自己紹介をしよう。♯1SNSと人間

みなさんこんにちは。さすらう子豚です。
本当は人間です。
関西で大学生もやってます。


何かを見たり聞いたり読んだり嗅いだり味わったり…
自分の体験を文章化して、忘れないようにするためにnoteを始めました。
いわゆる備忘用です。

備忘と言っても、2種類あると思うんです。

1つ目は、個人内部での備忘。
自分が感じたことを、その時の自分が持ちうる最適の語彙で表す。
そしてそれを後で見返すことにより、当時の体験を脳内で想起して楽しむ。
そういった意味での備忘。

もう1つは、個人外部での備忘。
自分が感じたことを、他人に共有する。
共有された人は、相手が体験したことを文章なり画像なり映像なりで追体験する。
このことによって、1つの事象に対して複数の体験が起こりうる。
複数の体験が起こりうれば、それが忘れ去られる可能性も低くなるでしょう。
そういった意味での備忘。

前者は、日記などがそれに該当するでしょう。好き好んで日記を他人に見せる人もいないでしょうしね。
そして後者は言わずもがな、SNSです。
現代のSNSにおいて、その投稿を個人内部の備忘に留めておくことはほぼ不可能でしょう(フォロワー0人なら可能でしょうが、それは果たしてSNSと呼ばれるべきなのかは疑問です)。

今では多くの方が個人外部の備忘を目的にSNSをしていると思います。
意図せずとも、そうなっているのです。

いわゆるいいね稼ぎ、リツイート稼ぎというのは、この個人外部での備忘によって説明されると思います。

そこでは、ある個人の体験が1万にも10万にも膨れ上がります。しかし、本当にその事象を体験したのはある1人だけなのです。それを共有され、追体験を得た1万10万は、結局は有象無象。原体験を有するある個人のみが、当該体験の脳内の記憶メモリを呼び起こすことができるのです。

我々は、ここに優越感を感じているのではないでしょうか。

「私だけが、この美味しいものを食べたのだ。私のツイートに反応している奴らは、今はこの美味しさを体験できないのだ。どうだ、羨ましいだろう。」

と言うふうにね。

さて、私がnoteに書き込む主な理由は、個人内部での備忘です。基本的には、読書で得た知識や経験を固めるためです。(このことについては次回に書きます)

でも、みなさん、コメントやいいねを押してくださってもいいのですよ。
その瞬間に、個人外部での備忘化が生まれるのですから。

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