今日の聖教(20231114)

20231114わが友に贈る

20231114寸鉄(選)~
創価の使命は人類の人格を最高価値に高める事―恩師。共に人間革命の劇
「悪知識を捨てて、善友に親近す」仏典。学会は善知識の集い。信心強く前進
「思想は大砲よりも永続する城砦」ロラン。生命尊厳の哲理を社会へ未来へ!

専門部が結成50周年記念総会(切取)~
 池田先生がメッセージを贈り、「信心のこころ全ければ、平等大慧の智水乾くことなし」との御聖訓を通し、共戦の専門部の「全き信心で」世界青年学会に「師子王の心」を、「隨縁真如の智」を、そして「法華経の兵法」を満々と流れ通わしていってくださいと呼びかけた。

名字の言 魂をこめた仕事は永遠に朽ちない2023年11月14日

 一生を懸けてする仕事を「ライフワーク」という。それにかけた「ライスワーク」(ご飯を食べるための仕事)、「ライクワーク」(好きなことを仕事にする)という言葉も聞く▼むろん仕事に優劣はない。堅実な生活のために働くことは尊いし、それが好きな仕事ならなお素晴らしい。ただ、ライフには「生活」のほかに「人生」「生命」の意味もあることを思えば、ライフワークという言葉の重みは一段と増す▼橋梁の補修を仕事にする壮年部員がいた。毎日が「事故が発生してからでは遅い」「何が起こるか分からない」という“未然”“未知”との戦い。“人の命を守る仕事”との信念で働いた。だが息子は「医療従事者や警察・消防の仕事じゃあるまいし」と冷めていた▼しかし、ある地域に豪雨被害が出た時のこと。壮年も補修に関わった橋が濁流に壊されなかったおかげで、住民が無事に避難できたことを、息子はニュースで知った。尊敬の念が湧いてきた▼壮年は先頃、天寿を全うした。遺品に、退職後もなお、橋の勉強を続けていたノートが何冊も見つかった。どれも最初のページには池田先生の言葉が記されていた。「魂をこめた仕事は永遠に朽ちない」。壮年は自らの人生でそれを証明したのだ。(城)

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