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文学トリマー #毎週ショートショートnote

読み進めて後悔した。こんなにおもしろいなんて…。

ここはサークル“文学トリマー”
投稿された作品の添削をするいわゆる赤ペン先生だ。
ただ添削をするのではなく、投稿した人が添削された後、心地よくなるようにと心がけているサークルだ。

今回のテーマは「推理モノ短編小説」
文字数は1500文字までだったが、どう考えても3000文字を超えている。
原稿用紙の枚数からサークルのメンバーは端から読んでいなかったみたい。僕は推理小説が好きなので、さらっと読んでみて今に至る。

どうしよう。これをお粗末にはできないよ…!
だからといってこれを半分の文字数にすると、この小説の良さが半減しちゃう。

「あっ!」
思いついた僕は赤ペンを走らせた。
『2部作にしませんか?前編だけ文集に公開すれば、きっとみんな後編も気になります。今のうちに後編で書き直したかった所があれば準備しておいてください。推理小説ファンの僕のお墨付きです!』

「文学とは」「トリマーとは」と検索しました。
トリマーされたワンちゃんは「あースッキリした〜」って思っているのかもと考えると、こんな作品になりました。

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