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パラグライダー

10年前。

28歳の私と、ちょっといいなと思っていた30歳消防士の男性。

ドライブデートで海沿い道を走っていました。

結局、私はこのデートのあとふられてしまうのですが(笑)

山のうえからパラグライダーが ふわふわといくつも浮かんでは

海岸に着地していました。

「どんなひとがパラグライダーしているか見よう!」という流れになって

山のうえまで車を走らせました。

すると、50-60代のイケおじさま方が趣味の集まりで、

つぎつぎと手際よくパラグライダーで飛んでいきます。

わぁ~~~~(*'ω'*)とウキウキした顔で

私が近づいていくと

おじさま方が「パラグライダーやってみるかい?」

と声をかけてくれました。

「いいんですか!!!?」(*‘∀‘)

一緒にいた消防士の男性は「いやおれは見てるだけでいいから」と

ひきつった顔。

ものの5分くらいでおじさまと私はふたりのりパラグライダースタイル(笑)

風がきたタイミングで「行くよ~~」とかけ声で崖からひとっとび。

ふわっふわっと空を飛べてとっても気持ちよかったのです!!

おじさまのこと一瞬好きになったかもしれません(笑)

消防士の彼はというと、私が海岸に着地して、仲間の車で回収されてもう一度山のうえにのぼってくる間、15分くらい待ちぼうけでした。

それが原因だったのでしょうか?(笑)

後日、ふられてしまいました。たはは。

アドレナリンでまくりのパラグライダーから戻ってきた私はつい聞いてしまいました。

私「どうして飛ばなかったの?」

男性「いや、木のてっぺんにくし刺しとか想像したら飛べないよ」と。

私の思い切りのよさにドン引きしたそうです。

なつかしい思い出ですね。

ありがとうございました。

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