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自己紹介:コンプレックスだらけの自分脱却ストーリー①

伝わる話し方コンサルタントの峯村真貴です。
「伝わる話し方で叶えたい未来を引き寄せる!」
をテーマに
話し方のサポートをしています。

・20年間の営業経験
・15年間の司会業
・企業研修講師と3つの仕事を
プロとして行っています。

いまは、起業家から初心者の方まで
【わかりやすく、好印象、伝わる話し方】を
サポートしています。

それそれの商品やサービスが売れて、
多くの方に付加価値を届ける事を応援。

企業研修では、営業研修、
プレゼンテーション研修等で
登壇する機会を多くいただく日々です。

企業研修をやっていると、
最初から何でもできた人?
とみられがちですが。
全く順調ではない、
不安と葛藤の歩みを2回に分けて
書いていきます。

《夢を追いかけて》

小さな頃からアナウンサーになりたかった!
夢を追いかけるように長野から上京しました。

華やかな東京には綺麗で、賢くて、
キラキラした女性ばかり。
気が付くと周囲と自分を比較して、
どんどん自信を失っていきました。

そんな中、縁あって大学3年生の時に
11歳年上の彼と結婚!!

結婚生活と学生生活を両立する毎日。
朝起きて、お弁当と朝食を作る。
旦那さんを起こして送り出す。
学校に行く→アルバイト→買い出し→夕飯準備。
楽しく充実した時間を過ごしていました。

本当は、上京したら
「アナウンス学校に行きたい。」
と、思っていたのですが、

結婚しているし、
有名大学じゃないし、
田舎者で華がないし・・・

自分に自信がなかった私は、色んな言い訳をして
アナウンサーという夢を諦めるようになりました。

理由は色々ありましたが、
自分に自信がなかったから

チャレンジすることを諦めたのです。


《一番しんどい仕事へのチャレンジ》

その後の就職活動、
「一番大変な仕事をしておくと後が楽だよ!」
という言葉を聞いて、
当時1番しんどいと言われていた
「生命保険営業の世界へ」飛び込みました。
人と話すことが好きだったし、
私ならできそう。て思ったのです。

体験して思ったのは、
やっぱりしんどかった。。
ということ(笑) 

一般的に「売り込み」の
代表的なイメージの生保営業。
まさに職業で人に嫌われる。
という経験を初めてしました。

自己紹介した瞬間、相手の表情がこわばる。
挨拶すると無視される。
ゴミ箱を見ると私の名刺が捨ててある。
話しかけると、
「もう来ないでください」と言われる。

常に《マイナスからのスタート》でした。

もちろん、覚悟をして入ったからには、
ここで負けていられない!
そんな思いで果敢に工夫を重ねました。

心を強く持って、
これまでの自分の人生にないぐらい
「ずうずうしい私」に変身したのです! 

ビッグスマイルで挨拶、
一日に何度もすれ違ってみる、
まちぶせ・・・?
時にお客様の前で涙することも。

間違った営業スタイルも沢山経験しました。
これ、絶対にNGですよね (笑)

どうすれば受け入れてもらえるかを
考えてトライ&エラーの繰り返し。
気持ちは上がったり下がったりの日々。

それでもそのうち、お客様と世間話が出来るようになり、
《仕事、家庭、恋愛、健康》
いろんな悩みを
打ち明けてもらえるようになりました。

営業の仕事がどんどん楽しくなり、
営業成績も上がっていきました。

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《マイナスからでも信頼関係は築ける》

私のテーマは、
《マイナスから信頼関係を築くこと》でした。
人によって、受け入れてもらうまでに
時間がかかることがある。
これ、当たり前のことですが、
私に大きな価値を与えてくれました。

頑張っている人の姿勢は、
相手に伝わるタイミングがあるんですよね。

最初は、お客様たちも試している。
「この子、根性あるのかな?」なんて。
そして、家族でもない方に、
想いを強く伝える。という経験は
はじめてのこと。

最初は失敗ばかり。断られたり、
熱意が強すぎて、微妙な空気になることも度々で、
その場が物凄く恥ずかしくなる。
それでも、
相手に伝わるタイミングに遭遇すると、
心が満たされるんです。

これが嬉しくて、
日々の辛い出来事も
乗り越えられるようになりました。
だいぶ心も強くなって、
気がつけば20年!!
マイナスから築いた信頼関係は、
10年20年と長期間継続しています。

《新たな可能性が開けた瞬間》

子供の頃から、
一度も一番を取ったことがなかった私。
新卒で入社した保険会社で同期200人中、
1位の営業成績を納めることが出来たのです。

初めて登った表彰台。
そこには先輩、上司含めて
400人近くの人たちが自分を見ている。
その景色に圧倒されました。

「私もやればできる!」
この経験が私の人生を変える
大きなきっかけになりました。

ここまで読むと、順調な雰囲気・・。
しかし、その期間は長く続かなかったのです。

《挫折》

社会人3年目、
急に営業成績をキープできなくなりました。

何をやっても空回り。
お客様に断れ続けると、
自信がなくなって、委縮する。

話し方、雰囲気、言葉選び。
全てのエネルギーが消失した
状態になっていきました・・。

その頃から、ふと私は
「なぜこの仕事を選んでしまったんだろう?」

更に、幼い頃の夢にチャレンジしなかった自分を
後悔するようになっていったのです。

私もやればできるのに、

・なんでチャレンジしなかったんだろう?
・なんで結婚しちゃったんだろう? 
・結婚していなかったら
もっと自分の可能性が広がったのに

こうして、マイナスな気持ちが
日々募っていきました。

正直、旦那さまはとても優しく、
よく話を聴いてくれる素敵な人でした。

でも当時の私の心はボロボロ、
自分の人生を周囲のせいにすることでしか
自分を保つことが出来なくなっていたのです。

そんな気持ちは悪化する一方、、
ある日、、、
「離婚してほしい」とお願いしました。

その後、時間はかかりましたが、
お互い別の道を歩むことに。
私の我儘を受け入れてくれた
元旦那さんには感謝しかありません。

私のことを、とても
大切にしてくれた彼のご両親。

お義母さんから
「あなたは若いんだから、
好きな道に進めばいいのよ。」
と電話越しにもらった優しい言葉。
その場で号泣したことは忘れられません。

今思うと、自分の軸がなかったんですよね。
だから日々の出来事や、周囲の意見を
真に受けすぎる。

落ち込む
自信を失う
自分を責める

自分がどうしたいのかさえ、
わからなくなる。

毎日ころころ気持ちが変わる・・。
悪いスパイラルから抜け出せない
苦しい日々でした。

でも、そのスパイラルから
「出たい、出たい、出たい!」
と日々自分と戦っていたのです。

《新たな道を切り開きたい》

離婚直後、気持ちを新たにするために
異業種交流会に参加しました。
そこでブライダル会社の社長さんが
話しかけてくれたんです。

「あなた、司会できそうだよね!」


その一言は、未来が開けた瞬間でした。
何年かぶりに、ものすごくわくわくしたのです。
当時27歳だった私。
司会だったらいまの年齢からでもできる!と、
とっさに思ったのです。

その翌日から司会事務所を探し、
スクール付きの事務所に所属することに。
半年後には司会台に立っていました。
営業と司会、2つの仕事が始まりますが、
相乗効果が生まれたのです。

普段営業でお客様と接しているので、
《打ち合わせはどんな方とも良好に進む》

話し方のコツを掴んだので、
《堂々と話せて自信がつく》

休みのないスケジュールになりましたが、
楽しくてしかたない。

そんな日々が始まりました。

ただ、あるとき気が付いたことは、   

綺麗な話し方ができるだけでは

・人を動かすことはできない
・人の行動も変わらない
・商品も売れない
 
ということでした。

さあ、どうしよう??

ここからは次の投稿をご覧ください!



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