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治療効果は「言葉」がすべて。

こんにちわん!

みんなは会話をする時に心がけていることってある?

相手と自分が会話によってつながり合う時には、「言葉」が一番大きなコミュニケーションのツールとなるよね。

だから、言葉をうまく使うことができれば、
相手とのコミュニケーションをより深みのあるものにすることができるんだ。

友達との会話はもちろん、
患者さんとの会話の場合では治療の効果にも言葉の力が大きく影響するんだよ。

じゃあ具体的にどんなふうに言葉を使えばいいんだろう。
その部分を今日は深掘りしていくよ。

まずひとつめは「言葉を話す時に、息を吐き切らない」ってこと。

舌を弾くような力強い振動を持った音とかのことをアタックって言うんだけど、患者さんと一対一で話す時は音のアタックをいつもより弱くするといいよ。

実際、患者さんの身体に触れて治療をする時って、
面と向かって話をしてる時とは、相手の耳と自分の口の距離が近いよね。

跳ねるような強い振動の音が近距離で発せられると耳への刺激となるし、身体も無意識に緊張したり、硬直してしまったりする。

でもそのことを意識してない人がほとんどなんだ。

自分の発する音が、相手の耳を通して伝わっていくってことをちゃんと認識して、常に自分の口と相手の耳の距離感を意識するようにするといいよ。

そして相手の耳の向きも大事。
人間は前方からの音を拾いやすいようになってるから、患者さんの後ろから話しかける場面では滑舌良く少し大きい声に変化させるんだ。

声が均等に聞こえると、安心するし、信頼にも繋がる。

あと、相手の耳には言葉が全てひらがなで聞こえてるって認識することも大事だよ。わからない熟語や単語が出てくると、ん?って思考が止まってしまうからね。

なるべくひらがなで書いた時に分かる言葉で喋って、
難しい言葉や熟語はあまり使わないように心がけるといいね。


2つ目は「治療の刺激量とおなじくらい、言葉の総量が大事」ってこと。

言葉の総量っていうのは、簡単に言うと話す量と聞く量のバランスのことだよ。

自分の話を相手にたくさん聞いてもらいたい人もいるだろうし、
話すのはあまり好きではなくて、相手の話を聞いていたいって人もいる。

人によって満足できる言葉の総量は違って、これはほんとに人それぞれのものだから相手を観察して見極める力が必要だね。

経験を積めば積むほど、感覚がつかめるようになってくると思うよ。

どれだけ上級な治療技術を持っていても、
治療中の会話次第ではその治療効果が万全に発揮されないことだってある。

それってすごく勿体無いよね。

患者さんにとってベストな治療を提供するためにも、
治療中の手技と同じくらい、治療中の会話や言葉の使い方は大事なものなんだね。

多くの情報を伝えることより、
私はあなたの味方ですよ。
あなたを攻撃する存在じゃないですよ。
あなたをよくする存在ですよ。
ってことを裏のメッセージとして伝えることが大切なんだ。

その人に安心して身体をゆだねられる。
この人なら私の身体の不調を改善してくれる。

そんなふうに一人の治療者としての信頼を得ることで、患者さんとのより良い関係性の構築、そして最大の治療効果の発揮に繋がっていくね。

まずは自分の言葉の使い方、声の発し方を意識して生活してみてね。


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