見出し画像

葉巻上級者の吸い方

みなさん毎日素敵な葉巻ライフを送っていますか?☺️

今日ご紹介するのは葉巻上級者の吸い方です。
「葉巻なんてスタイルを気にせず好きに吸ったらえぇねん」
という考え方は自分も好きです。

葉巻を灰皿に擦り付けて消すのは(タバコのように)店側に失礼だからとか、葉巻を吸うときには正装で吸えとか、葉巻を握るときにはタバコのような握り方じゃなくて親指と人差し指で挟んで〜とかうっさいねん!!

いちいちスタイルを気にして吸うのはファッション・スモーカーですからね!

じゃあ、「上級者の吸い方」とは何か?

それは、いかにして葉巻の香りを楽しめる吸い方をするか?です。

葉巻を吸う場所

画像1

風がない室内、または車内、テント内で空気の入れ替えができる場所。

香りというのは同じ香りをずっと吸っていると嗅覚がその香りに慣れてしまい、美味しさを理解しづらくなります。部屋に入った時に香りの変化で部屋の香りが一瞬だけ匂いとしてわかりますが、ほんの少ししたら何も感じなくなるのはその為です。これは葉巻の香りも同様なのです。

また、狭い場所は香りが飛びにくく、感じやすいです。

そういう意味では空気を外に出すことも、空間を閉鎖させて風を止め、香りを感じやすくすることもできる車内が非常に葉巻を吸うのに安定しています。かくいう筆者も車内で葉巻を吸うのが一番美味しいです。

葉巻の持ち方

葉巻の火がついている部分を手のひらで覆い隠すようにして持ちます。

これは葉巻の香りが風で飛んでしまわないようにする意味があります。手のひらでドームを作り、その中心に葉巻の火がついた部分を置き、ドームから漏れる香りを嗅いで楽しみます。

また、その状態で上下左右に葉巻を持つ腕を振ります。

こうすることで周囲に葉巻の香りを充満させることができます。

葉巻の着火

着火は他の参考サイトに色々とありますが、オイルライターはオイルの香りが葉巻に移るので止めたほうがいいです。セドロかガスライター、マッチで火をつけましょう。火で炙ると同時に吸い、葉巻を回転させながら先端を5ミリほど均等に燃やしますあ。もちろん、吸っているのですから火力は強まり、赤くなります。

そうなると葉巻を吸い始めることができます。

葉巻の咥え方

画像2

この咥え方は悪い例です。

画像3

この咥え方も悪い例です。

画像4

この咥え方が正しい咥え方です。わかります?

画像5

これも正しい。

ストローを咥えるように口を窄ませる訳ではないです。口を半開きにして葉巻の煙と空気の両方を口の中に入れるようなイメージで咥えます。

理由は次で説明します。

葉巻の吸い方

葉巻は太いので口を窄ませて吸うと葉巻の中心だけが燃えてしまいます。

全体を平均的に燃やすことで葉巻を製作した方々が理想とする外側・内側の香りのマリアージュを楽しむことができます。よって口を窄めて吸うのはご法度です。もちろん、そうしなきゃ火が消えてしまうのなら一時的には可です。

さて、吸い方ですが、スパスパと連続して吸いまくると火力がどんどん強くなり、葉巻の味がキツくなっていきます。クール・スモーキングを思い出してください。香りを楽しむには燃やすのではなく、温めるをイメージしてください。

葉巻のいい香りは燃やした時に出るのではなく、熱しられた時に出ます。最近流行っている電子タバコはタバコの葉を燃やすのではなく電気的に温めていますよね?あれと同じ理屈です。葉巻を吸うのは火が消えないようにするという理由が第一です。もちろん、ニコチンを口内の粘膜から吸収する意味もありますが、これは二次的な作用に過ぎません。

細かく小さく吸って、最後に思いっきり(ゆっくりを意識して)大きく吸います。そして吸った煙は吐き出すのではなく、口を半開きにして勝手に上に上がってくるのを待ちます。すると煙は遠くへ飛ばず、香りも自分の顔の周りにまとわりつくように沸き立ちます。これが美味しい吸い方です。

葉巻の吸い方(鼻)

口で吸うと葉巻の火力は強まり、しばらくの間は放っておいても勝手に燃えます。この時は熱せられたタバコの葉が香りを出し続けるので、口で吸うのを止め、その香りを鼻で吸って楽しみます。

この時には「葉巻の持ち方」で紹介した手でドームを作るような持ち方で、上下左右に葉巻を振れば、周囲に香りを撒き散らしいい気分を味わえます。

深く吸い込んでもいいし、浅く吸い込んでもいいです。その両方を交互にするのもアリだと思います。鼻の奥は意外と広く、様々な場所に嗅覚神経細胞があります。それぞれの細胞で感じ方が違うので、様々な吸い方で一本の葉巻で様々な香りが楽しめます。

葉巻への再点火

葉巻が片燃えするのを防ぐ為や、中心部だけが燃えて外側が燃えない状態になってしまうのを防ぐために再点火します。ガスライターなどで葉巻の先端を5ミリほど灰になるかその手前の状態に熱して、すぐに吸います。

葉巻の根元を吸う

葉巻は農作物です。捨てるのは勿体無いので農業従事者に感謝を込めてちゃんと根元まで吸ってあげましょう。☺️

葉巻の根元はパイプやカピート、細い葉巻であればキセルなどを使って吸います。空気の漏れがないように吸い口をしっかりとパイプなどにギュッと差し込み、この時は流石にストローを咥える時の咥え方で構いませんので、強く吸います。

パイプの煙が出る側で手のドームを作り、香りを充填させながら吸います。

ニコチン酔いになったら?

個人差はありますが、ニコチンへの耐性があり(RPGのHPのように)ある程度吸うと体が全体がクラクラとして時には寒気・吐き気・倦怠感・食欲不振になったりします。こうなると一旦葉巻を吸うのを止めて回復を待ちます。

そういう意味でもチュボスタイプの葉巻を購入しておき、同じサイズの葉巻であればチュボスへ格納してニコチン酔いが回復してからチョコチョコ吸うという方法で綺麗に全部いただきます。

これは正道ではありません

さて、「葉巻上級者の吸い方」いかがだったでしょうか?😉

ご紹介したのは主に葉巻の香りを楽しむことに重点を置いた吸い方です。よって正道ではありません。特に葉巻の持ち方に関しては、おそらく普通の葉巻吸いから見てもマナーに反するものでしょう。😌

手を火傷する、手に灰が落ちたらどうする、手が臭くなる、なんか葉巻を吸うのを隠しているようなダサい感じ・・・などなど色々と言いたいことがあるのはわかりますが、色々試した中で最も葉巻の香りを楽しむことに適した吸い方がこれになっているから仕方がない😠

他にも美味しい吸い方があれば教えてください!

それでは素敵な葉巻ライフを!!👏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?