クレイトンカーショウの提言

ここ1年半はと断っているが、ダルビッシュがTOP5と評している。5本の指に入るという訳し方はいささか日本的では? 原文は↓

Darvish, who has been one of the top five pitchers in baseball for a year and a half(この1年半の間トップ5の投手のうちの1人)

ここ1年半だと、ダルさんの他にジェイコブ・デグロム、ゲリット・コール、シェーン・ビーバー、、あと1人誰だろう? ウォーカー・ビューラー、トレバー・バウアー、柳賢振だろうか。

閑話休題

本記事の内容はそこではない。カーショウはMLBのタンキング(わざと戦力を落として翌年のドラフトウェーバー順を早くする手法)について継承を促す、という内容だ(ダルビッシュをトレードした相手の選手がポテンシャルがありながらも、17、18歳の選手であることに対して、戦略が間違っているのではないか?との提言)。

LADがお金持ち強豪球団だから、タンキングとは縁がないのだろうが有効な戦法であることはHOU(LADの話題でこの名前を出すのは不謹慎か、、、)を中心に成果が出ている。タンキング中にプロスペクトを集める方法は未だ有効で、長く再建を続けていたSDやSEAは2021-2022年に勝負をかける年だと考えられている。SEAに至っては、2021年シーズンをTYJ手術でプレーしない予定のケン・ ジャイルズを2022年のクローザーとしてチームに加えたのだ。

一方、コロナ禍で各球団の財政が苦しいことも事実である。各球団はマイナーチームと、(悪い言い方を承知の上で)MLB見込みのない若手選手を解雇しまくっていたことは記憶に新しい。TORの山口俊もDFA(決して事実上の戦力外通告ではないが)されて、高年棒がネックとなり引取先が現れなかった、という話もニュースに出ている。

カーショウの言う通り、タンキングを防ぐ方法はあるのだろうか。。。

続報に期待したい。

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