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今季MLB展望3.ア・リーグ東地区③

お久しぶりです。本日は、トロントブルージェイズです。今季、恐怖の1番打者スプリンガー、強打のショートセミエンなど、大型補強を敢行しましたが、今年はどうなるのでしょうか。

3位 トロントブルージェイズ
昨季成績 32勝28敗 勝率.533 PS成績 WC敗退
昨季は前ドジャースの準エースで2019最優秀防御率の柳賢振(リュウヒョンジン)を獲得し、昨季は若手の台頭、柳賢振の力投もありシーズン勝ち越しと再建モードからの脱却を達成したブルージェイズ。ポストシーズンに進出したが、ワイルドカードシリーズでレイズに連敗と圧倒され、シーズンを終えた。
今季は前アストロズの恐怖の1番打者スプリンガーと6年総額1億5000万ドル+出来高の大型契約を結び、強打の内野手セミエンと単年1800万ドル、2019セーブ王イエーツと単年825万ドル、マッツをトレードで獲得した。スプリンガーに関しては、アストロズのサイン盗み騒動とも深い関係がある選手だが、昨季は多少成績は落ちたものの、サイン盗みの反動を感じさせない安定した成績を残した。今季さらに飛躍するには、獲得した選手の活躍はもちろん、若手の昨季のような活躍も必須となる。その中でも外野手の定位置争いが激しい。昨季16本塁打ヘルナンデス、上記のスプリンガー、一昨年31本塁打のグリチャック、昨季打率3割台のグリエルjrととてもレベルが高い。内野手もセミエンが入ってきたことで競争が激しくなるだろう。
また投手陣は昨季阪神から加わった守護神ドリスをはじめ、イエーツも加わったことで、ブルペンは充実している。だが、先発陣は柳賢振しか活躍の保証がなく、手薄な状況だ。ロアークなどのベテラン勢の奮起にも期待したい。それでは来季の予想布陣を下記にまとめた。

ブルージェイズ昨季放出選手
T.ウォーカー(FA→メッツと2年2000万ドル)
山口俊(DFA→ジャイアンツとマイナー契約)
C.アンダーソン(FA→フィリーズと単年400万ドル)
M.シューメイカー(FA→ツインズと単年200万ドル)
K.ジャイルズ(FA→マリナーズと2年600万ドル)
A.バス(FA→マーリンズと2年500万ドル)
T.ショウ(ノンテンダーFA→ブルワーズとマイナー契約、メジャー昇格で150万ドル)
J.ビヤー(FA→メッツと単年355万ドル)
D.フィッシャー(トレードでブルワーズへ)


開幕予想オーダー
1.CF G.スプリンガー
2.SS B.ビシェット
3.1B V.ゲレーロjr
4.DH T.ヘルナンデス
5.RF R.グリチャック
6.2B M.セミエン
7.LF L.グリエルjr
8.3B C.ビジオ
9.C D.ジャンセン
P. 柳賢振

今季優勝確率 60%
PS進出確率  80%
WS優勝確率 25%

次回は昨季4位オリオールズと5位レッドソックスの展望です。お楽しみに!

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