【FF14】6.1ヒーラー所感・絶竜詩戦争に向けて

一応ヒーラーをひと通り触ったんで、来たる6.11絶に向けておさらいも兼ねて書きます。
まず所感というからには筆者自身がそれなりに強くないと説得力に欠けると思われるので、自分が何者かを示します。

Q. あんた誰?つよいの?


2.0からやってるただのレイドおじさんです。
アレキ起動編は例の292人の内の一人で、
ギアチェックによる足切りが緩和された天動編以降の零式はずっと初週踏破しています。
レイドレースっぽい事をしてたのは絶バハのWorld5thだけで、
それ以外はレースには参加してません。


ヒーラーそれぞれの強みを知る

6.11絶では単純にダメージを出せるジョブが強いのかと言われると、一概にそうとは言えません。
詰めやTAにおいて、rDPSとaDPSの兼ね合いで採用するジョブはある程度絞られますが、こと初期攻略となるとワケが違います。

何を基準に、何を優先してジョブを選ぶべきでしょうか?
自分ならこう考えます。

ジョブ練度>リカバリーのしやすさ>出せるダメージやシナジー

あくまでヒーラーの場合です。
少なくともrDPSやaDPSの高さで選んではいません。
事故ったときにいかに柔軟に動けるかを重視して考えます。
つまり、いかにスムーズにスキル選択ができるか(ジョブ練度が高いか)で考えます。

では、各ジョブが持つ強みとは何なのか。


白魔道士

当時、時間切れ間近に来る全体攻撃の連打には
神速魔+シンエアー+ケアルガ連打がめちゃつよだったのですが、
シンエアーが弱体されたので今はラプチャー+アビヒールのような
組み合わせで高速全体ヒールできることが強みでしょうか。

あと単純にシンエアー蘇生でMP切れの心配をしなくていいのもデカイです。

グレアガ(310)とミゼリ(1240/4=310)の実質威力が同じになったので、
ラプチャーソラスが損失なく撃てます。
つまり2アビ挟むために迅速グレアガやディアを余儀なくされていたのが、
ラプチャーソラスでも与ダメ損失なく出来るようになってます。

これってめちゃ強いんですよ。

詠唱不要ということは、ギミックで動かされてもラプチャーソラスを使えば
次のGCDまでに移動できる距離が長くなるので一石二鳥なんです。
これは絶で無駄なく殴るためにかなり重宝するはずです。
これができなかったら絶のPH枠もちょっと危うかったかもしれません。

リタージー・オブ・ベルについては、
今回の極ではテロスマニア(全体4連+DoT)にぶっ刺さりました。
全体連打+DoT付与は今回の絶でも予想されます。
インゲンも気軽に使えるようになってるので白魔は急な全体戻しで
役立ちそうですね。ふあふあな羽も可愛い(超重要

占星術師

約束された勝利のジョブ
本体が忙しいという最大のデメリットを無視できるなら即採用ですね。
初期攻略ではヒールの組み立てをしながらカードも回すという
一人だけランダムギミックと戦ってるようなジョブなんですが、
賢者同様、ヒールリソースに自分の与ダメが上下されないことが強みです。

白魔は便宜上、バーストにミゼリを合わせるとなるとリリーが溢れない程度に吐いてしまわないといけないのですが、占星はヒールリソースを吐いても吐かなくてもバーストの強さはほぼ変わりません。(アサリは例外)

後述する学者もそうです。
フローは全部エナドレに吐くのがベストですが、
攻略時はそうもいきません。そこは賢者に軍配が上がります。

占星と賢者の強みはヒールリソースと攻撃手数が反比例しない事です。

それと占星はアビヒールの豊富さ、リキャの短さが魅力ですね。
単体戻しのディグが40秒2チャージに加え、他の主力アビも60秒と短めなので色んな組み合わせができるのが強みです。

困ったらマクロコスモス使えばいいです。
全体大ギミックは大体1-3-5-7か2-4-6-8周期に来るので、
「もうマクロコスモスも使ってるんでヒールリソースないです><」
って言っとけば大体のBHはじゃあこっちでなんとかするしかないなってなります。
3分リキャで長すぎず短すぎずのちょうどいい塩梅ですね。
あとはアストロダインさえなんとかなれば…。

本人のジョブ練度さえあれば絶対採用したい枠です。
占星はプレイヤー本人の疲労感が大きいのでやってる人がいたら労ってあげてください。

学者

フローないとなんもできんジョブ
攻略時にいかにフローを温存しそれを活かせるかにかかってるジョブ。
フェアリーをフィールド中心に置いとけば全体ヒールもやってくれるので
自分がわざわざ中央に戻らなくていい最強ニートジョブ。

肝心の本体は何やってるかというと、たまに思い出したかのように秘策を思いついて不撓不屈論講じたり、もっと早く走れとか言い出すヤバイ奴です。ジョブイメージとは裏腹に昭和のバケツ持って廊下に立ってろ系教師もびっくりな体育会系ジョブ。

イメージはさておき、攻略においてフローを温存した学者ほど頼りになるBHはいないんじゃないかと思ってます。
エナドレは犠牲になるんですが、攻略時に自分というヒーラーだけDPSが高くても意味ないですからね。

フローでできるヒールは、陣、活性、不屈、深謀です。
でも活性ってディグニティの平均値やテトラ、ソラスよりも弱いんですよ。
あんまり優先度高くないと思ってます。

学者を出すことのメリットは陣、秘策→不屈or深謀or鼓舞展開、囁き、コンソレ、疾風怒濤だと思ってます。
賢者は全体バリアしようと思ったら10~18%しか軽減できませんが、
学者はそれ以上に強いバリアと軽減が張れますからね。

それとBH2ジョブに共通して言えることなんですが、
BHはタイムラインをしっかり読んで先に軽減・バリアを張っておくジョブになるので、タイムラインの理解が早い人が適してます。

賢者はどちらかというとしっかり戻す側になるので後出しヒールでも何とかなる所はありますが、学者は計画性を持って軽減を張らないといけません。昔は学者の緊急ヒールは強かったのですが、今は緊急時ほど無力だと実感させられるジョブでもあります。

ただ、MP消費しないフェアリーは依然強いので、囁きやフェイブレを優先的に吐いて、足りない分を他のヒールリソースで補うみたいな使い方をするといいと思います。

現状完全に腐ってるフェイエーテルも絶だと輝くかもしれません。

そういう意味では絶で一番攻略が安定するのは学者かもしれませんね。

賢者

このジョブ、自分が強ければそれでいいみたいな強欲の塊みたいなポジションでしょう。イカロスからはそれをひしひしと感じさせます。

アダーガル吐こうか吐かまいが自身の攻撃手数は変わらないので、
自身の負担が少ないという点では割りと攻略は楽なポジションかもしれません。

アダーガルを消費しないとMPが減っていく一方なのでリゾーマタも使って定期的にアダーガルを消費する必要があります。

「ヒールリソース何から切る」問題については、基本的にリキャが短い順に吐いていけば間違いないという持論があるので、1分ごとに強いギミックが来ると想定するのであれば、

イックソコレ>ケーラコレ>ピュシス>ホーリズム>プネウマ>パンハイマ

みたいな優先度で吐いてけば綺麗に回るかなと思ってやってます。

逆に2分周期で強いギミックが来るのであれば、
最初にパンハイマやプネウマを吐き、あとからイックソコレ等の短いアビで埋め合わせる感じですね。2分ギミックが来たら元通りです。

何度も言いますが、賢者の強みはヒールリソースに自分の攻撃手数が左右されないことにありますので、MPさえ持つのであればずっとアダーガルを抱えていたっていいわけです。

死人が出たりGCDヒールが必要にならない限り、信仰390でもアダーガル回しっぱなしでMPが枯れることはありません。
学者のような豊富なバリアとまではいかないまでも、攻略から周回まで一番ぶれにくいジョブであるという点で優れているのかなと思います。

さいごに

今までもそうだったのですが、
今回の絶もこのジョブを出さなきゃ駄目なんてことはないと思ってます。

「Logsであのジョブが上位にいるから出さなきゃいけない」わけではありません。ジョブ練度を大事にしてください。
PTメンバーや使う本人が何に重きを置いて攻略するかを大事にして挑んでほしいです。