【番外編:ミンカ10th企画】ニーサンのお時間 ~今回のプロジェクトを別の視点から~
みなさんおはこんばんにちは。
テブレラニーサンです。
ミンカ氏じゃなくてごめんなさい。
今回は箸休め回ということで、ニーサンがいろいろ書いていきます。
ミンカ氏の執筆量が結構なことになっているので、少しでも負荷を軽減しようという魂胆なのです。
・・・
10th企画の経緯
数年前、ミンカ氏に紙媒体の写真集の企画を持ち込みました。
「これまでいくらか写真を撮って公開してきたけれど、どうせなら撮影などに掛かった経費を回収できる企画をやろう。なんだったらちょっと儲けることができればなおさらヨシ!おそらく写真集の需要もありそうだし」
みたいな感じの誘い文句だったと思います。
氏が快諾してくれ、機会を作ってはちょっとずつ撮りためていきました。
が、枚数が足りない。
ああでもないこうでもないと作品のクオリティに拘っていたので、制作のペースが非常に遅かった。
そうこうしているうちに、ミンカ氏が結婚などで(めでたい)撮影ができる状態ではなくなり、企画は凍結。
要するに私が時間を掛けすぎたため、機会を逃しました。
ミンカ氏ごめん…。
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月日は流れ…
昨年、とあるカフェでぼーっとしていると、一冊の本が目に留まりました。
こ、これや・・・。
なにがこれなのか分かりませんが、すぐさま仕事場に戻り以前撮った写真のデータを見ながら、ミンカ氏にコンタクトを取りました。
企画は凍結していましたが、何らかの形で公開することはずっと考えていたし、凍結の際にミンカ氏ともそのように話していました。
私のHDDの中に封印していてもしょうがないですから。
そうして、写真集の企画は下記のように形を変え、公開することになったのでした。
・撮りためた写真→Instagram
・誌面に掲載する予定だった随筆→note
・特典で付けるはずだったブルーレイ映像→Youtube
コンセプト
企画立ち上げの際は、テキストだけのシンプルな企画書を作成し、ミンカ氏と共有しました。
○目的
コンテンツの公開を楽しむ/見る人に楽しんでもらう
目的はこれだけです。
インスタの毎日更新やnoteの投げ銭などは、これまでやったことのない分野でした。
これらはコンテンツの公開を楽しむ/見る人に楽しんでもらうことを目的としています。
お気に入りの写真はある?
メイド服の写真は、給仕だというのに何人か人を○してそうな雰囲気があって好きです。
ミンカ様…!
インスタントカメラを手にしている写真は、ミンカ氏の持つ独特の雰囲気が出ていていい感じだと思っています。
スタジオで懐中電灯を手にしている写真。
ミンカ氏のダークネスな一面が見えて、また華がある感じがします。
ちなみにこの照らしている本は、参考のために買ったPerfumeさんの写真集です。
明暗のメリハリが強い、なかなか挑戦的なライティング(照明)です。
中性的でややトラッドなスタイルが気に入っています。
自撮り風の写真ですが、実際にカメラのプレビューをモニターに映し出し、ミンカ氏はそれを見ながら撮影しています。
つまり、ミンカ氏が自分の表情を確認しながらシャッターを切っているのです。
※これらの埋め込みはトリミング表示されてしまっているので、ぜひ写真をクリック/タップしてミンカのインスタグラムをご確認下さい。
ミンカ氏の写真の仕上げについて
撮影当時憧れだったフォトグラファーであり、アートディレクターの渡辺伸次(SiN)さんのスタイルを真似ようと思ったことがあるのです。
しかしただ他人のスタイルを真似たところで上手くいくはずもなく、やめました。
基本的にミンカ氏の写真は自作のプリセットを使用して仕上げています。
このプリセットは、富士フイルム社のリバーサルフィルムで実際に撮影したデータをベースにして作成したものです。
私はアナログ主義ではありませんが、メーカーさんのノウハウが詰まった階調特性や、色再現がうまくいかなかったときの極端な色ずれとシュールさが好きで、たびたびカラーフィルムを参考にしています。
と言っても、絶対にフィルムのルック(階調や色合い)にしたいというわけではなく、ミンカ氏の持っている雰囲気を出すことを優先しています。
ミンカ・リー(@minkalee10th) • Instagram写真と動画
ミンカねこ散歩
私は猫が好きです。
ミンカ氏はもっと猫が好きなようです。
であれば、猫を撮るミンカ氏を撮るというのはどうだろう。
少なくとも私はとても楽しい。
そんな発想から生まれた企画です。
何かと焦燥感に駆られやすい現代社会ですが、この映像は時間を忘れてのんびりまったりと楽しんで欲しいと思っています。
語り(ナレーション)は、ミンカ氏に最低限の録音機材を送り、本人が自分でセッティングしてなんとiPhoneで収録されました。
言われないと分からないクオリティでしょう?
ルックはシュールさが出ないよう、リアル寄りにしてありますが、なんとなく近年のデジタル映画っぽさが感じられるよう意識しています。
フィルム映画も参考にしました。中田秀夫監督「リング」や、デビッド・フィンチャー監督「セブン」を何度か凝視しました。
当日になってアップの構図で撮らねばならない事に気づき(理由はお察し下さい)、撮影地の下見や衣装合わせもなし。
次から次へと猫が現れて、割とあたふたしながら撮っています。
当時使用した小さなシネマカメラ。
もうちょっとテストしておけばよかった…。
「もっと準備に時間を掛けられた」「もっとシンプルに撮れた」「もっとこうしておけば」と、思う点は挙げたらきりがありませんが、こだわりすぎて皆さんに観てもらえないのであれば、そちらのほうがよっぽどの損失だと思いました。
気取った感じが無くなり、ゆるい雰囲気になってよかったのかもしれない。
色々と制約が多い中撮った作品ですが、しかしそんないきあたりばったりも猫っぽくていいのではないでしょうか。
【のんびり】ミンカねこ散歩【ミンカ・リー】- Youtube
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機材の考え方について面白い記事があります。
3RD EYE STUDiOSさんの「機材はもうあなたを特別な存在にしてくれない~世界で唯一無二のブライダル映像制作者になるには」
興味がある方はぜひ。
ミンカ氏について
ファーストコンタクトは…
原宿アストロホールでのDANCEROIDのライブを見に行ったことや、ファンの方々のメイド服企画での撮影を思い出します。
(どちらも以前働いていた会社の同僚ランランのアシストによるもの)
「おはよう今日もいい天気だね」とか、そういうやりとりをする仲ではないです。普段、そんなに連絡を取る関係という訳でもないので、正直あんまり分かってない部分も。
お互い「この人何考えてるんだろう🤔?」と思っているのではないでしょうか。
それが何かを一緒に作る場合、非常に相性が良いように感じます。
ミンカ氏とチャットのやりとりをしていると、自分ひとりだと絶対に思いつかないようなアイデアがいっぱい出てくるのです。
ミンカ氏はどういう人か
やたら猫に好かれている気がします。気のせいかな…。
私は実家では猫や鳥などいろんな動物と一緒に過ごしていたのですが、犬との暮らしが圧倒的に長いので、猫の気持ちはいまいちわかりません。
それはさておきミンカ氏の人格ですが、篤実で聡い印象があります。
撮影などのやり取りを経て、友人や仲間、推してくれる人たち、そしてそうでない人たちに対しても非常に誠実なのであるなと思う場面が何度かありました。
「自分もこうであろう」と、やさぐれがちの自分の人生に影響を与えてくれました。
真面目な性格(だと思う)ゆえに、これまでの活動はもちろん、noteの執筆においても苦心していろいろと考えることもあったのではないかと思います。
私もふとすると深淵歩きのようになっていることがあるので、そういう面ではちょっと似ているところがあるのかもしれませんね。
長い
そろそろ飽きてきた?
ご安心下さい。もう終わりです。
自己紹介
テブレラニーサンです。
テブレラという名はミンカ氏と出会うちょっと前に、マクロスFに登場する人物ブレラ・スターンから拝借して付けました。手振れラです。
ブレラはマクロスFで一番好きなキャラクターです。
とてもかっこいい男なので、こんな名前を名乗ってしまって恐縮です。
まあ彼は全くもってブレないんですけどね。
私とは全然違う・・・。
普段はWEBデザイナーを生業としていますが、木村家ヰサクという名前で音楽制作や映像・アートワーク制作など、好きなように活動しています。