mino/sapsnowの辛口アイドルポップス批評 第二回目

前回に引き続き始めさせてもらいます。こちら

14.route246 乃木坂46(2020年)
 なんだろmoogの音は良かったのに、FXの雑さが際立つ配信限定シングルやねって感じでした。Wooの数が多すぎて、get wildとfeel like danceの転載ですか?秋元康の推敲がないのかこの歌詞はというのがやがて過去を忘れてwooと当たり前のことを言ってどないすんねんと思うし、

最初に言ったFXの雑さとはAメロのriser(上昇音)のピッチと素材感がなんとなく僕の実感としては合ってないしエレクトロニカなんかホントに。TKが携わったとはいえ、クラブミュージックのうまみが全くないのも、そうだし、がっかりでした。というわけで酷曲です。

15.もうすぐ~ザンビ伝説~ 乃木坂46(2019年)

タイアップ曲とはいえ、こんなん乃木坂46のカラーじゃないし、おまけにこれがラブソングというオチが嫌いすぎる。ホラー映画だったら全然文句出ないけど、もっといい言葉当てられただろという哀しみが湧いてきてしまったので酷曲に選曲しました。

16.ジコチューで行こう 乃木坂46(2018年)

歌詞も日和見すぎるし、野中“まさ”雄一氏のアレンジもなんか四つ打ちロック BPM160みたいな感じで嫌ですよね。恥ずかしながら握手会行っったけど、虚無感たるやというわけで酷曲です。

17. 恋するフォーチュンクッキー AKB48
 (2013)
 これは名曲という話をしてるヲタクあんまし好きじゃないすね。伊藤心太郎さんのコンポーザーの印象があまり良くないわけじゃないけど、歌詞にある 人生捨てたもんじゃない、あっと驚く奇跡って実在しないから虚無感が凄い。ただね、これは商業的よねというわけで、酷曲ですわ。

18.青くさいロック AKB48 (2017)
   ギターの良さが活きてないのと、まだ当時四つ打ちロックがイキっていた感じを見ると悲しいアレンジとなんすかcメロの変なラップパート
書いてるあたり秋元康はなんでも入れたいんやなとなってめっちゃ世間とズレてるので酷曲です。

19. ガラスを割れ! 欅坂46(2018年)
  ジャケ写のデザインも今思えば最悪だし、
この辺の掛け合いがあまりにも嫌やなぁと思うし、反体制派のアイドルってもうここら辺で終わったし、4846でこんなにアイドル×ロックの組み合わせでダサい歪み方のボーカル(拡声器っぽいdistortion)はないと思うので酷曲に選びました。

画像1

20. Dear J  板野友美 (2011年)
 これを聴いたとたん、なんだろうかけてもらうのやめてもらいますかとひろゆき氏になってしまいました。ともちん、これでよかったんかというくらいにエッジの立ち方が悪い方向へといってまた変にオートチューンかかりすぎて酷曲です。


21.口移しのチョコレート フレンチ・キス
 (2011年)
とりあえずみんなわかってもらいたいのは、
歌詞の「チョコレート 口移しして いつものキスじゃつまんないよ 強引にねじ込んで…
チョコレート 舌で溶かしてあなたの愛を舐めたいの唇をはみ出して…ヤラシイ音を立てる」の一連の流れを秋元自身が書いてるのキモくないすか。 あとね、エロ曲はアイドルには要らんでしょう、
そして、ゼロ年代四つ打ちロックやっておけ感がクソ。という訳で酷曲です。

22. 愛を知る ラストアイドル (2020年)                秋元節が悪くはたらいてる気がしますねぇ。めっちゃ早口だし、編曲見て、ふーんってなりました。野中“まさ”雄一さんに頼むとやっぱり四つ打ちロックだなと。生きてりゃいいことあるもんさ自分のことがずっと嫌いだったんだ 死んでしまいたいと思ってたという部分むちゃくちゃですわテンポ。という訳で酷曲です。

23.My fan 日向坂46(2020年)
  保身的なアレンジもですが、皆さんもわかってるだろうけど、Billie Eilishもどきですよ。
heyのとこのサンプル、打ち込みすぎるベース、808ベースがブーンって鳴っていなくて
そしてなんやこのバースとはなったし、四つ打ちが聞こえ始めてゲンナリしました。
という訳で酷曲です。

画像2

24. ラスアイ、よろしく ラストアイドル
(2017年)
こういう90年代邦ロックみたいなアレンジヤバくないですか。松隈ケンタのDTM本見つけた時に寒気がしたのと同じくらいため息出ましたわね。オケヒのなり方とギターソロしつこいし、
yeah!!と アイでリズムを上手くやり過ごすのもなんかJpopのアクが出ているので酷曲です。

25. 必然性 IZ4648(2019年)
 なんかギターにフューチャーベース合わせるなら、アコギすわね。さじ加減が良くないですなぁ。 そしてサビにwowを使いすぎだし、ピアノが薄すぎるし、小さすぎるキックを使ってるのはどうでしょうか。という訳で酷曲です。

26. 黒い羊 欅坂46(2019年)
 色んな考察がされているけど、自分が集団の中で邪魔者と解釈されてるのが1番多いすわね。
まぁでもリバースピアノと4つ打ちといい、なんかパッドとシンセ薄すぎて泣きそうになるし、これは名曲扱いするのはマジで嫌すね。
欅坂は演出をかますのにも平手頼りにしすぎだったという点で終わりを感じましたなぁ。
まぁ絶対remixしたくないし、名曲選ばないと思うので酷曲です。



27.ラストサバイバー ラストアイドル(2019年)
 こういうド直球の音数多いアイドルポップス嫌いなんですよね。heyとか多すぎない方が吉なので、酷曲です。あとねカメラ割りがあかんでしょ。売れるもの売れんのですよ。

28.あんたは誰だ? ラストアイドル(2018年)
なんかよく分からないのと嫌という程の客観的な視点で書かれているんですよね。
上から言われたくないって歌詞ありましたけど、秋元康の上に立つやつおらんでしょ。虚を感じましたし、欅坂の三番煎じでしたので、
酷曲です。

29.あんなに好きだったのに 
乃木坂46(2018年)

なんですかねぇ、キモくないですか、この視点は。先入観のギャップという言葉が無理すぎるし、クラスメイトを殴った教師に教科書投げるなんて暴力で応じちゃダメやんけ、好きになれますかねぇ。(非常に個人的で申し訳ないです。)という訳で酷曲です。あと毎度の事ながらギターソロしつけぇのも最悪ですわ。決まりなんか

30.今日は負けでもいい NGT48(2018年)
 アイドルに命かけてやってる子もおるのに、冒涜すぎて怒りしかないですよ。タイトルも歌詞も。乃木坂46 ボーダーみたいに前を向く歌詞の世界観が正しいと思うのに辛すぎるよ。
いつかじゃなくて今を生きるという意識がなさすぎるので酷曲です。

 

僕なりに秋元康の脆い部分を考察したり、批評させていただきました。
アレンジやミックス感について、やはりこの記事が後押しになりました。

アイドルをDJするためにeditする僕には辛い曲
30曲あげましたが、アイドルのガラパゴス化は顕著ですよね。ピッチ補正ソフトmelodyneの多機能化やひと昔ほどボーカルレッスンに時間避けないし、現実を見せつけられますわ。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?