推し 〜熱くなれ〜

全体的にやや冷め気味なオタク、レモンの苗木です。
オタクだったら推しに対してもっと熱くなれるだろ。推しのこと熱く語ったことないので過去から遡って練習する。実在の人物は省きます。

2011年

黒羽快斗(『まじっく快斗』)
キザな感じが好きだった記憶。今読み返すとあんまりピンとこないけど、間違いなく好きだったんだ……
まじっく快斗が単体でアニメやる前、たまに単発でやってた時のOPがジャズでカッコ良かったよね。

上野直也(『キケン』)
小説です。人当たりのいい爆弾魔。ヤツが暴れて大学の追っ手から逃げ回るたびサイコーの気持ちになるんだよね。
元山が他サーに絡まれてる現場にバイクで突っ込んでくるとこほんと好き。

はたけカカシ(『NARUTO』)
仲間の死とか後悔とか全て背負いながら戦うカカシ先生、同期じゃなくても目離せないわ……。そんなに生き急がないで……。

2012年

保健医(『ジャングルはいつもハレのちグゥ』)
クライヴっていうちゃんとした名前があるけど、ハレが保健医って呼ぶんで保健医って呼んでる。
コメディーだから許された感じになってるけどだいぶガチクズ。15歳の患者(ハレの母)との間に子供作って認知してねえの本当にクズなんだよな。
でもGにビビり倒したりストーカーババアに怯えたりする保健医を見て以来、私の中のなにかが歪んでしまった。もう元に戻らない
ハレグゥは漫画も良いけどアニメのOPがちょいエロでかわいくて良曲なんでぜひ観てください。

椿佐介(『SKETDANCE』)
かわいい。生徒会(途中から生徒会長)。真面目に立ち回ろうとすればするほどかわいいし、篠原先生もそれは感じてたっぽいからかわいいのは実質公式見解。

少佐(『神様のメモ帳』)
ラノベ。ニートな軍オタ。少佐がクローズアップされた巻の内容がすごい良かった覚えあるんだけど、かなり忘れてきてしまったな。もう一回読めば同じ感動が味わえそう。

2013年

アルミン・アルレルト(『進撃の巨人』)
おどおどアルミンもよかったけど、自分の役割をひとつひとつ見つけていく姿にはやっぱり勇気を貰える。アルミンには人に訴えかける力があるし、その頭脳と発想で仲間を守れるし、なにも劣ってなんかないよ……。
アルミンは進撃の中で珍しく夢を持っているところもいいよね。だからこそ対ベルトルト戦で夢はおろか自分の命すら犠牲にしてエレンに後を託すシーンに迫るものがあるんだよね……。エレンに今までついたことのない嘘をついて、人生最後の計画を一人実行するアルミン……ほんと……強いから……死なないって分かってるのに観る度泣くから……

シンタロー(『カゲロウプロジェクト』)
公言するたび「ぽいわ」と言われる。
透明アンサーの全部諦めたみたいな冷めた顔めちゃくちゃ好きなんだよな。アヤノに出会って世界が色付いた瞬間取り残されて、そりゃ全部わかんなくなっちゃうよね。
ポンコツヒキニートだから推してるわけじゃないけど、ポンコツヒキニートなのもなんだかんだ良いよね。お兄ちゃんって呼ばれてんの良いよね。

2014年

月島蛍(『ハイキュー!!』)
ハイキューの記憶ほぼなくなってきてるが、ツッキー推しだったことだけは鮮明に覚えてる。

佐々目宗(『給食のおにいさん』)
小説です。何巻か出てる。未だにメディアミックスしてないの信じがたい。偉い人はなにを見てる。
佐々目君は主人公でプライドガン高な元ホテルの料理人、現給食調理師。序盤ずっと「なぜプロの俺様がガキに給食を……!!!」って言ってんのほんとおもろい。子供にビビられたりナメられたりろくな扱い受けてないけど、不器用ながら頑張ってるから……。手先は器用だけどハートは不器用だから……。不器用なのに自分では器用に立ち回ってると思ってるところも推せるから……。

半田清舟(『ばらかもん』)
「俺の字の何が悪い!!!(殴)」の時点で推しだった。プライドガン高系ドジで目が離せない。意外と面倒見いい。

2015年

椿(『SERVAMP』)
なぜ好きだったのか忘れてしまったけど、仲間想いな敵っていいよね。そういう理由だった気がします。
推しって呼べんのか? でも確かにこの時期推してたんだもん…………

赤羽業(『暗殺教室』)
余裕ぶっこいてテストの順位下がってた時、誰もいないところ(殺せんせー除く)で悔しそうにしてたのを見て推しになった。

レオ(『アルテ』)
絶対に漫画で読んでほしい。結構骨太な成長物語なのに、アニメはキャッチーすぎて重厚感があんまり伝わってこないので。
女性が画家になるのが珍しかったルネサンス時代、画家になろうと家を飛び出してきた女の子アルテ……の、お師匠がレオ。めちゃくちゃ厳しいけど、アルテを一人前にすることで、誰にも文句言われないように守るっていうのがレオの愛の形なのよな……。見えないところですごくアルテのこと心配してるのでグッとくる。
アルテもレオからの愛をしっかり受け取って修行するし……不器用な師弟愛、二人だけの世界が確立されてて5億点……

田中あすか(『響け!ユーフォニアム』)
先輩枠圧倒的第一位。『届けたいメロディー』(劇場版総集編)はもはや聖典。3年生好きになると引退ですぐ居なくなるからマジで辛い。あすか先輩が本編に出てくることは今後一切ない。辛い。
久美子「先輩だってただの高校生なのに!!!」
そう、あすか先輩マジでただの高校生なの…………クレバーで技術も統率力もあるけど、そうなるように努力してたのは特別になりたかったからじゃなくて、ただただ大好きなユーフォニアムを続けたかったからってそれだけなの……。(あと顔とスタイルが良い……)
今後の人生も涼しい顔して色んなこと諦めそうで心配。でもあすか先輩は守られるって柄じゃないから、誰かがただそばで見てててあげてほしい。もう久美子一生ついてってあげなよ……。あんたがあすか先輩を救ったんだからサ…………。

クルーク(『ぷよぷよ』)
ガリ勉メガネくん。すぐ調子に乗ってかわいい。チョロそう。ぷよぷよってシナリオとかあんまないんだけど、キャラクター選べる時は基本クルーク使ってる。

2016年

カラ松(『おそ松さん』)
エスパーニャンコで取り残されてたの見たとき、ギャグなのに全然笑えず可哀想で可哀想で推しになった。カラ松girlsというより、ちゃんと仲間に入れてもらえてっか? 楽しいか? って母のような目線で見てしまう。カラ松mothers。
でもこいつもしっかりニート。推しにニートが多いな。

五百旗頭敬(『重版出来!』)
上司枠第一位。ドラマから入ってオダギリジョーが好きになった。漫画編集部の話でぶっ飛んだ編集が多い中、影で自分の仕事を着実にこなして雑誌を存続させる五百旗頭……。誠実な人なんよ……。いおきべと読みます。すごい苗字よね。

影山律(『モブサイコ100』)
「兄さん」って言葉の響き、いいよね……。
勉強も運動もできてモブから一目置かれてるけど、一番欲しかったのはモブと同じ超能力だったっていうの本当に皮肉だよね。焦りゆえの危うさが好きです。
推しなんだけど、電柱の上直立で街を見下ろしてからの「傀儡は壊れた……」で毎度笑っちゃう。ちゃんとお年頃迎えててホッコリ。中学一年生なんだね……

勝生勇利(『ユーリ!!! on ICE』)
好きに決まってた。分かってた。
閉じ込めてるお前の強さ……見せてくれよ…………!!!!! の気持ちになる。あんた大会を重ねるごとに美しくなるね……。実在のスケート選手として推したかった……生身で滑ってるとこ観たい人生だった…………
あとお声が好き。特に「ヴィクトルの想像を超えられる!!!!!」のところ

2017年

ユミル(『進撃の巨人』)
生き様が好き。自分に嘘をついて他人の期待に応えては痛い目を見て、誰かのために生きるのはやめると誓ったユミルだけど、自分の意志に従った結果愛するクリスタのためにライナーの方について行ったんだからやっぱりどうしようもなく優しい人なんだと思うよ……。
声も好き。ユミルの声帯になりたい。

『Delusion girl』の主人公(『Delusion girl』)
MVのキャラクターだからそんなに喋ることないけど、めちゃくちゃ好みなので観て欲しい。スーツだし。センターバングだし。
ラスサビ前、取り憑かれたようにホームへ歩いていく姿がとても良い。
ニコ動リンク

2018年

ユリウス(『リヒト 光の癒術師』)
GANMAで連載してた漫画で、アプリ入れれば無料で読める。異世界医療漫画。
ユリウスはかなりの実力者で、助ける人を選別するタイプの癒者。でも冷たいのではなく、信念ゆえの行動なところが良い。
ティナに癒者試験のサインをドクトルから貰いたいんだって泣かれてオロオロするシーンが好き。
ドクトルって呼び方いいよなあ……と思って脚本で使っちゃった。格式高いよね。全くそんな使い方しなかったけど。

2019年

有楽亭八雲(『昭和元禄落語心中』)
落語って面白そう! やってみたい! と思いました(落語研究会会長(当時))。
落語心中は実質八雲師匠が落語と登場人物全員から愛されまくる話(語弊有)なので、推さない訳がないんですよね。過去と落語に縛られたお師匠、なんて美しいんだ……お若い時の繊細でガラス細工みたいなお師匠も趣深いし、お歳を重ねた気難しいお師匠もまたよいものですね……。江戸弁がこれまたよく似合うのよ……。

ノーマン(『約束のネバーランド』)
エマのため、家族のため、でいともたやすく自分を犠牲できるお利口なノーマン……。頭の出来は良いのに生きるのが下手くそすぎるよ……。
こういう人にとっての守りたい存在って、めちゃくちゃ本人を狂わせるよね……。計画を止められたノーマンがエマには小さな子供に見えたシーン、ノーマンを抱きしめるエマ、初めて泣きじゃくるノーマン、あまりにも視聴開始時「私が思っていたノーマン」すぎて個人的に模範解答レベルだった。アニメ2期観たけど原作まだ読んでないので、早く上位互換版を摂取したい。

夢野幻太郎(『ヒプノシスマイク』)
仕方がない。文豪に憧れがあるので……。
先生、お香の香りがしていてほしいし、庭に桜と紅葉が植わってて縁側がある一軒家に一人で住んでいて欲しい。文机で執筆してくれ、ポッセに庭から侵入されてまんざらでもない感じで「おやおや」とか言ってくれ……桜と一緒に原稿用紙が舞って、細くてふわふわな髪は風にたなびく度陽の光に透けてきらきら光って、思わず細めた目には湖みたいな輝きを湛えてるんでしょうね、麗しいね……。
服装的に原稿用紙に万年筆で執筆してそうと思ったけど、シブヤ代表ならやっぱPCなのかな。あれ、そもそも夢野幻太郎って夢野幻太郎じゃないんでしたっけ……最近追えてないのであやふやなんですが……ビジュアルはもちろん優勝だけど、先生が奥底に抱えてる繊細な心模様にも興味があるんですよ。はよ教えろや。あと、帝統にダチって言われてちょっと喜んでんのかわいいね。あとオタクたちに夢野って苗字で呼び捨てされてんのウケるね。でもわかる。麗しいけどなんかチョロそうだから懐柔したいんよね。
ちゃんとラップしないのだけ玉に瑕。夢野!!!!!! お前ちゃんとラップしろよ!!!!!!!!!!!!!!!

シトロン(『ポケットモンスターXY』)
ヒロイン(違います)。発明家のタマゴ。声が高めな梶裕貴で本当にかわいい。サトシ一味はなにかにつけダッシュするんだけど、何ヶ月経っても足おっせえから毎度取り残されてんのかわいい。
サトシとのジム戦、誇張なしに5回観た。ジムリーダーとして、友達のために敬意を持って立ちはだかりたいって意志が本当に眩しい。

セレナ(『ポケットモンスターXY』)
ヒロイン(合ってる)。セレナ、初めは全然好きじゃなかった。片思いしているサトシの後をただついてくるだけで、正直なにしに来たの? って感じだったから……。自分でも「なにもなくてからっぽだった」って言ってたし。でも中盤あたりで自分の夢を見つけてからめちゃくちゃ変わるんよ。
ポケモンのアニメって、多分主人公のサトシみたいに強くありたい! って思いながら観るのが正解だけど、みんなサトシみたいにはなれないって分かってるじゃん。心のどっかでさ。
常に強くもポジティブでもいられない、そういう私たちでも自分の主人公になれるって希望をセレナは与えてくれるんよ。
セレナは普通の女の子で、だからこそめちゃくちゃ良い。最後のコンテスト泣いちゃった。

2020年

正崎善(『バビロン』)
自殺を積極的に認める「自殺法」が制定された日本での話。正崎さんは主人公で愚直なクソ真面目キャラ。話が進むたびめちゃくちゃ絶望のドン底に突き落とされるけど、正直仕方ない。真っ直ぐすぎると曲げたくなるから……。
今書くまで忘れてたけど、バビロンのラスト、途中まで最高だっただけに全然納得いってねえからな。忘れねえからな。出た結論に納得はいってしまうのがまた悔しい。アマプラで観れたはずです。

緑谷出久(『僕のヒーローアカデミア』)
「絶対好きだな……」と思って触れたら案の定好きだった。
誰にも信じてもらえなかったヒーローになるという夢を自分だけは信じ続けてたところ、その生き様が周りの仲間を変えていくところ、Theジャンプの主人公だ…………。ジャンプ主人公、意志があるだけにワガママでやかましいなと思いがちだったけど、デクは人を助けたいって想いが根底にあるので安心して見れる。
あとアニメの声も好き。そばかすも好き。

2021年

アビー(『PUI PUI モルカー』)
アビたゃ、、、!!!
がんばりやさんでえらいねえ、、100グラムのダンベルかわいいねえ、、、なかないで、、、
誰かを助けたいってその気持ちがもうヒーローだよ、どんな姿でもかっこいいんだよ、、アビたゃ、、、

死柄木弔(『僕のヒーローアカデミア』)
5期でやられた。ダメだった。
転狐君の「声が出ないの……!」の演技凄すぎませんでした? 言葉が喉の奥でギュッと詰まる感じ、ほんとに泣いてんのかと思ったわ……。
死柄木弔:オリジンの後すぐ5期終わっちゃったから、追いつくために慌てて漫画読み出した。そしたら警察から「ヤツは大人になりきれていない子供大人だ」みたいなこと言われてて泣いた。弔まだ20歳だよ……子供時代に子供でいられなかった弔はいつ子供をやり直せばいいんだよ……。もう誰も弔のこと利用しないでくれ……欲しかった言葉の代わりを探させないでくれ……死柄木弔……幸せになってくれ…………できれば死んじゃう前に………………

2022年

エレン・イェーガー(『進撃の巨人』)
ここにきて主人公? って感じでウケるけど、まだ推しになる予感の段階なんだよな。ファイナルシーズンのOP・EDを観て「あ、推しかもしれない……」と思った。
OPで壁上をぼんやり歩くシーンの表情、苦痛を抱えすぎて逆に凪いだみたいになっていてゾクッとしたな。
EDね……世界は残酷だけど君を愛すんですか……君って誰ですか……ほぼバレバレだけど……
籠から放たれて自由になった瞬間炎になって消えていくエレン……どこいっちゃうの…………
エレンが自由を行動原理にしていたのはもちろん知っていたけど、自由になってなにをしたいのかは正直考えたことがなかった。きっと理想を追い求める過程で最悪なことたくさんするけど、知りたいし最後まで見届けたい。

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