今日の聖教(20231021)

20231021わが友に贈る

20231021寸鉄(選)~
「存外に功徳身にあつまらせ給うべし」御書。広布貢献の福運は三世に輝く
信心は智慧の宝蔵―恩師。戦いは最高の作戦、強き祈りから。鉄壁の団結で

20231021名字の言(略)~
 26歳で結婚した壮年は、披露宴翌日、耳に激痛が走り病院へ、診断は重度の難聴。失意の事情を知った妻の父が「彼を支えなさい」と。看護師でもある妻は、父の言葉に一念を定めて献身。
 その後、彼は55歳で完全に聴力を失った。だが手話を覚え、広布に奔走。かつて補聴器越しに聞いた池田先生と妻の声の記憶が、彼を支えた。「この信心で、たくさんの功徳を受けてください」との師の慈愛の声を胸に刻み、妻との「いつか必ず、広布の会場となる自宅を建てよう」との約束も実現。
 仏法では〝言葉は心の思いを響かせて声に顕したもの〟と教える。肉声を実際に聞くことはできなくとも、壮年の生命には、師と同志の心の声が今もこだましている。

ブラボーわが人生(切取)~
 肺がぼろぼろ。ほいで傷だらけですわ。19の時に結核になって、吐いて血だらけ。金魚のブクブクじゃないけど、呼吸困難になっちゃって。万策尽きて「あと半年」と主治医に言われたのが26の時なんだわ。
 苦しーて、苦しーて、かなわん。血痰がひどいですよ。最後は緑色の痰が出た。みんな口をふさいじゃあ、うちの前を通るような状態でしょ。床屋も行かんで、風呂も入らんで、寝とったところに、文京支部の友達がやってきたんです。昭和34年(1959年)の2月でした。(略)
 がむしゃらに題目あげて4カ月、どえらい元気になりましてねえ。田んぼのあぜ道を、はだしで踏みしめた時、生きとるー!っちゅう気持ちになった。そうしよったら、保健所から手紙が届いたんだわ。(略)
 保健所長の名において、結核が治っとるのを証明しますと。(略)それがあるから、御本尊は絶対であると。この確信は全然ぶれん。ぶれたことがない。
 体験があるいうのは、やっぱり強いですなあ。何ちゅうかなあ、しっかり題目あげていきゃあ、魔が競うもんで、体験をつかめると思いますよ。「魔競わずば、正法と知るべからず」が、わたしゃあ骨身に染みとるもん。(略)
 肺病も(平成15年に告知された)前立腺がんも、医学どうこうじゃなしに、信心で越えてみせるっちゅうことを、自ら過去に誓っておったんですなあ。どえらいことだと思いましたよ。


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