切抜(20231013)

20231013わが友に贈る

20231013寸鉄(選)~
「信」とは、「無疑曰信」―御書。題目の力は絶大。偉大な宿命転換の実証を
師子として堂々と生き抜け―戸田先生。苦難を越えてこそ人生勝利の輝きが
言論を嫌うより、大きな災いはない―プラトン。対話こそ人間性を高める営み

名字の言 関西の同志の元に届いたブラジルからの手紙2023年10月13日

 1960年10月末のこと。その日の夜、関西の壮年が帰宅すると、一通の手紙が届いていた。差出人は池田先生。初の海外平和旅の途次、ブラジルから送ったものだった▼「私の一生は恩師にお目にかかって、始まり、恩師の思想を達成することによって終る運命」「願わくば、大兄も恩師の真の弟子として、私とともに最後まで勇敢に進まれんことを切望いたします」と。この手紙がつづられたのは、現地の10月19日の夜中だった▼この日の午前1時、ブラジルの地を踏んだ先生は現地を視察し、サンパウロ市内の勤行会に出席。さらに、支部結成の打ち合わせを行った。机に向かい、ペンを握るのは深夜になった。この事実を後に知った壮年は「唯一筋に、広布の人材たらん、広布の礎たらん」と決意。その誓いのままの生涯を歩み抜いた▼創価学会がわずか90年余りの間で世界宗教として飛翔した源には、先生の「励ましの戦い」があった。号令だけで人の心は動かない。師の行動に連なり、一人が一人と生命の交流を深め、広げる限り、広布の前進に行き詰まりはない▼明年のテーマが「世界青年学会 開幕の年」と決定した。新たな息吹で、わが地域の青年と共に、青年の気概で2030年へ前進したい。(芯)

北海道版<室蘭初訪問から60年>
 昭和38年(1963年)10月9日室蘭市民会館。当時35歳の青年会長。
 先生は、「信心は観念でなく実践である」と強調。〝一切の源泉、生活の源泉、闘争の源泉、福運の源泉、そしてまた教学の源泉、指導の源泉、全部が題目にある〟と力強く。
 さらに、広宣流布の活動は全て自分自身のためである。題目をしっかりあげ、長生きをして「こんなにも人生が楽しいのか!」「こんなにも信心は楽しいのか!」と言い切れる最高の人生を共に生きようと呼びかけた。

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