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ワクチンが母乳から乳児に移行?--------相変わらずワクチンのポジティブな影響を示した論文をワクチンの危険性にすり替え続ける荒川央の悪質なデマに注意してください。

まあ、懲りもせずまたまたこんないい加減な記事を書いてますねえ。

この人の記事に常駐する人たちは自分で論文を理解する能力がない人たちばかりなので鵜呑みにしてるようです。

さて、引用された論文は「ワクチンの危険性」を示したものでしょうか?

はい、確かに母乳中にまれにmRNAワクチンが検出されることがあるようです。重要なことはそれによって乳児に何らかの有害事象が生じたのかということです。

論文には以下の記述があります。

Importantly, our results were complemented by the lack of neutralizing antibodies and vaccine mRNA in the serum of breastmilk-fed infants from vaccinated mothers, suggesting the likely lack of significant exposure or sensitization of infant to the low levels of mRNA present in breastmilk.

要するにワクチン接種を受けた母親から母乳で育てられた乳児の血清中に中和抗体とワクチン mRNA が認められなかった。したがって、母乳中に存在する低レベルの mRNA に乳児が著しく曝露または感作されないといいうことなのです。荒川氏はこの重要な所見を全く無視して「乳児の体にスパイクタンパクが作られる、免疫寛容が起こる、これは危険ダー」と、例によって思考停止状態のワクチンネガティブキャンペーンを繰り広げています。

原文ではこのような結論が書かれています

BNT162b2 mRNA vaccination was associated with the generation of robust SARS-CoV-2 neutralizing responses in the serum and breastmilk of lactating women. While we detected low levels of vaccine mRNA in the serum of vaccinated mothers and their breastmilk, we did not detect any serological evidence of sensitization of the infant towards the mRNA, providing additional support to the safety of current recommendations for continuing breastfeeding with maternal BTN162b2 mRNA vaccination.


「BNT162b2 mRNAワクチン接種により,授乳婦の血清および母乳中に強固なSARS-CoV-2中和反応が誘導されることが確認された.ワクチン接種を受けた母親の血清および母乳中に低レベルのワクチンmRNAが検出されたが,mRNAに対する乳児の感作の血清学的証拠は検出されず,母親のBTN162b2 mRNAワクチン接種と母乳育児の継続に関する現在の推奨の安全性をさらに支持するものとなった.」

はい、荒川氏の内容とは真逆なのですよwww

荒川氏の偏った記事ばかり読んでる人は、ワクチンの危険性を示す論文が続々と発表されているように勘違いしてしまうでしょうね。私は物事を正しく理解できる頭を持ってるので、このようなデマを真に受けることはなく、本当に良かったと思います。


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