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小倉2歳ステークス アイアイの競馬予想9/5🥺

藤田晋さん初重賞勝利おねしゃす!

三連単はおまけです(*^^*)

インプロバイザー
牡2歳

調教師:音無秀孝(栗東)

父:ダイワメジャー
母:リトルゲルダ
母の父:Closing Argument
ここに注目!
前走後も栗東トレーニング・センターに在厩して調整。乗り込み量は相当で、追い切りでも速い時計が出ている。前走時は初戦から2キログラム減でも馬体に余裕を感じさせたので、上積みはまだまだ見込めるだろう。スピードの出る馬場コンディションのほうが適性は高そうだ。

母のリトルゲルダは2014年に北九州記念とセントウルSを連勝した重賞勝ち馬。繁殖牝馬としても優秀で、すでに初仔のリヴェール(父オルフェーヴル)が2勝、2番仔のグレイイングリーン(父ディープインパクト)が3勝を挙げている。3番仔の本馬も勝利したことで、ここまでの全ての産駒が勝ち上がったことになる。父が全て異なるにもかかわらず、どの馬も潜在スピードの高さを武器にしているスプリンター。母の影響力が強いということだろう。それは本馬の時計にも表れていて、前走の未勝利(小倉・芝1200メートル、1着)では1分07秒9の好時計をマーク。今回のメンバーで最速の持ち時計を背景に、重賞初制覇を決めるかに注目したい。

ショウナンマッハ
牡2歳

調教師:茶木太樹(栗東)

父:ショウナンカンプ
母:オーバーレイ
母の父:ダイワメジャー
ここに注目!
前走から2か月の間隔を取っての出走。ゆとりを持った日程で挑戦できることもあり、疲れの出やすい夏場の調整とは思えないほど、強い負荷をかけた調教メニューを消化している。前走よりも締まった馬体で出走できそうだ。

父は2002年の高松宮記念の勝ち馬で、名スプリンターだったサクラバクシンオーの代表産駒の一頭と言えるショウナンカンプ。当然ながら、産駒の持ち味はスプリント戦向きのスピードで、本馬の前走メイクデビュー小倉(芝1200メートル)も、潜在スピードの高さを存分に生かした逃げ切り勝ちだった。持ったままでリードを広げ、目一杯に追うこともなく後続を突き放したパフォーマンスは素晴らしく、2着馬に3馬身の決定的な差をつけた。時計の速い決着が続出した3回小倉開催の開幕週だった前走と違い、今回は開催の進んだ最終週での競馬になるが、スピードは重賞の舞台でも上位で、パワーも兼備しているタイプ。クリアできるはずだ。

ソリッドグロウ
牝2歳

調教師:池上昌和(美浦)

父:ダイワメジャー
母:ムーングロウ
母の父:Nayef
ここに注目!
函館から小倉の臨戦過程だが、1週前の段階で小倉競馬場に入厩。滞在での調整なら、馬体重が大きく減るようなことはないだろう。ポイントは洋芝の函館から小倉に替わり、前走よりも速い時計が要求されることだが、この馬のスピードならクリアできるはずだ。

2着に7馬身差をつけ、メイクデビュー函館(芝1200メートル)を1番人気の支持に応えて圧勝。全兄は、昨年の小倉2歳Sで2着の後、続く京王杯2歳Sを勝ったモントライゼ。そのスピードは兄譲りと言ったところだろう。デビュー戦の馬体重が482キログラムとそれなりの馬格があった兄と違い、妹は438キログラムで競走生活をスタート。数字だけを比較すれば、たくましい兄に非力な妹のイメージを持ちやすいが、小柄でもつくべきところに筋肉がつき、特に腹回りからトモの部分にかけては、この血統らしいボリュームがあった。モントライゼと同じく、スピードとパワーを兼備しているタイプと考えていいだろう。兄の雪辱を果たし、2戦目での重賞制覇も十分可能な逸材だ。

ブレスレスリー
牝2歳

調教師:藤岡健一(栗東)

父:アメリカンペイトリオット
母:ハッシュ
母の父:コマンズ
ここに注目!
前走は逃げ切りで勝利したが、ゲートの出はそこまで速くなく、気合をつけてからの加速で挽回したレースだった。スタート、二の足ともに速さが必要なスプリント戦の重賞で、スピードに乗って行けるかどうかが勝負の分かれ目になるだろう。

4回中京開催開幕週のメイクデビュー中京(芝1400メートル)を逃げ切り勝ち。2着に退けたスタニングローズが次走で勝ち上がりを決めたように、メンバーレベルも決して低くはなく、重賞でも通用する可能性を秘めた馬と言えるだろう。父のアメリカンペイトリオットはアメリカの芝マイルG1の勝ち馬で、豊富なスピードで知られるダンジグ系・ウォーフロントの後継種牡馬として日本で供用開始。今年の2歳が初年度で、本馬は最初に勝ち上がったメモリアルホースでもある。ここで初の重賞制覇も果たすようなら、産駒がデビューしたばかりの父にとっても大きな1勝となるはずだ。

スリーパーダ
牝2歳

調教師:斉藤崇史(栗東)

父:ミッキーアイル
母:シンハリーズ
母の父:Singspiel
ここに注目!
前走の馬体重が398キログラム。母の産駒は小柄な馬が多いが、ここまで小さい馬は初めてになる。少し細いくらいに見えたデビュー戦の印象からも、大幅な馬体重減は避けたいところだろう。水分を含んだ馬場もプラスとは言えず、良馬場で競馬がしたい。

2016年のオークスを勝ったシンハライトを筆頭に、2011年ラジオNIKKEI杯2歳S勝ちのアダムスピーク(共に父ディープインパクト)、2016年のマーメイドS勝ちのリラヴァティ(父ゼンノロブロイ)ときょうだいに活躍馬がいる。ただ、中距離を主戦場にしたきょうだいと違い、本馬が母系のイメージにないスプリント戦からのスタートになったのは、父ミッキーアイルの影響が強いことの証明と言えるだろう。1番人気の支持を受けた前走のメイクデビュー小倉(芝1200メートル)では、道中で少し行きたがるような面を見せ、4コーナーも外に膨れ気味になるなどまだ粗削りな印象ながら、2着に1馬身1/2差をつけて勝利した。血統的な魅力も加味すれば、ここでも期待は高まる。

ナムラクレア
牝2歳

調教師:長谷川浩大(栗東)

父:ミッキーアイル
母:サンクイーンⅡ
母の父:Storm Cat
ここに注目!
2戦目の前走はデビュー戦から10キログラム減の馬体重。1度使った上積みを感じさせる状態で、決して細い感じはなかった。さらに数字が減っても問題はないだろう。初戦と2戦目の比較から、右回りへの適性は高そうだ。

前々走のメイクデビュー新潟(芝1600メートル)では3着に敗れたが、直線で内にモタれていたレース内容に加え、父ミッキーアイルと母の父ストームキャットのスピード豊富な血統構成から、マイルの距離が長かったと判断してもいいだろう。2戦目に選択したのは未勝利ではなく、オープン特別・フェニックス賞(小倉・芝1200メートル)。格下を感じさせないレース運びで初勝利を決めた。同レースは10頭立てではあったものの、JRAでの勝利実績があった馬は2頭だけ。格上挑戦でも引けを取らないと考えた陣営の判断の良さも光ったが、1200メートルへの距離短縮が一番の勝因であったことは言うまでもないだろう。今回も前走と同じコースとあれば、重賞でも期待のほうが大きい。

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