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介護の目標設定 その②

こんにちは。ゼロです。医療法人で働いています。
自己紹介やプロフィールは長くなるので別のところで書きます(まだ)

介護職員の目標設定について書いています。
昨日のつづきです。

建ててしまいがちな目標三選

①お客様に寄り添ったケアを行う 理想
②介護技術を向上させる     技術
③資格を取得する        知識

抽象的でビッグワードだな。と感じながらも日々の忙しさと業務をこなすのに必死でふとあたりさわりのない目標設定をしてしまいがちです。
言葉は違っていても、お客様満足やケアの質の向上といった理想に関する目標。
入浴介助ができるようにといった介護や夜勤ができるようにといった業務のような技術に関する目標。
初任者研修を受けるから介護福祉士をうける、または、ケアマネ合格など資格に関する目標

①②は日々の業務をこなすだけで達成します。
寄り添いました。
向上しました。
何をもって証明するのかもよくわかりません。
③は取得できれば嬉しい。できなかったら仕方ないよねという結果論に陥りがちです。

私は、キャリア段位のアセッサーや外国人技能実習生評価試験の評価者をしていますが、試験のための技術はすぐにわかります。
普段からやっていることか試験用に習得して披露している技術なのかは簡単にわかります。
もちろん、合格ですけどね。試験項目をクリアしているのだから。ただ、すぐにわかります。

西野さんが見てる。普段から努力しようね。

目標設定しないといけないからしている目標は今日で破り捨てましょう

少しでも具体的に書きましょう。
建ててしまいがちな目標を具体的にしていくとしっかり身につくものになります。
新人とか若い頃は、まずは自分のためで構いません。
2、3回掘り下げると見えてきます。

お客様に寄り添ったケアをする
↓なんで
お客様に楽しく過ごしてほしい
↓なんで
自分が楽しく働けるようにする
↓どうやって
お客様に信頼される
↓どうやって
挨拶をしっかりして名前を呼びかけて話す
毎日、必ず全員に自分から声をかける

目的(自分のために)
長く楽しく働けるようにするため
としても
目標 お客様から信頼されるようになる
手段(行動) 挨拶を毎日名前を呼びかけてする
       動作の前に声かけをする
指標 毎月一回のお客様アンケートで上位になる

※自分で書いておきながら、職員とお客様の顔ぶれが固定化されている介護業界で優秀職員アンケートみたいなことをするとみんな気をつかいすぎて忖度まみれの回答になるので、吉本男前(ブサイク)ランキングぐらい本質的ではなくて、その結果は参考(お祭り)程度にしかなりません。真に受けちゃダメよ。

②のスキルアップや③の資格取得もなんのためにそれをするのか。を考えればおのずと具体的なものになります。

たとえば、②で将来、教育担当になりたい
という思いがあるならキャリア段位レベル4は必須になります。
じゃあ、今、自分が目指すのはレベル2②なのか3なのか?そこには資格も連動してきます。

介護業界は朝から晩まで働きまわり、その八時間の中で目標を建てろと言われるとヘトヘトだし本当に大変です。頭の切り替えも難しいです。
仕事のための目標だと置きにいくこともよくわかります。

だからこそ、自分が人生を豊かに暮らすために仕事で何をするか?ということを真剣に考えることが大切です。
それは自分の人生のことだから、時間外になるでしょう。最初は、キツいかもしれないけど、少し踏ん張ってその時間をとると仕事もプライベートも充実したら楽しいよね。

介護業界は、最初キツいかもしれませんがやりがいも大きいです。会社に搾取されないためにも楽しい目標をたてて頑張ろうね。

長い文章にお付き合いありがとうございました。
今日もハッピーな一日を
頑張ろうね。
お疲れ様でした。

ではまたね。


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