今日の聖教(20231027)

20231027わが友に贈る

20231027寸鉄(選)~
「満月の闇夜を照らすがごとし」御書。絶対勝利の信心でこの人生を闊歩
天空よりも壮大なる光景が人の魂の内奥に―ユゴー。生命と宇宙貫く仏法哲理

20231027名字の言(切取)~
 「史記」全130巻は歴史文学の傑作として、今も広く読まれている。
 同書作成の途中、戦の敗将をたたえた行為が皇帝の怒りを買い、司馬遷は宮刑を受けた。その屈辱を克服させたのは高い志だった。司馬遷は書簡に記した。〝これを書き終え、世に伝えられるなら、1万回処刑されても悔いはない〟と。そこには正しい書を後世に残さんとする使命感がたぎる。
 本を読むことは、書き手と読み手の魂が打ち合う〝精神の格闘〟ともいえよう。池田先生は「読書し抜いた人が、最後に勝つ。『負けじ魂』を朗らかな心根の中に培う秘訣も読書であろう」と述べている。

20231027君も立て(切取)~
 戸田先生は、よく語った。
 「松下村塾は小さな8畳の部屋が講義室だった。この部屋も小さいが、ここから必ず未来の人材が陸続と輩出される」(略)
 池田先生は、ずぶ濡れになりながら、恩師に言った。
 「必ず、将来、先生に乗っていただく車も買います。広宣流布のための立派なビルも建てます。どうか、ご安心ください」(略)
 ある時、息巻いて学会本部にやって来た男子学生がいた。入会はしたものの、仏法に不信を抱いていた。先生は、1時間以上にわたって納得のいくまで学生の疑問に答えると、最後に、こう加えた。
 「この仏法を信じなくても、社会的な地位や名誉や財産は、得られるかもしれない。しかし、人間としての本当の幸せをつかみたかったら、この仏法以外にはないんだよ」
 奮い立った学生は、その後、求道の人生を歩んでいくことになる。

20231027きょうの発心~
 仏の名を唱え、経巻をよみ、花をちらし、香をひねるまでも、皆、我が一念に納めたる功徳・善根なりと信心を取るべきなり。(一生成仏抄、新317・全383)

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