アクセルとブレーキの同時踏み

どかこで今回のmRNAワクチンはアクセル(免疫誘導)とブレーキ(免疫抑制)の同時踏みと読んだ記憶があります。

仮に免疫抑制が効いているから基礎疾患の症状が抑えられているとしたら・・・打つのを止めたらどうなるのでしょう?
この先ずっと接種し続けるのも怖いけど、打つのを止めた時も怖いような・・・

この方のtweetをところどころ読んでみたところ、デルタ時期に若い世代でも重症の肺炎になる方々を目の当たりにしているので、コロナへの恐怖は一般人以上だったと思います。
自身が感染するかもしれない恐怖の中、治療にあたってくださった事に感謝します。
でも、オミクロンになった今、mRNAコロナワクチンの追加接種は体への負担が大きすぎると思うので、世間にmRNAコロナワクチンの追加接種を奨めるのはもう止めてほしいです。

2021年4月20日
2回目の接種をようやく受ける機会がきました。しかし自分の場合は2回目は楽とは言えません。インフルエンザ状態ですね。局所痛に加え頭痛全身痛発熱です。
それでもうつんですけどね。人にうつさないため、終息させるため、そしてこれで死亡回避できるならラッキーだ。でも毎年1回だと嫌だな。


2021年5月22日
人生万事 塞翁が馬 痛みで身体が動かない朝。まさかこんな珍しい病気に自分がなるとは。なんとか寛解させて、人生の後半戦は身体が動くうちに、好きなことをしたい。


2021年8月25日
免疫不全の患者として、そして医師としてデルタを客観的にみて、本当に感染したら死ぬ寸前の覚悟です。目の前に連日来る人工呼吸器重症患者が自分より年下だったり健康だろうというひとなのだから。子供の重症相談も来るようになった。明らかにデルタは2段階凶暴化している。


2021年10月4日
コロナとの戦いが小休止となり、次は自分の病気との戦い。なかなか良くならない。病名は脊椎関節炎か不全型ベーチェット病らしい。ベーチェットは「解夏」の難病。幸い視力は大丈夫。少し静養して必ず復帰したい。


2021年12月23日
ようやく3回目のファイザーワクチンの接種を先程終えました。 少し重ったるいですが今のところ大丈夫です。持病が刺激されて悪くならなきゃ良いのですが。でもオミクロン来る前に打てて良かったです。


2022年4月27日
基礎疾患があると4回目コロナワクチンが打てるようですので、私は免疫不全者かつ医療従事者なのでぜひ受けたいと思います。


2022年12月5日
ファイ、ファイ、ファイ、モデ、モデ。完了。


2022年12月6日
5回目で初めて発熱。以前から接種後は少し持病が増悪する。まあ今までもそのうち回復する。自分が感染したりで周りに迷惑をかけないよう、また免疫不全者なので重症化しないよう身を守るため私は接種するのです。


2022年12月14日
このところ、私のところも全く取材依頼来ませんね。体調悪いんでその方がいいんですが。


2022年12月14日
コロナ診療手引きからですが、今年の1月2月(オミクロンBA1)のワクチンの効果です。オミクロンが軽症なのは、オミクロンだからだけではなく、ワクチンのおかげなのです。8波で医療現場は厳しくなっています。オミクロンの場合は予防のためのワクチンは3回で基礎免疫です。自衛のワクチン接種検討を。


2022年12月14日
このところの業務ストレスと気候変動でベーチェットの疼痛発作が出てしまいました。今日は早上がりで休みます。まだ難病申請の結果が来ない。


2022年3月15日
「患者の痛みがわかるようになった」感染症医・岡秀昭が難病患者になって見えたもの

──いつごろから症状が出始めたのでしょうか。
「思い返すと、7年くらい前から異変はありました。食事が取れなくなるくらい口内炎ができたり、だるさが続いたり。おかしいなと思って、その都度、血液検査も受けていましたが、何の異常も出なかったんです」

──2020年からはコロナ禍になります。
「非常に忙しい日々が続くことになりました。大きな変化は昨年5月、第4波の終わりごろです。口内炎が多数できて、1週間くらい動けずに寝込んでしまいました。手の関節が腫れて、ドラえもんの手みたいになっていた。精密検査をした結果、ベーチェット病という難病が疑わしいという診断になりました」

──ベーチェット病とは皮膚や神経、関節などが炎症を繰り返す難病のようですね。
「はい。ただ、ベーチェット病は目に症状が出るのですが、僕の場合、目は問題ない。だから、脊椎関節炎ではないかとも言われています。完璧な診断はついてないんですけど、少なくともこういった膠原病(自身の細胞を攻撃する自己免疫疾患)だろうということがわかったのです」


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2022年12月22日 追記

>どこかで今回のmRNAワクチンはアクセル(免疫誘導)とブレーキ(免疫抑制)の同時踏みと読んだ記憶があります。


どこで読んだのか、該当tweetを見つける事ができたので、URLを添付。
2022年3月4日 @molbio08 先生のtweetでした。


スレッドの全文はこちら👇

三回目の接種をすればするほど感染拡大ということが言われるようになりました。お隣の韓国では三回目の接種に国をあげて励んだ結果、感染拡大が止まらない事態に。ついに1日20万人越え。知人からの情報では、完全に諦めモードということです。まさにmRNA生物製剤の効果たるや恐るべしです。

二回目と三回目がどう違うかについて考察します。二回目と三回目とで何が違うか。このmRNA生物製剤でも免疫記憶は成立していることは文献を漁ってみた結果からわかっています。ここに問題があると疑っています。免疫記憶があるのになぜ、追加接種が必要になるのか?三回目を打つと抗体レベルは急上昇

追加接種後の抗体量の上昇はロケットを打ち上げたよう。このことは抗体産生を担当するB細胞の免疫記憶が成立していることを意味します。そうなると、次に考えるべきは細胞性免疫の記憶です。これもNatureの明確な結論の論文に加えて他にも論文が存在。そうか、T細胞免疫記憶もある

ちょっと待て。この状態で三回目を打つとどうなるか。体内で起きることを想像してみます。ファイザーの臨床試験報告書によれば接種された生物製剤は肝臓、副腎、卵巣などに移動。肝臓には特に大量に移動。体内各所の細胞に取り込まれて武漢型のスパイクタンパク質を発現へ、スパイクは膜タンパク質。

膜タンパク質は膜に移行して細胞の表面に並びます。三回目では量は減ったもののスパイクに結合可能なIgG抗体が血中に存在するので、この抗体はすぐに細胞表面のスパイクに結合します。そうすると体内をパトロールしていた、ナチュラルキラー細胞が抗体結合細胞を見つけて攻撃開始

さらに、これが生物製剤の致命的な欠陥。細胞内でスパイクを合成するのが最大の問題。産生されたスパイクタンパク質は断片化されて細胞表面に抗原として提示されます。細胞は細胞内で合成してタンパク質を絶えず断片化して細胞の表面に提示しているのです。これが抗原提示と呼ばれる現象。

本来はウイルスに感染した細胞とそうではない普通の細胞を見分けてウイルス感染細胞を除くための仕組みです。スパイクタンパク質に対する細胞性免疫が成立しているため、細胞障害性T細胞、これはキラーT細胞とも呼ばれますが、この細胞がスパイクを産生している細胞を攻撃します。

つまり、このmRNA型生物製剤が成立するためには、二つの細胞の機能を抑制することが必要なのです。ナチュラルキラー細胞の機能抑制と細胞障害性T細胞の機能抑制の両方が必要です。ナチュラルキラー細胞は自然免疫の重要な要素です。細胞障害性T細胞は腫瘍免疫の重要な構成要素。

ここまで来ると、接種完了者が感染しやすくなることがわかります。さらに三回目の追加接種を行うと時間の経過により、せっかく解除されそうだった免疫抑制が強力に再発動して、さらに傷を深めます。今回のmRNA生物製剤の最大の問題は抗原のスパイクを正常細胞内で合成したことです。

生体が本来持っている免疫誘導のメカニズムと免疫抑制のメカニズムの両方が発動されてしまうことが最大の問題です。こんなことは考えれば事前にわかったはずです。昨年の5月まで、このmRNA生物製剤でスパイクの全長を発現させるとは全く考えていませんでした。常識的にはRBDだけのはず。

RBD、つまりスパイクの受容体結合部位、スパイクの先端部分ですが、ここだけであれば、スパイクが細胞表面に林立することはなくナチュラルキラー細胞の攻撃はなかったはず。実際に、ファイザーの研究者はスパイク全部とRBDだけのものと二つを途中まで進めていました。

全長型を選んだのは短期的副反応が少なかったから。まさに木を見て森を見ずの例え通りの事態。こうしてアクセルを全開にしながらブレーキを踏むような実験的な生物製剤が世に流通し、国民の8割が接種し、ついには子どもにまで接種を進める事態に。免疫学の初歩がわかれば想定できた事態です。

重症化を防ぐ上で重要なのは抗体よりも細胞性免疫です。この点を理解していない研究者が溢れている印象です。追加接種で抗体レベル、それも武漢型スパイクに対する抗体ですが、測定したらすごく上がった、さあ万歳三唱、プレスを読んで発表だ、という茶番はやめてほしいと思います。

これまでのコンポーネント型や不活化型、そして生ワクチンであれば抗体誘導に加えて細胞性免疫ができれば免疫記憶により長期的に保護されて、さらに細胞性免疫は変異にも強いので細胞性免疫ができれば安心できる。ところが、アクセルブレーキ同時踏みのような設計なので、三回目の接種の判断が困難。

抗体依存的感染増強のリスクはあるものの、コンポーネント型などの従来型のものの方が接種物としてはベターだったことは事実です。一番いいのは接種に頼らず治療薬の開発を目指すことだったはずですし、既に有効な治療薬が存在した可能性がかなり高かったことは詳しく説明済みです。

やはり最終的な結論は接種キャンペーンを即座に中止すべきということです。特に重症化リスクが皆無とも言える子どもたちへの初回接種は中止以外の選択肢はあり得ません。ヨーロッパのほとんどの国が躊躇していることを、なぜ、日本では行うのか?専門家委員会の見識は地に落ちたと思います。


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