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父について

2023年末に 父の葬儀・告別式をしました。

今の私を作った 父 (松浦 徹)との思い出を書いて
吐き出させてください。

ただの思い出話になっちゃうかも。
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①    高校での面談

当時、母と私自身は距離を置いておりまして
(ただの反抗期です。私が幼かっただけ)

高2のその時 たった一度だけ、
父と共に進路に関しての面談を受けました。
 
 担任・副担任 と 私と父です。

面談は、どちらかと言えば
先生が上の構図で話が展開されるのしか
見たことが無かったのですが

その時だけは違いました。

父だけが背もたれを使って、逆に面接する側のような態度
 
 先生 「 ご子息はご自宅では、どのように過ごしてますか?」
 (多分、家で勉強してますか?って意味)

 父 「 知りません。本人に任せていますので。 」
 
 と答えました。

 全員 「 ・・・・・ はい 」

 その他に父が発した言葉は
   「 学校ではどうなのですか ? 」

   「 それなら良かった。 」

 父は どの質問にも上の3つで応えていていました。

 この出来事は私にとっては衝撃的で
・    知らないことは、知らないっていた方が良い。
・    後ろめたさがないなら、堂々としてなさい。
と教えられたような時間でした。

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②    Brass を始める時

 元々、独立思考は全く(ほんとに全くね)持っていなかったのですが、
 作業が好きで、没頭して靴修理の仕事をしていました。
 
 その結果、一通りを覚え、引き継ぎが出来るようになってくると
 俯瞰して流れが見えてきて、

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