ガンブラスターを改造してみた。
おはようございます。ほっとです。
前回はシャイニングスコーピオンの改造記事を書きました。あの時は思ったよりも速くなって正直予想外でした。
んで、Twitterで次回作について何か要望ないかなーって軽く聞いてみたんですよ。
そしたらコレ。
tamiさんマジですか。
説明しよう!
SFM(スーパーFMシャーシ)とは、フロントにモーターを配置した玄人好みのシャーシである!
いかに難しいシャーシといえど、扱う人間が速さを引き出せれば問題なし! 弘法筆を選ばず!
でも俺は弘法じゃねぇ!
どんな感じで玄人好みなのかは自分の悪戦苦闘っぷりを見てもらえれば分かるかな......。
今回の流れ!
①駆動系に悩んで
②バンパーに悩んで
③ギミックに悩んで
④撃沈
撃沈?
どの程度の撃沈っぷりだったか見てもらえればよく分かるでしょう。どうぞ最後までお付き合いください。
それじゃあ行くぜ!ガンブラスター!!!
①駆動系に悩んで
始まってしまった。
あまりのプレッシャーにキットの箱を開けるまでアニメ2本見ちゃったよ。
さぁ、ここから先は試練の連続です。
まずはおなじみ『歪みの確認』。
このSFMシャーシちゃん、わりと高い頻度で歪んでるので必須の作業です。
今回は運良く歪んでいなかったのでラッキー!
もしも歪んでいたら一緒にお風呂に入ってあげましょう。熱で歪みが取れる場合があります。
じゃあお次はシャフトを入れて、そっと動かして......
ゴリゴリ
ん、久しぶりだなこの感触!
このSFM、ミニ四駆に慣れ親しんだ方には説明不要ですね。
なんせ設計の時点でプロペラシャフト受け以外にも数カ所でプロペラシャフトに干渉しまくっています。過干渉です。過保護にも程があります。
なので、まずはプロペラシャフト受け以外で触れる部分を削り落としましょう。
これだけでもだいぶ
ゴリゴリ
ん〜ゴリゴリですねぇ〜。
このシャーシちゃん、リヤ側のペラシャ受けを見ると段差があるんですよね。こいつがまた悪さをするんですよ。
で、ここは中空プロペラシャフトに交換することで回避できちゃいます。
昔は品薄の時期もありましたけど今は売ってますね。いい時代になったものです。
4年前に作ったときはこんなことをしていました。
分かりにくいですが、根本を若干テーパー加工して軸受に干渉する部分を減らし、先端はガバッと加工してオレンジクラウンの『逃げ』を作っていました。
普通にめんどい。
ギヤシャフトのテーパー処理は、切り過ぎるとトルクがスッカスカになるので難しいんですよね。
なので今回は加工なしで組みました。念のため空転時間も測ってみましたが7〜8秒回ったので良しとしました。うん、テキトー。
ちなみに4年前ってのは身内レースでtamiさんと勝負したときの話です。みんなでFMマシン限定でレースしたんですよねー。懐かしいです。
そんなtamiさんも今やチャンピオンズだもんなぁ。
そうだ言い忘れました。空転時間の確認はモーターピニオン以外全ての駆動系を仮組して電池も入れた状態で行います。
なんでかっていうと、古い設計のシャーシって電池のサイズが一回り小さい時代のものなんですよねー。
なので、普通に空転とか確認してもいざ電池を入れてみたらギッチギチになってたー!なんてのがよくあるんです。
だから前回のシャイスコもS2シャーシのプレミアム版だったワケです。S1バージョンは調整に時間がかかっちゃうのですよ。
まぁ愛次第ですがね。妥協できない事もないですが、S1で妥協はしたくないっ!
とりあえずSFMの仮組みが済んだらタイヤがちゃんと4輪とも地面に接地しているかどうか確認しましょう。
こんな感じで駆動系は終了。まぁぶっちゃけ妥協しまくりですね。本職のSFM遣いさん達からはブーイングが飛んできそうです。申し訳ねぇ。
むしろ頑張った方かもね。なんせ1日で組んだからね! 仕方ないね!
②バンパーに悩んで
たった1日で全部組む!
アホですよね。ちゃんと組めよって話です。
でもなんか作って記事書きたかったんです!ごめんなさい!
そんな訳でバンパーです。この時点でだいたい2時間経過してます。
で、走らせて気付いたのですが、ぶっちゃけ失敗してました。
なのでここからは失敗例ですよ。
まずは素のままだとローラーマウントが根本のバンパーから高すぎる&スラストがキツいのでツライチに削り落とします。
そして土台のバンパーにフタをするようにFRPを装着します。
で、この時にうっかり間違えてAR用のFRPを使用しちゃったもんだから後で泣きを見ることになりました。
普通にスラスト抜けちゃってたんですよね。
後でマルチFRPに交換しました。
バンパー組む時はスラストにも注意してくださいね。うっかりすると立体LCで綺麗に吹き飛びますので。
本来であれば接着してしまうのがベターかと思います。今風であればもっと低くなるまで削ってスラダンの土台を仕込んでも良いかも知れませんね。
続いてリヤ側です。
今回は付属のリヤステーに改造を施しました。一旦リヤマルチステーをビス穴で取り付けてからブレーキ用の穴を開口していきます。
そこに引っかかり防止ステーとブレーキ土台、ブレーキプレート、リヤマスダンパーを装着したら、余計な部分は切り落として準備オッケーです。
でもさ、この付属のステーって強度がダメダメちゃんだったよね。すっかり忘れてたわ。
試走させていたらすぐに白化させちゃいました。素直に固いリヤステーを加工して取り付けるべきでしたね。反省。
本格的に組むのであればギヤカバー外れの防止も兼ねて、ビス穴から上まで貫通してFRPを生やす手段もありますね。時間が足りな(ry
しっかし、こうしてみるとシャーシ作りの時点でショボさが大渋滞です。
いくら無料記事とはいえクオリティが低すぎる。
読んでくださっている方々に申し訳ない!
何か少しでもお土産を用意したいぞ!
③ギミックに悩んで
てな訳でギミックは頑張った!
今回は近所のホビーショップでキットを購入した訳ですが、実はギミックに関してはアンケートの途中経過を見た時点で考え始めていたんですよね。
んで実際にホビーショップで購入する際に、コイツも合わせて買っておいたのです。
この買い物はビンゴでしたね。今回のギミックでは大活躍でした。
そのアイテムがこちら。
ホビーのこ!
『○○の子』じゃないですよ? のこぎり刃です。
今回購入したのはこの先端部ですね。デザインナイフの刃と入れ替えて使えるアイテムでした。3枚入ってワンコイン。お買い得ゥ!
コイツでボディのリヤフェンダーを切断したら、後は家に余っていたFRPでヒクオユニットをでっち上げます。
この辺は完全にノリですね。構想から組み上げまでだいたい30分くらい?
身内からもツッコミがありましたが少しの衝撃で緩みますので、接着するか別の方法で固定する事を強くオススメします。
まぁほら、一晩で作ってるからね。しょうがないね!
後はボディにシールを貼ったら完成です。
この時点で夜中の3時半。とにかくやりきったぞ!
さぁこの突貫マシンでどこまで行けるのか!?
④撃沈
で、走らせた結果はどうだったのか。
今回も試走に訪れたのは新潟県新発田市にある玩具屋、ホットボックスです。
ホットと付いていますが私の名前とは偶然の一致です。でも何故か実家に帰ったような安心感がありますね。
では肝心のタイムを見てみましょう。
だいたい18秒台!
一応TAREKAレギュでは今回のガンブラスターが21秒台で暫定1位だけどさ...
全然ダメじゃん!
そうなのです。今回はトップ勢には全く歯が立ちませんでした。
大きな敗因は小刻みに続くジャンプで制震しきれなかった事ですね。レーンチェンジからのストレート0枚着地もスッポ抜けたのでそこも反省点です。
あと単純にトップスピードがショボかったです。テキトーに駆動組んだりしたからですね。SFM舐めたらアカン。
FM-Aなら簡単に速度が出せると思うので、駆動系の調整に不安のある方はプレミアム版の使用をオススメします。ただしボディの成型色は違うのでそこは泣かないこと!
書いてるうちに悲しくなってきた...。とはいえ、こういう失敗例もしっかりと載せていかねば!
そんないつも勝ちまくりの爆速レーサーなんていないんだぞ!みんなあれこれ考えて悩みながらやってるんだぞ!
誰に向かって言ってるんだろうね!ムキー!!!
まとめ
凹みすぎないように、せめて良いところを見ていこう!そうしよう!
今回良かったのは、やっぱり元デザインを壊さないギミックですかねー。
前回のシャイスコもそうだけど、カッコいいまま速くしたいってのが自分の中では大きいんですよね。
ただ闇雲に元デザインを守っていれば正解かって言うとそうでもないけど。ここら辺は個人の感覚だから一概にコレが正解ってのは言えないけどさ。
ただまあ、こういうのを考えるのはけっこう好きなので、皆さんの方からも「このボディどうしよう?」というお悩みがあれば是非お寄せください。
解決は出来ないかもですが、一緒に悩む事は出来ますので。
また次回もプラボディでTAREKAしちゃおうと考えています。実はもう買ってありますので、どんなマシンが登場するのか楽しみに待っていて下さい!
それじゃまたね!
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