見出し画像

あの頃の自分と


大学2年の頃に通っていた大学へ行ってきた。


会いたかった友だちに会いにいくために。




私にとって、
昔通ってた大学へ行くのは簡単なことじゃない。


あの頃、散々に悩んだ自分が見ていた景色が目に映るから。



どうしても身が入らないながら座ってた教室の机。

話せないひとと一緒になるのが怖かったエレベーター。

会話しなきゃと一生懸命で辛かった学食。

お父さんと先生と3人で面談した部屋。

休学届けと退学届けを出しに行った教務。



全てが懐かしく思えた。


でもそれと同時に

『私はあの頃の自分と何が変われたんだ?』と自分にきいた。


まだ
『私は変われたよ』と自信持って言えなかった。



...............


私は何のために大学を辞めたのだろうか。



そんなことを大学を後にしてから
ずっと考えている。




わたしは縛られるのが嫌だった。

学校という小さな社会で、色んなことに制限をかけられるのが嫌だった。


課題の提出期限、レポートの文字数制限、テストの点数合格点、実技の合否、


すべてを他人に決められるのが嫌だった。


ひとの努力だとか、他人が評価して決めるもんじゃない。

そのことも嫌だった。



ひとに合わせることも嫌だった。


学校内で出会ったなかでの気の合う人と、会話をどうにか成立させることも嫌だった。


ひとのことを考えすぎて、自分は本当に疲れるひとだった。




そんな想いをもって過ごしていた場所。




行ってみて、心が少し苦しかった。




でも、

会いに行った友だち、いきなり会った友だち、みんな本当に良い人でびっくりした。


大学を辞めたのに、それでも関わってくれる。

そのことが本当に嬉しくて。



ひとの優しさってことに
あの頃はちゃんと気付けてなかった。


自分に精一杯だった。





...............



私の決めた道はこれで良かった。



そんなこと、まだ自信を持って言えない。



だけど、

あの頃の自分が知らなかった世界、
知らなかった景色、

たくさん自分に見せることができたこと

それは自信を持って言える。





自分の道を縛られたくない。

自分の可能性をもっと広げたい。

自分に色んな景色を見せたい。


そんな想いが、大学辞めることにつながったと思う。


でもまだまだ、他人に誇れるほど、自信を持って言えない。

他人に誇ることは無くて良いのだろうけど。


それでも胸を張って、大学の友だちのことを大切にできる自分でいたい。




まだまだこれからだ。





ここまで読んでくださったあなた
本当にありがとうございました。



色々あるけど、
それでも生きているこの世のみんな、
凄いんです。

生きているだけで凄いんです。

おつかれさまです🌼



ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?