自宅で筋トレ、3点セット
タイトルに「3点」と書いておきながら、それ以上のアイテムが写ってますが。そんなことは気にせず、順番に説明します。
そのまえに言うと、自重トレーニングなら、道具は何もいりません。
意地でも道具を買わずにすませたい、という人は、自重で追い込むまでやるのも不可能ではないし、それでも足りなければ近所の公園まで行って鉄棒で懸垂する、という手もあります。でもまぁ、人目もあることですし、最近は、都会の公園で鉄棒を見つけるほうが難しいかも知れません。
筋トレについての記事とはいえ、私自身が初心者同様のレベルであるので、以下の内容は、まったくの初心者か、もしくは、運動などやったことがない、という人向けです。
あと、すでに糖尿病であるとか、かなり重度の肥満であるとかいう場合は、躊躇することなく速効でジムに行って、インストラクターの指導のもと、全力で筋トレすることをお勧めします(当然、運動ができる健康状態にある場合に限りますが)。
幸い、私はいたって健康で、20代の頃と同じ体重をここ30年間維持しています(脂肪のつきどころや筋肉量は変わったんでしょうが)。特に何か運動をやっていたわけではないので、食習慣と、あとは体質でしょう。ひとえに両親に感謝です。
努めて運動をやり始めたのは、ここ数年のことです。最初の数年は、自重でトレーニングをしてました。ジムに会費を払うのと、時間を制限されるのがいやだったからです。
でも、自重だと、そのうち慣れてラクにできるようになり、「筋肉を使った」と感じるまでに時間がかかるので、道具を買うに踏み切りました。自重だと、大幅に太らない限り負荷があがりませんから。でも、それだと本末転倒。
ミニマリストなら、是が非でもモノは増やしたくない、と思う方も多いかと思います。用具を買うか買うまいか、私もさんざん迷いました。でも、もっていると鍛えられる部分も増えるし、何よりモチベーションがあがります。
私の必須3点セット
1.ダンベル
当然と言えばそうですが、ダンベルは必須です。適切な重さは、個人差がありますから何とも言えません。私は8㎏を2個使っています。
肉体改造を目指して本気で筋トレをされている方からしたら、「そんなチャらいもんを筋トレと呼ぶな、ドあほが」と喝を入れられそうな重量ですが。
2.ベンチ
これがあるとないとでは、やれる種目数がかなり違ってきます。ただ、あればあったで、その分スペースをとります。
3.ヨガマット
「それは、ヨガの必須アイテムであって筋トレじゃないだろうが」と言われそうですが、あえて3つ目に加えます。上級者の間では、3つ目の必須アイテムは、やれトレーニング・グローブだ、いやチンニングスタンドだ、といろいろ言われていますが、私は両方持っていないし、今のところ買う気もありません。
ヨガマットが必須なのは、筋トレ前後のストレッチが極めて重要だからです。また、最近の研究によると、ストレッチは、血糖値を下げる効果があるといわれています。
筋トレはしんどいからいやだ、という人は、まずは日々の柔軟運動から始められたらいかがでしょうか。
上記の写真中、残り2点はオプションです。
オプション (1): プッシュアップ・バー
腕立て伏せの回数がこなせるようになってきたら、これを買うのも一案です。可動域が広がるので、腕立てで「追い込む」までの時間が節約できます。あと、手首を痛めやすい人にもおすすめです。何回もやってると、腕よりも手首が痛くなってくるので。
サイズ的にも小さい用具なので、ダンベルやベンチを買いたくない人が、最初に試すものとしてお手軽かもしれません。
オプション (2): ダンベル置き
筋トレの用具ではないですが、あると便利です。私は、キャスター付きの小さい木製トローリー(家具とかを運ぶときに使うもの)をダンベル置きとして使っています。簡単に移動できるので、床の掃除がとても楽です。
専用のダンベル・スタンドも売っていますが、ダンベルを置く以外ほかに用途がないので、はっきり言って邪魔になると思います。
とはいえ、冒頭にも書いたように、健康維持だけのためなら、自重トレーニングでも十分だろうと個人的には思っています。なんならウォーキングだけでも、やらないよりましです。ただし、続けることが大事です。
良いことは「習慣化」し、「改善」しつつ、「継続」してやる。
運動も断捨離も、これにつきるような気がします。