心と身体は繋がっている
こんにちわん!
今日は僕たちがあまり意識していない世界の大前提を話していこうと思うよ。
一昔前はね、心と身体はもしかしたら繋がっているんじゃないか?
ってみんな頭を悩ませていたんだ。
でも現代では、「心と身体が繋がってる」って認識は当たり前のものになってる。
心が身体に影響を与えるし、身体も心に影響を与える。
どちらかではなくて、双方が関わりあってるんだ。
例えば、うつ病の患者さんの身体の状態は、
胸がキュッと締め付けられたようで、
お腹に力が入って、
顎が前に出て目線が下になり、
身体の重心が前になって歩幅は小さくなることが多いよ。
でも自信のある人はこの真逆になるんだ。
目線は上向きで、胸を張る形になって、
身体の重心がどっしりと真ん中にあって、歩幅も適度な大きさになるよ。
これは意図的なものではなくて、
自然に心と身体が連動しているから起こることなんだ。
だから自分の心の状態を知るには、まず身体の状態をみてあげるといいよ。
身体の状態は、心の状態よりも目で見て気付きやすいものだからね。
そしてこれを医療の現場に落とし込んで考えてみると、
患者さんの態度や身体の状態は、今の患者さんの心の状態を知る手がかりになるよね。
普段は手のひらを上向きにしてる人が下向きにしてたら、
それは自分自身を守ろうとする心情の表れで、
もしかしたら今なにか不安なことを抱えているのかもしれない。
他にも、
いつもは仰向けに寝ている人が横向きになって縮こまっていたら、
苦しい気持ちで胸が痛いのかもしれないし、
内蔵のどこかに疾患があるのかもしれない。
このことから分かるみたいに、
「心と身体は繋がっている」という大前提のもとで、
これらの事象ぜんぶは、治療することができるんだよ。
心の疾患は身体で治すこともできるし、
身体の疾患は心で治すこともできる。
どっちでもいい。
治りやすい方にアプローチしたらいいんだよ。
実際、肩こりって多くの人が悩んでる辛い痛みだと思うんだけど、
本当に肩に負担がかかってるというよりも、
精神的なストレスが原因にあることもよくあるんだ。
この場合は、直接的に肩に治療を施すよりも、
精神的なストレスを軽減する方が効果が早いし本質的とも言えるよ。
心の健康が保たれるようになれば、肩こりという身体症状が出てこなくなるからね。
反対に、心の疾患を身体の方から治療する例としては、
うつ病の原因にも色々あるんだけど、
もしも住んでいる家の壁から少量の有害物質が出ていることが原因だとすると、
身体の環境を整えてあげることでうつ病が改善することもある。
要するにね、
ここで僕が伝えたいのは、心と身体を切り離して考えるのはナンセンスってこと。
肩こりは身体の疾患。
うつ病は心の疾患。
と決めつけてしまっては最善の治療に結びつかないよってことなんだ。
これは西洋医学の問題であるんだけど、
データ化されてないものは無いものとして扱ってしまうところがある。
心の状態ってなかなか数値化することができないし、
目に見えるものでもないから、治療において心の状態を考慮しないことが往々にしてあると思うんだ。
でも心の状態を無いものとして扱うんじゃなくて、
ちゃんと患者さんの中に存在しているひとつの要素として扱うことが大事なんだよ。
この意識を持つだけでも、治療の幅が大きく変わるよ。
病院という場所が西洋医学を根底にしてるからといって、
心理的なカウンセリングと身体の治療を分けて考えるのはおかしいよね。
身体と心は間違いなく繋がってて、行き来するものだから、
数値化される身体状態だけに注目しても治療はうまくいかないよ。
ちょっと視点は変わるんだけどね、
この世界の多くの問題は、
本当は繋がってるものを分離することによって起きてるとも言える。
例えば人種差別は、
生まれた地域、肌の色、言葉の違いなどで
同じ人間同士を分離してることで起きてる問題って言えるよね。
逆に、ほんとは違うものなのに1つにまとめるとおかしいこともあるよ。
それぞれに個性があるはずなのに、就活の時はみんな同じようなスーツに身を包んで必死に自分自身をアピールしようとする。
日本は特に個性を嫌う人種だよね。
分離しないことが正解ってわけでもなく、
分離することが悪いってわけでもないんだけどね。
どっちが正しいってことじゃなくて、
真実の姿を受け入れることがなによりも大切なんだ。
もともとバラバラなものはバラバラで受け入れて、
一緒なものは一緒に受け入れる。
それが普通で、いちばん自然なことだよね。
だから治療においても、
繋がっている心と身体を分離して考えるんじゃなくて、
そのどちらもを1つのものとして向き合っていこうよ。
自然のままに。
心と身体は繋がっているんだからね。
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