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直したいんだけど直らないクセ。

この間のジュエリーコーディネーター3級の試験。
大阪会場は2つほどのホールで行われた。
私が入ったホールにも100人はいた。

試験時間は90分。
過去問を解く時間を測ると30〜40分だったので、マークシートにマークする時間を考えても時間に余裕はあるだろう。

試験開始から30分経ったら退出しても構わない。
その場合は手を挙げる。試験監督が問題とマークシートを回収し終えたら速やかに退出する。そんな流れだ。

試験開始から30分経った頃、2〜3割の人がさっと手を挙げて退出した。
私はあと4分の1ほど残っていたので少しびっくりしたが、慌てず残りの問題を解いた。

もう1度問題に目を通して間違っていないか確認。
最後にマークシート欄にキレイにマークできているか確認した。
試験開始から1時間ちょっと経った頃だった。

いつもの私の性格なら、最後の最後までいる。しかししっかり確認できたし、考えすぎて余計にわからなくなるのは嫌だ。意を決して手を挙げた。

試験監督の人が問題とマークシートを回収し、私に「忘れ物ないようにお帰りください。」と声をかけた。私はありがとうございました。と答え、荷物を鞄の中へ入れた。
その頃には2割くらいの人しか残っていなかった。

上着を着て、カバンを肩にかけた。
速やかに出よう。

ガタガタガッタン!

あっ……。
私は足をイスに引っ掛けてしまったらしい。
ちょっと盛大な音がホールに響いた。
小さい声で、「すみません、ごめんなさい。」と謝り、足早と行こうとしたら、

ガタガタ!

またどこか引っ掛けてしまった。
「ほんとごめんなさい…!」
どうか、これが他の受験者の妨げになる行為と判断されませんように……。

無事試験会場を出た私は、歩きながら反省した。
「なぜああいうときに、やってしまうんだろう。」
そういえば、同僚との過去のバーベキューで後輩に言われたな。
『ミンチョンさんっておもしろいんですよね。めちゃくちゃ絶妙なタイミングでちょっとドジするんです。あっ!ほら!今も!!あーー、おもしろ!』

どんなドジをしたか覚えていないが、私はそういう人間らしい。後輩を楽しませてるのならいいのかな。(バカにされてるだけ?)

直したいんだけど直らないクセ。
どうしたものか。

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