私はいろんな誘惑に打ち勝てるだろうか
「よし、今日はShelikes受講完了！」
“毎週2時間は講座を受講しよう！”
そう目標を決めていてもなかなか動かないのが人間。
いろんな誘惑が待ち構えている。
食べ物の誘惑・遊びの誘惑。
大人になったら仕事にかまけて、やってみたいことを後回しにする人もいるのではないだろうか。
“疲れているから”、“そんな時間とるならしっかりと疲れをとりなさい”、“夢ばかり追いかけるなんて…”
本心で思っていることではないのに自分に言い聞かせる。
誘惑に負けた自分に正当な理由をつけてしまうのだ。
私はやってみたいことはチャレンジしてみたらいいと思えるようになった。
基本ネガティブ人間なので、このことに気づいたときには30歳になってしまっていたが。。。
今からでも遅くないと思う。
だったら本気でやらなきゃ。
でも誘惑がつきまとってくる。
「ねぇ、サボろう」「さぼろ～～！」「漫画おもしろいよ～～」
うわ～！誘惑してこないでぇ～～！
そんなときに中学生時代のことを思い出した。
定期テストと漫画の誘惑に板挟みになっていたことだ。
当時流行っていた漫画を友人から借りていた。
「はい、続きだよ。」
「ありがとう！あのさ、返すの遅くなってもいいかな？」
私はそう提案していた。
友人は「いいよ、定期テストあるもんね。いつでもどうぞ。」
と快く承諾してくれた。
5冊ほど一気に借りた漫画。読みたいけど勉強しなきゃ。。
私は考えた。
少しだけ読んで勉強の活力にする？
読み始めたらきっと5冊一気に読んでしまうだろう。
止まらず、読み返し、それだけで何時間経っているだろうか。
ならば1ページも読まないことにしよう。
しかし勉強しているところに置いておくと気になって仕方ない。
私はひらめいた。
「読みたくなっても面倒な所に置いておけばいいんだ！」
私は寝室の上の戸棚の奥の奥へ漫画5冊をしまうことにした。
上の戸棚は私の身長では脚立を使うか下の戸棚に足をかけないといけない。
奥へ入れれば下の戸棚に足をかけて取ろうとすると危ない位置だ。
わざわざ脚立を取ってまで漫画を読もうとしない。
心理的に漫画の誘惑に勝とうという作戦に出た。
この作戦は大成功。
定期テストが終わった私は勉強部屋からイスを引っ張りだして、ニコニコと漫画を取り出した。
なるほど、環境を整えて心理的に誘導する、か。
私は先月から今月にかけて勉強用のスペースをすっきりさせるべく整理整頓をした。
次に自分自身が勉強するための準備をした。
毎週○曜日に9時までに起きよう。のんびり準備して2時間勉強したとしても12時だ。
その後ご飯を食べに行ったり、メルカリだってできるじゃんか。
早起きが無理なら誰かに宣言すればいいんだ。
敢えてSHElikesのコーチングを朝に入れて朝起きる口実を作ったり、母に宣言したりしてみた。
こうして私はここ何週間か勉強する時間を確保している。
とはいえ、始めたばかりの作戦だからまた誘惑が立ち向かってくるだろう。
さて、私はいろんな誘惑に打ち勝てるだろうか。
ある意味楽しみである。
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