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次なる一歩

新しいことを始める時、あるいは、自分の意に反して新しいことが始まる時、いずれにしても、その変化を受け入れると決心した瞬間から、いろんなことに対応していかないといけません。

「よし、自分はこうする。」そう思ったら、そこから始まる長い過程や煩わしい一連の雑事は覚悟しないといけないわけです。

ですが、私たちは多くの場合、「こうしたいんだよねー、でもそのうちしよっかなー」と肝心の一歩を踏み出さなかったり、たとえ一歩踏み出しても、ちょっと障害や問題があったり、あるいは道のりが思っていたより長いと、途中で投げ出したりしがちです。

かくいう私も、えらそうに書いてはいますが、今回のデンマークへの引っ越しは、かなり躊躇しました。

採用通知をもらったときは結構有頂天になりましたが、いざコントラクトにサインした後になって、「移るの私?。。。マジでか…。」と自問自答したりしてました。

住まいの問題もあるし、言葉の問題もあるし(職場の大学では英語が話されますが、デンマーク人は普段はデンマーク語を使う)、デンマークの政策で気に食わない点もあるし、そもそもイギリスを離れたくないし、と考え出すと、どんどん考えがネガティブな方向にいった時期もあります。

でも、ちょうどそんな時に、いろんな人から励ましやお祝いの言葉を頂いて、それが助けになりました。本当にありがたいなぁと思います。

一歩ふみだしたら「千里の道」は不可避

実際、慣れ親しんだ場所や境遇から一歩ふみだすのは、その一歩の物理的・心理的な歩幅にかかわらず、不安なものです。

千里の道も一歩から、と言いますが、もっと大事な点は、決心して始めた以上は一歩じゃすまない、ということです。むしろ、何かをすべく一歩を踏み出したら、その先には千里の道があるもの、と思ったほうがいいかもしれません。

ゴールが見えない場合はとくにつらいですが、ネガティブな思いや逆境に陥ったら、"Persistence pays off" (継続は力なり) という言葉を思い出しましょう。

使い古された言葉ではありますが、真理だと思います。なんでかというと、偉い人達がみんなそう言ってるから。(なんやそれは)

というか、逆境でも歩み続けられるかどうかで、結果は大きく変わってくるのだと思います。

Steven Curtis Chapman の歌に “Take another step”と言うのがあります。メロディーは最初ちょっと単調な調子で始まりますが、歩み続けるのに疲れたとき、励みになるのでご一聴を。