今日の聖教(20231111)

20231111わが友に贈る

20231111寸鉄(選)~
「南無妙法蓮華経と唱え奉るは、即ち『自在』なり」。真の自由の境涯開く信心
「七五三勤行会」が各地でにぎやかに。鳳雛の成長祈る温かなひととき皆で

名字の言 “これまで”と“これから”2023年11月11日

 “これからどう生きるか”と悩んだ時は、“これまでどう生きたか”を確かめることで道が見えてくる。今日まで歩んだ人生の軌跡は、未来へ一歩踏み出そうとする自分の背中を押す力にもなる▼2002年の春、就職を控えたある男子部員は、本紙で池田先生の随筆を目にした。その中にこうあった。「社会に巣立つ友には必ず、『まず十年間、辛抱しながら忍耐強く、基礎を築きなさい』と励ましてきた」。これが人生の指針となった▼10年後の春、彼は前年の東日本大震災の影響で故郷を離れて暮らしていた。避難先で男子部の正役職に就いてからは、お世話になった同志に恩返しをと行動した▼さらに10年後の春、彼はコロナ禍の影響で転職を余儀なくされ、悩んでいた。だが唱題する中で一念が定まった。何があろうと「十年一剣を磨く」決意で信心根本に生きた“これまで”に悔いはない。“これから”もそう生きる、と。今、新たな職場ではつらつと奮闘する▼私たちも、わが信心を磨き鍛える中で、広宣流布大誓堂完成10周年の「11・18」を迎える。学会歌「広布に走れ」の歌詞に「歴史を創るは この船たしか」と。師匠と学会と、同志と共に次の10年の“希望と幸福の人生行路”へ船出したい。(城)

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