味がある

「さわやかステップ」
・円盤の回転はレーザーディスク由来だそう(自分も買ったなあ)アップドラフトシャイニングと関係あるかも??
回転はウィング、一枚だけなのはプリズム。

・全体的にひじ膝をしっかり曲げて(スカイと対比)メンタル強者&自己をしっかり持っている人間アピールです。曲げた手足で目線が上に上がります
🦋帽子のふさ、2つの三角形

🦋チョウのシンボル自体も視線誘導です。虫って複雑で予想つかない動きだから神経に障るじゃん?好き嫌い問わず。それを演出に落としてます。スマホとかでアイコンは馴染みの表現だしすごく面白いなあ。演出自体はウィング、スカイに準拠。プリズムと似た感じになるようモデル立ちの止め絵。
アイコン(icon)は宗教用語。

・ウィングは「手足を伸ばして、曲げてポーズを決める」でしたが、バタフライは「手足を伸ばして、曲げてポーズ後、再び伸ばす」インプットもアウトプットもウィングの1段上を行ってます。だから「少年」「ツバサ君」と呼称で立場の違いみたいなものを演出。
ウィングバタフライ(マジェスティ)は身分を意識させているのだと思います(対照的にスカイプリズムは能力差があれど対等な関係です)

「はればれジャンプ」
・左手で左目を強調&スカイミラージュに触れるようにして視線誘導。口(女性性)から指先(男性性)に変化。前者はプリズム、後者はウィング。
・手をフェードアウトと同時に表情を変え顔のほうへ誘導。目線を上にあげる。プリズムと対比
・顔が左上の全身図と曲げた足で目線を上に留める
・手のアップ。指を立てて目線を上に向かわせる
・口角を上にあげるのも目線を上げる工夫です
・目線を上に留める工夫があるからバタフライが飛んでいったように見えるのです。プリズムと対比。ちなみにプリズムも目線を保つ工夫がしてあります

・手袋
指先を動かし誘導する。私事ですが、以降の五者五様よりここの手の演出のほうが感慨深くて好きです。バタフライは肩から動かす!腕の表現(男性性)が大きくなります。4人の中で一番の創作者ということ。「グラデーション」も色の用語です。

・アイシャドウ
アイシャドウと言えばアンダーグ帝国。帝国の人々の生きた声を集めて耳を傾けるのも重要だし、彼らに創作を見てもらえるよう努力するのも大事だよって演出です。「アイシャドウ」私が陰って(暗くなる)
野暮だけど…花が創作者(キュアバタフライ)蝶が視聴者(アンダーグ帝国)のメタファーです。

・五分割
見るべきは右端。
折角なので総括(五分割)
・スカイは姿勢が面白い!足がまっすぐなのに他がジョジョ立ちみたいで不安定になってます。腕曲がってます。アホ毛の効果でほかの人より俯いた印象。
・プリズムはひろプリ特有の歯の演出。端から2番目が口に向かうよう誘導してあります。顔の配置も異なってます。
・ウィングは左2つ、右2つが足の方へ視線誘導。どっしりと立つ。アホ毛の影響で顔がやや上向きに。
・バタフライは中央の目に誘導するようになってます。目のアピールは、ここでは自己が確立されたキャラの意。

・腕の表現は創作の男性性だと散々言ってますが、バタフライは肩まで動くところがほか3人と違う。凄みを感じます

・左目だけのアップは意味がある。・・・プリズムにアップの絵がないのと対応してるかも??情報待ち

・スカイミラージュのアップのシーンピース要らんやろ!と思いましたがこのピース✌がないと視線が画面外へ逸れてしまう

・バタフライの口パクは天才だと思う(笑)すげえなあああって見るたびに思います。最後のエフェクトは完全変態。初変身回で下ネタだったのはコレのアピール。

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バタフライと対応する敵キャラクターはランボーグになります。なんでだよって思われるので説明します。アンダーグ帝国のアウトプットの方法が「ランボーグ」でした。気の向いたときにSNSすることです。対してスカイランドの表現方法は「プレス」になります。
意味がたくさんあります、多分全部かかってるよ。その頭の良さが今作の特徴です。一番最初に下ネタを繰り出し思考を凝り固まらせたのち、ひろプリの主題を持ってくるのはソラの「ヒーロー」と同じ手口です。4クール持たせるためにはこれぐらいの仕掛けは必要なのかもしれません。自分もまんまと乗せられています💦ひろプリ面白いねー!!(笑)

毎週決まった時間に伝統的な方法で、商業媒体の創作を提供し人々に感銘を与える事――これが「プレス」です。本来ならキュアバタフライが主役だという証左だと私は主張します。そしてあげはの格好…あの、モデルに心当たりありませんか?だから読者モデルをやってたのだと思います。

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全体的な演出の感想ですが、感性に流されない規則性があります。設定者が大変理性的だなあ。ワートリもそんな感じだしね。今作の主人公はスカイがふさわしいですね!

かきたいこと一通り書いたので一旦終了します。文才のなさを痛感しました💦クソ文見せてごめんね。心から感謝致します。
また続きかくので気が向いたらよろしくお願いします。

拙文を読んでいただき本当にありがとうございました!!

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