今日の聖教(20231107)

20231107わが友に贈る

20231107寸鉄(選)~
「必ず一生の中に証得す」御聖訓。法華経の行者に福徳は厳然。信強く前へ
信行学は我々が欠かしてはいけぬ条件―戸田先生。基本に徹して壁に挑もう

20231107名字の言(概要)~
 ここ数十年で、人々がどんどん「早口」になっている―と小説家の古井由吉氏。時間の流れが速くなり、結果、「聞くのも話すのも刹那的」。(略)
 相手の言葉に反応ができているうちはまだいい方だろう。最近、テレビの討論番組を見た。ある登壇者が相手の発言をさえぎり、持論をまくしたてていた。まるで耳がふさがっているようだ。「言論嫌い」は「人間嫌い」に通じる、とのソクラテスの警句。(略)
 米ボストン近郊にある池田国際対話センターでは「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が好評だ。毎回、あるテーマをもとに人々が輪になって語り合う。時には沈黙もある。その沈黙の奥にある、声にならない声にまで耳を傾ける。そこまでして初めて、対話という「人間尊重の営み」は成り立つ――参加者の実感である。

20231107アフリカ28カ国で教学実力試験(切取)~
 10月29日を中心に各国で行われた。
 これには、池田大作先生がメッセージを贈り、幾多の苦難を乗り越えながら、懸命に行学の二道に励む友を賞賛。世界広宣流布への誓願で結ばれた同志として、共に人類の平和と安穏を築く使命の人生をと訴えた。

 

20231107御聖訓に学ぶ御供養の精神(切取)~
 山本伸一は、手元にあった御書を開いた。供養の本義を、御書に照らして、熟慮したかったからである。
 彼は、まず「白米一俵御書」を拝した。身延にいらした日蓮大聖人に、一人の信徒が白米などを供養したことへの御手紙である。
 大聖人は、その真心を讃えられ、「凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり」と仰せになっている。つまり、信心の志、仏法への至誠の一念が、成仏の要諦であることを示されているのである。(中略)
 学会が推進する供養、財務は、すべて日蓮大聖人の御遺命である広宣流布のためのものである。大聖人の立てられた大願を成就するために行う供養は、御本仏への供養に通じよう。ならば、これに勝る供養もなければ、大善もない。ゆえに、これに勝る大功徳もないはずである。そう思うと、伸一自身、一人の学会員として、その機会に巡り合えたことに、無量の福運と喜びを感じるのであった。(小説「新・人間革命」第4巻「凱旋」の章)

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