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Wake Up, Girls! FINAL TOURを振り返る⑤ 岩手・盛岡

12/9。始発の新幹線で広島から岩手へ約6時間の移動。昼公演へは割とギリギリの着予定。

いい天気。

新幹線降りて、まず空気が違う。冷たくて、肺がキンっとする。初めて東北に来たという実感がわいてくる。慌てて会場へ行こうとするけど、地面が凍ってて滑べりまくるので落ち着いてバスに乗る。

岸和田でのPolaris制作秘話が凄すぎたので、右肩下がりになってしまうのではないかと思っていました。6曲目のPolarisが終わり、企画コーナー。舞台にピアノと、お立ち台がセットされ、一体何が始まるんだろうとそわそわ。

※引用させて頂きます。 昼公演は雨ニモマケズで始まり、WUGオーディションからを振り返る文字のみのメッセージ。岩手・盛岡で撮影された奥野香耶出演の映像。最後は「サウイフモノニワタシハ『ナル』」

ムービーからは、逼迫した思いがひしひしと伝わってきた。偉大な先人の名言を引用しつつも、言葉を言い換えた。強い意志が溢れてる。

7.イーハトーヴの風(昼公演)

そのまま合唱団(イーハトーヴシンガーズ)と、イーハトーヴの風を合唱。一時期、星にはまっていた時期があり、星めぐりの歌をよく聞いてました。どこか懐かしく、心の中にある故郷を思い起こしてくれる。そんな宮沢賢治が盛岡公演にぴったりだった。

8.言の葉青葉

ムービーからイーハトーヴの風で、今までのライブの楽しい雰囲気が一変。これが最後のツアーで、終わりには解散が待っていること。別れを実感させられる。そんな中での「言の葉 青葉」の合唱は泣かずにいられなかった。メロディも歌詞も、楽しい記憶、悲しい記憶を思い出させる。「がんばってねと かんたんに言えないよ」ワグナーも合唱。会場全体に暖かいものが広がった。ツアーで一番泣いた。

7.旅立ちの時(夜公演)

この曲も胸に迫る。「ただ一人歩こう」「君だけの花を咲かせよう」

WUGちゃんが解散した後、グループではなく個人となる彼女たちの決意を感じた。解散に向けてはいるけど、もう解散した後のことだって考えている。

ツアーも始まって5ヶ月が経ち、残りは3ヵ月しかないことを突き付けられる。

じゃじゃ麺。ジャージャー麺とは違うんだね。

会場出てすぐ鮭まつり。鮭が吊るされててインパクトあった。

原色のパーカーを着て商店街を闊歩する姿は、田舎に襲来したカラーギャングのようだった。

橋を渡るときに浴びた、強く吹く冷たい風を忘れない。