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みんつく定例スペース2回目「政治とカネ」

5/20(月)みんつく定例スペース2回目(YouTube Live配信)がありました。
今回のテーマは「政治とカネ」です。
みんつく党では、政策の一丁目一番地として取り扱っている問題です。
大津党首や支持者との話し合いは、どのようなものだったのか見ていきます。

●はじめに

<大津党首>
参考記事から 衆議院政治倫理審査会出席しなかった裏金議員44人
 
説明するつもりがない!
裏金が3500万円以上でなければ起訴されない
 →有権者はマイナンバーカードで紐づけされ1円単位で税務署に見張られているにも関わらず政治家は何故罰せられない・辞職もしない
 
→国民はもっと怒らなければならないだろう
政治とカネ問題を取り組み始めたのは自党のお金の遣い方に<疑問>を持ったから
領収書不必要の支出があまりに多い
 →何故収支報告書を提出しなければいけないのか
 →あまりにも杜撰 単式簿記 紙ベース(収支報告書)でネットへ貼り付けるだけ
これではお金の流れが追えない
現状を国民に知ってもらい怒ってもらいたいと思っている
各党改革案が出てはいるが…

どういうつもりで欠席したのだろうか
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1179316?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter


●企業献金について

→意見が党内でも別れるところである

<あけど幹事> 
ある程度の必要性は感じている 
個人で出来る範囲より大きい→各政治家を応援するものではある
強制的にさせられている企業がある→これは仕組みの改善必要
下請け企業→上の企業から言われたらその通りにしなくてはならない
  →こういうところをサポートしていきたい

あけど幹事より示された各党改正案
自公合意前の各党改正案(みんおう作成)
政治資金パーティーについては公開基準を
10万円へ引き下げで合意したはずだったが…

JIJI.COM  
https://www.jiji.com/jc/articlek=2024042600936&g=pol
朝日デジタル
 https://www.asahi.com/articles/DA3S15921957.html
衆院政治改革特別委員会では与野党合意へ向けた
動きが見られる

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240521/k10014455911000.html
一度は決裂した自公だが衆院政治改革特別委員会
では合意となるか

https://news.yahoo.co.jp/articles/972aca13b7add5189be6c34893e398f931cf9455?page=1

<大津党首>
30年前のリクルート事件→汚職に繋がるので止めようとなったが
政党(政治資金団体)であれば
750万円~1億円まで企業の規模により受けられる

総務省 政治資金規正法のあらましより
https://www.soumu.go.jp/main_content/000174716.pdf

<大津党首>
 企業献金が無くなったので、政党運営の為に税金より政党交付金を315億円を出すようになったが実際は無くなっておらず、政治資金パーティーなどと名を変えて残っている
 完全廃止は難しいかもだが、企業献金がどの政党政治家へ入っているかを明らかにする事が必要ではないか。

企業献金廃止を求める声
https://www.tokyo-np.co.jp/article/306787

各党反対しているが信じられない、やる気はあるのか

●政治資金パーティー

パーティー券 
自民党公開基準を10万円まで引き下げたが自公は決裂した

<あけど幹事>
ノルマが企業にかけられているのを多く見てきた
企業献金・パーティー共にやめないと無理では

<大津党首>
岸田総理自ら任意団体でパーティーを行っていた

任意団体を使い政治資金パーティーをしていた岸田首相
首相自ら脱法とは国民をなんだと思っているのか
このような状態では裏金議員がいることも頷ける
https://news.yahoo.co.jp/articles/a049c166376a0a3e6a8e23c360f2ee36ca8d7b4d

政治にお金がかかるということを多面的に捉える必要性がある
国会議員の歳費を抜本的に上げるべき
アメリカの下院は一人当たり2億・上院では3億円歳費からでている
→しかし選挙活動には使えない(政策・法律立案の費用にする)

政治にカネがかかる現実があるので歳費を増やし、代わりに罰則を強化する
企業献金は無しにする
調査研究広報滞在費・立法事務費→収支報告しなくて良いものは無くす
一般企業の会計と同じように全て明らかにする

参考:アメリカの場合
メセナ的な、社会的な規範として寄附が成立している
※メセナ(フランス語: mécénat)とは、企業が主として資金を提供して、文化・芸術活動を支援することである。

選挙活動は寄附で行われている→寄附は社会制度として習慣化されている

<大津党首>
政治家の信用が落ちている状態で歳費を増やすのは考えられない
アメリカの場合、遣った金額が1週間後にはデジタルで上がってくるから成り立つのでは
官房機密費ですら選挙に使われており好き放題なので歳費を上げるのは難しいのでは
しかし、歳費を上げることで裏金でやらなくて良くなり、納税をしてくれるようになるのなら…

ブラック・グレーのお金の遣われ方を抑止する
(調査研究広報滞在費・政策立案費・官房機密費など)
会計帳簿の提出義務化が第一歩

<大津党首>
裏金議員の罰則も緩く、お金を配るような事が実際にはある
田中眞紀子氏→後輩の面倒をみたりなどをするのでお金がかかる
選挙にお金がかからない制度作りが必要


●選挙とカネ

選挙に何故お金がかかるのか有権者としては不思議
お金をかければかける程当選するのは不公平では
選挙の費用は一律にし歳費から出す方が良いのでは?

東京都知事選でかかる金額6000万円
無所属などは供託金支払いや選挙カーを借りる等で手一杯

大きな政党であればYouTube広告・電通などを利用できる
→自民党など大きな政党の場合、大元が依頼を出したりすれば選挙収支報告書などに出ないので、実際どれぐらいのお金がかかっているか分からない
都知事選・国政選挙など→没収ラインを超えるのが難しい
地方選挙でも没収ラインを超えないと厳しい
→いきなり金額をここまでと設定するのは難しいのでは

パーティー券を外国人・外国法人に買われないように
しなければいけないのでは

https://www.sankei.com/article/20240407-DPWLC4DYDROLZJ42HOTVIEOT7U/

 交付金があるから国政政党の場合なら企業献金・パーティー廃止でも良いが、その他の政治団体から這い上がってきたような場合は、企業献金・パーティーも出来ないとなると国政へ出るのはかなり厳しい。
 これらは国政政党の問題→平等では無い政治資金規正法自体が、新規参入を難しくしており既得権益側が守られている
 国民がその他の政治団体を使って、どのように政治参画できるのか考える必要がある。

<大津党首>
国政政党が優遇され過ぎている→選挙ビジネスへ繋がっている(政権放送やポスター代の公費負担分満額請求を利用して行われている)
政治家を志す人→お金がないことにより、ビラの数、選挙カーの数、メディアでの取り扱われ方などあまりに不公平
無所属・小さい政治団体でも対等に戦える、メディアに対等に扱ってもらえる状態にはしなくてはならないのでは。
都知事選→14000箇所(業者へ頼むと1000万円以上かかる)ポスター貼り付けだけでも大変
大きな政党であれば、ポスター貼り・場所取りなども行える
プロモーション、コンサル等々 選挙にはかけようと思えばかけられる
政治家のお付き合い→政治とカネ問題へ繋がっているのでは

<あけど幹事>
地方・国政によってお金がかかるところが違う
参議院全国区ーチラシ配りはあまり意味が無いのでYouTube広告などにかかる→何百万/一日かかる
参議院選挙に出るのには億単位で必要

あけど幹事の場合
川越など地方選挙区
 →ポスティング業者に依頼50~60万円/1回でかかる
チラシなど消耗品にかかった
ボランティアさんがいたので人件費はあまりかからなかった

支出に制限かける方が良いのでは
イギリスは支出に制限をかけている 
30億ぐらいで全選挙区へ立候補者をだせる(※円安考慮要)
個別訪問をしても良い 
選挙活動を1年間ぐらいかけて足で稼ぐ→お金がかからない
ポスター→しない

●自民党の話

政治資金に関して領収書取得必要ないお金があまりに巨額
例:自民党幹事長の政治活動費 10億/年

2005年当時 
自民党:幹事長では無い人のサイン(領収書)によって政治活動費が使われていた(本人含め4人)
約半分位が幹事長ではない人のサインだった
この事を当時幹事長だった安倍晋三氏と話をした
      ↓
もち代・氷代と呼ばれるものを200万/年ずつ 渡していた
 →直接手渡しをやめて各支部へ振込する事に
各支部収支報告書へも記載されるようになった

これと同様に派閥のお金もするべきだとしていたが、結局ずっと改善されず続いていたのが現在の裏金問題に繋がっている。

官房機密費 防衛などに使われていさると思っていた→選挙に使用されていた

自民党からは使ってはいないという声も出ているが
これが本当なら大問題である
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-05-14/2024051401_03_0.html

<大津党首>
官房機密費→外国だと20年後などに報告があるので最終的に分かる
(日本では永久に分からない)
公衆衛生について、お願い
官房機密費も選挙に使えるのであれば与党のみが有利になってしまう


●供託金

日本は高すぎるのでは→お金持ちに有利になるのでは?

<大津党首>    
変な人が出ないような抑制力として必要なのでは
地方は良いのでは(30万)
→地方で供託没収ラインを超えないということが難しい(返ってくる)
若い人18歳未満を考えると、供託金は難しいという意見もあるかもだが、それ位はガッツが必要
国政・県知事選挙などは高いのでは?(300万600万など)
→重責を担う人が出るので、高くないと選挙妨害のような事が起きる不安がある
額の妥当性を考える必要はあるが

国政の供託金は一般人には高いので、世襲の問題に繋がるのでは

<大津党首>
会計責任者連座制
 代表者の責任など今の状態を見るに連座制は本当に機能するのか?

供託金目安 
・衆議院一つの選挙区に対し3千数百万の法定選挙費用の枠がかかっており、それの一割ということで300万という金額が設定されたと聞いたことがある
・参議院比例の場合は法定選挙費用が高くなり6000万程なのでその一割で600万となっている

・秘書のせいにしない→会計責任者を候補者、議員、代表者がする→連座制は必要ない

●その他

会計処理 前時代的、お小遣い帳である→複式簿記・領収書デジタル保存へ
根本解決が出来ていない

会計責任者は必要なのでは 
会社では監査をする部署がある→それが政党では正しく機能していない
第3者チェック機関が必要
民間と同じ様にする
運用上、会計責任者が居ても良いが、しっかり政治家が責任を取るようにしなければならない

<大津党首>
領収書が必要ないというのはどうなのか?
調査研究広報滞在費100万立法事務費65万はどうするのか
今回の改革案は甘々で本当にやる気があるのか

今迄の議員が何十年も解決できてなかった

与野党共に結局一緒なので、変わらないのでは
議員総入れ替えする位でなくては
みんつくが議員を入れなくては変わらない

自民党は巨額を投入するので、他は選挙では勝てない
選挙改革も杜撰
与党である自民党が省庁を束ねるので、検察が裏金議員の逮捕しない事にも繋がっている
政治資金の問題→長期政権の弊害。政権交代が必要では。 
野党も票に繋がっていないので政権をとるのは難しい

<あけど幹事>
政治資金は見えれば良いという問題では無い→例:料亭で会議など こういう遣い方の問題をどうピン止めするのか

<大津党首>
リクルートの為と言ってシャンパンタワーに何千万も遣うのは違うと思う
→党内の仕組み作りは難しい

岸田首相の支持率6%しかない

<大津党首>
→それだけ裏金問題等でお怒りの人が多い


●大津党首より今後についてなど

<大津党首>
政治資金改革を訴えてきたが、これから更にしっかりと訴えていかないといけないと思っている
全て見せると反発もあるかも知れないが
現在は見せていいものしか収支報告書に出してない
収支報告書の確認は総務省の地下で書き写すしかない等々
 →改善していきたい
悪に染まっていない人』をどんどん送り出したい
一人公認している!!(→こういう事は是非発表して欲しい 筆者の心の声)
どんどんこういう若い人を出していきたい
大きな政党であれば、志を持っていても裏金を作るようなことに染まることもあるが、そうならないように、今のみんつくが国政政党であることを使って色々な人を出したい
破産などで不安に思う人がいるのも事実だが、今ある状態でベストを尽くして、もしいずれ党が無くなったとしても、これをきっかけに政治家になれる人を出す事が出来れば良い
政治資金問題は深掘りしたい
上脇教授に党の政治資金問題について相談などしたい
みんつくには政治資金に関心が高い人が多いので、仲間を増やして政治資金改革を進めたいという勢力を拡大したい
若い人に選挙に出やすくなるような環境整備を行いたい
現役世代の負担減についても引き続き活動していきたい
会計調査でも新たな動きがある!!(→発表が楽しみです!筆者の心の声)


●みんおうの感想

みんおうでは「政治資金の問題点」として政治とカネ問題についてはnoteで取り上げています。
まだご覧になっていない方は、是非ともご一読下さい。
https://note.com/minnade_ouen/n/nd453e5ae924c

よってあまり内容の感想ではなく、スペースの進め方やテーマに関してなどの感想が主になりました。

■フリップについて
・前回と比べて紙のフリップを使用したセクション分けにより、今何を話しているのかYouTube Live配信の視聴者には分かりやすくなった点は良かったが、フリップはスタンドを使用した方が良いのではないかと感じた。

■テーマの選定
・前回同様にテーマ範囲が広く、政治とカネ問題の一般論に終始しており議論が深掘りされなかったのは残念だった。

■海外の政治活動・選挙について
・話の中で海外の選挙の話が出てきたのが良かった。
・日本も海外の政治活動や選挙の良い点を取り入れても良いと思う。
・大津党首が台湾総統選挙を視察していた事もあり、海外の政治活動や選挙方法などについて、今後紹介してもらいたいと思った。


●終わりに

 今回は多岐に渡る内容で、有権者として考えなくてはならない部分が多いと思いました。
 みんつく定例スペース(YouTube Live配信)をご視聴下さった皆様やこの記事をお読み頂いた皆様は、どの様に感じられましたでしょうか。
是非noteの感想欄へご記入下さい。
皆様の感想をお待ちしております。

私達の記事を読んで下さり
ありがとうございます!
これからも、みんつく党や大津党首の事を
取り上げていきたいと思っています。
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