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「他人」って何だろう


昨日、久しぶりに東京の街を歩いた。

たくさんの人で溢れていた。


すれ違う人は皆知らない人。

自分と関わったことのない人。

皆、私のことを知らない人。


たまにそういう場所に行くのが気持ちよくなる。

今周りにいる人たちは、皆私のことを知らない。

そのことが気持ちよくなる。



それでも

すれ違った時にぶつかったら「ごめんなさい」と言ってくれる人。

注文したらご飯を作って出してくれる人。

「お会計おねがいします」と伝えたらレジにきてくれる人。


自分のことを知らなくても、自分は存在していることを教えてくれる。



...............


自分 と 他人

その境界線はどこなんだろう。


自分 と 他人 っていう概念は

人間だからこそ存在するんじゃないか。



...............



人はいつもどこかで
必ず影響し合っている。


笑顔で「ありがとう」と言ってくれるお客様に救われている。

笑顔でがんばっているレジのひとに救われている。


お互いを知らなくても、それでも影響し合っている。



それなのに、「他人」なのだろうか。


「他人」というと、何か悲しい気持ちになる。


私は「他人」なんて概念、なくしてやりたいと思う。


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どこでどうやって人が繋がってるか何て分からない。

今の時代なんて、もっとそうだ。


今すれ違った人が、明日のお客様になってるかもしれない。

今電車でとなりに座る人が、ツイッターでいいねをしてくれているかもしれない。

今前に並んでいる人が、来週から一緒に働くことになるかもしれない。


どこでどう繋がって関わるか何て分からないから、「他人」なんて言葉で片付けたくない。




...............



知らない誰かではなくなったから。


知っているあなたになったから。


そんな出会いが日常の中にあるから。


「他人」なんてよびたくない。



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ここまで読んでくださったあなた
本当にありがとうございました。




それでも
私の中で「他人」は
自分の意見を否定して、それは違うとか言い放ってくるひとは「他人」として捉えたい。です。



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