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正しい治療はひとつとは限らないよ

こんにちわん。

季節の変わり目だけどみんな体調管理は大丈夫かな?

コロナ禍とはいえ、
今年の春から新しい環境に身を置いた新社会人も、大学に入学した人もいるよね。
と同時に同じ環境の中で一歩ステップアップした経験を積んでいる人もいると思う。

そんな人たちも春から今まで色んな新しいことを吸収してきて、
少し慣れてきた頃じゃないかなあ。

でも慣れてきた頃だからこそ、
自分を過信したり、慢心してしまうのは恐ろしいことだよ。

今日は、慣れと経験値によって固まってしまう人間の思考のお話をするよ。


人は経験を積むことで、
「自分が正しい」
「自分の経験が正しい」
と考えてしまいやすいんだ。

経験を積めば積むほど、価値観が固まって、頭が固くなっていってしまうんだ。

なぜかって、繰り返されたものはエネルギーが強いから。
同じことが何度も繰り返されると、もう一度同じことが起こる気がするからなんだ。

たとえば、毎朝家を出ると鳥のふんが落ちているとするよね、
今日も明日も明後日も落ちてたら、明々後日も落ちてそうだと思っちゃう。

繰り返される経験によって、その現実が正しいと思っちゃう。
もし10日くらい続いてパタッとなくなったとしても、
20日目くらいまで、また起こるはずだと思ってる。

これは単純な例だけどね、
こんなふうに自分の治療で成果が出ると、これが正しいんだ。ってなってしまうってことなんだ。

これは良い悪いの話ではなくて、
積み重なる経験によってきっと誰でもそうなっちゃう。

自分の体感として培われる経験値は、繰り返される現実を正当化していくからね。

同じような症状を同じような治療で治したら、それを正しいやり方として定着させてしまうんだ。

でも肩こりひとつをとってみても、
アロマ、カウンセリング、タッピング、手術などなど、色んな治し方があるよね。

ひとつしか治療法がないわけじゃないのに、
他の治療法を知らずに自分の治療をし続けていることで、それだけが正しいと思い込んでしまうんだ。

自分の治療「が」正しいんじゃなくて、
正式には、自分の治療「も」正しいって認識することがとっても大事だね。

「が」は結構やっかいなもので、これは範囲の狭いすごく限定的なもの。

医療を施す側が「が」を使いはじめると危ないサインなんじゃないかな。
限定的な表現をしているということは執着がはじまっているってことだからね。

そうならないためにも、
自分のやってること「が」正しい。って思考が固定化してしまう前に、
幅広い世界に触れておくことが大事なんだよ。

色んな人とコミュニケーションをとりながら、色んな経験を積むことで、
きっと【自分だけ「が」正しい】という発想にはならないからね。

色んな治療法がある中で、
どれがその人にとってのベストな治療法なのかはわからない。

自分の治療を押し付けるんじゃなくて、
自分の治療「も」ひとつの方法だよ、って捉えることが大切だね。


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