ナイスジャッジ【千葉スカイセイラーズ6-3山梨ファイアーウィンズ】
本当に暑い中、今日も自分にとっては久々の千葉スカイセイラーズと山梨ファイアーウィンズの定期対抗戦に行ってきた。
千葉スカイセイラーズは7月上旬の北陸遠征 14日の山梨での定期交流戦、そして22日から24日まで関西独立リーグのチームとの交流戦とこなしてきた。7月はこの試合までで5勝3敗。
試合は1回表、竹内のタイムリーで山梨ファイアーウィンズが先制する。しかし、その裏、千葉スカイセイラーズ、先頭バッター・守屋秀明が初球をレフトスタンドに運び、同点。
2回裏、スカイセイラーズは2アウト3塁。ここで再び、守屋秀明が打席に。守屋の当たりは二遊間をきれいに抜けてセンター前へ。これで2-1と逆転に成功。
3回裏、佐藤良乃介と杉森慎太郎のタイムリーでスカイセイラーズ2点追加し、引き離すかにみえた。
しかし、4回表、山梨ファイアーウィンズは吉田と吉原のタイムリーで1点差まで追いついてくるが、5回表はスカイセイラーズ先発、後藤茂基が三者凡退に抑える。後藤は5回を3失点したものの、いい形で降板。
6回以降はスカイセイラーズのスローガン「耐えて勝つ」を支えたリリーフ陣…長岡辰真、霜出賢伸、泰道勇伊、小田嶋優の4人が1回ずつ抑えて、6-3で千葉スカイセイラーズが勝利した。
ナイスジャッジ
3回裏、こんな出来事があった。打球がピッチャーの足を直撃したのだ。激痛極まりないし、治療が必要なことはたしかだろう。当然、時間はかかる。状況をみた審判、すぐさま、大声で
「選手、ベンチに下がって!!」
と言って、全選手を引き揚げさせた。この酷暑で治療時間の間、選手をそのままにしておくのは危険と判断したのだ。
非常にいい判断だと思う。仮にそのままグランドにいた状況だと、いくらトップアスリートクラスの選手たちとはいえ、パフォーマンスも落ちてしまう可能性は大いにある。
試合中断時間は15分ぐらいだったと思うが、両チームにとって価値ある中断だった。