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整体師から❝服で人を元気にする❞イメージコンサルタントへの転身

❝人は生きながら生まれ変わることができる❞                         と聞いたらどう感じるでしょうか?

私は現在51歳ですが、30歳の時にアパレル業から整体業に転身し、約15年間整体師や整体スクールの講師として活動してきました。

そして、50歳間近でイメージコンサルタントになるために勉強し、     50歳でイメージコンサルタントになりました。

人生100年時代ですから、もしかしたら70歳でまた新しい仕事をし始めているかもしれません。(笑)

自分の歴史を振り返ってみると、アパレルと整体という全く異なるジャンルの仕事をしているわけで、自分の中では生まれ変わったようなイメージがあります。

新たな環境に向かう時、気持ちもリセットされ、「よし!頑張るぞ!」という気持ちになりますよね。その感じがまさに生まれ変わったような感覚なのです。

転身した理由についてお伝えすると、30歳の時は天職とは何かを考えて行き着いたのが整体師という仕事でした。

学生時代は服飾専門学校に通い、スタイリストかデザイナーになりたいと思っていました。でも2番目の就職先の東京コレクションブランドに勤務した時に、デザイナーの感性やクリエイティビティに圧倒され、自分には才能がない…と自信を失いました。(今思うと、努力不足だとも思うのですが…^^;)

自分にも何かの才能があるとしたら何だろう???                       そう考えていた時に、学生時代に部活の練習の後にマッサージをしあっていて、「上手だね!」と言われたことを思い出しました。                 母にも家でよくマッサージをしては喜んでもらっていたので、        「これだ!!!」と思い、スクールを調べました。

求人誌タウンワークから繋がったご縁

そんな時にたまたま見たタウンワークに「受付募集!」という整体サロンの記事を見つけました。そこですぐに連絡を取り、面接を受けることになりました。まずは、その環境に身を置くことで、必要な情報も得やすいと考えたのです。

そして見事採用!となったばかりか、そのサロンでもこれから整体師養成スクールを開講すると言うのです!すぐに申込みをして、学びながら受付をするという生活が始まりました。

何がきっかけでどうなるかは分からないものですね。                    でも1つ言えることは、ピンときたらすぐ行動する!ということです。        そして、こうなりたいな…というイメージを持つこと。                     私はそのようにしてこれまで動いてきたな…と振り返ってみて思います。

弟からの無言のメッセージ

私には3歳したの弟がいました。でも7年前にこの世を去ってしまいました。弟はニートでしたが何かやりたいことがあったようで、遺品の中に彼の想いが感じられました。

私はその頃、管理職としての仕事をしていましたが、やりがいを感じられず煮詰まっていました。資格を取得して新しいことにチャレンジしている同世代の生徒さんを見て、自分も何か新しいことをしたい!という想いもありながら、挑戦する勇気が持てずぬるま湯状態でした。

でも、弟が亡くなってしまったことで「後悔のない人生にしたい!」と思うようになり、ならば何か新しいことを学び、独立して仕事をすることに挑戦してみよう!と決断したのです。弟に背中を押してもらったように感じでなりません。きっと、今の挑戦を喜んでくれていることでしょう。

方向が見えなかった3年間

このような経緯があり、15年間お世話になった会社を退職することになりましたが、先は何も決まっていませんでした。

今思えば無謀ですし、きちんと準備をしていればもっとスムーズにいったのに…と思うこともありますが、私の中では行動することは成功!行動しないことが失敗という定義があるので、良しとすることにします!

まずはじめに学んだことは、フラクタル心理学という心理学です。カウンセラー資格も取得して、はじめは心理カウンセラー・講師として活動をはじめました。講師歴も長かったこともあり、活かせると考えたからです。

そんな中、自分には何が求められるのかを知るために、これまでの経験を活かして講座づくりのコンサルティングをやってみたり、サービスマナーの講義を担当していたこともあるので、第一印象についての講座を開催してみたりと試行錯誤を繰り返していました。

その後、前職の上司である同年代の女性と再会する機会があり、仕事について相談すると、元々アパレルでの経験があるのだから、その経験を活かしたらどうか?というアドバイスを頂きました。                  さらに、「センスがあるのだし、私も服を選んで欲しい!」と言われたのです。

そこで思い出したことは、学生時代にスタイリストになりたいと思ったことでした。退職後に私自身がイメージコンサルティングを受けて感動し、15人ほどの友人をサロンに紹介していたくらいでした。

それだけ紹介するくらい好きなら、自分でイメージコンサルタントになればいいんだ!とそう思ったのです。これがこの仕事を選んだわけです。      

思ったら即行動!早速ネットで調べて、顔タイプ診断®、骨格診断、メイク、パーソナルカラー診断、フレイム・ファッション診断®と約2年間で次々と必要なことを学び、資格を取得しました。

そして、現在は東京の自由が丘のホームサロンでお客様の外見と内面に似合う服選びのサポートをさせて頂いています。

ショッピング同行といって、診断結果に基づき、ご要望とご予算に合わせて服を事前にお選びし、お客様をショップにアテンドすることもしています。   この時に似合う服を着て、嬉しそうな素敵な笑顔を見せて頂けることが私のやりがいになっています。

❝変身ではなく、本来の魅力を引き出す❞ということを意識しています。     また似合う服を着ると自分に自信が持てるようになり行動的になります。     なりたい自分になるためには、似合う服を知り、身につけて外見を整えることが重要だと考えています。

服は着るアファメーション!?

どんなに怠け者な人でも、毎日服を着ない人はいないでしょう。(もしかしたら家では裸族という方がいるかも!(笑))

『皮脳同根(ひのうどうこん)』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは、皮膚と脳の神経細胞は元々同じ細胞から分化したという意味です。つまり、体に触れることは脳(心)に直接触れることと同じということです。

整体師だった頃、このようなことから、お客様に触れる時には触れ方に注意をしていましたし、生徒さんにもそのように指導をしていました。        優しいタッチで想いを込めて筋肉をほぐすのと、適当にほぐすのでは受け手の感じ方は相当異なります。これは技術が上手い下手の問題ではありません。

服においても毎日皮膚に触れる服の素材の質感、肌触りの良さなどは脳に影響を及ぼします。

例えば、ふんわりした柔らかいタオルに顔をうずめると、幸せを感じませんか?なんだか優しい気持ちになったりして。逆に使い古してゴワゴワしたタオルで顔を拭いたら幸せ感は生まれませんよね。

骨格診断というスタイルアップして見える服選びの診断方法がありますが、私が行う<フレイム・ファッション診断®>は、この骨格診断をベースにフラクタル心理学の「思考が現実化する」という考えを取り入れた診断方法になります。(まさか、ファッションと私が学んだ心理学が繋がるなんて思いもよらないことでした。)

骨格から気質を読み解き、その方の外見と気質に似合う服を選ぶというもので、3つのタイプに分類されます。中でも服の素材感が重要な役割を果たします。

①つるんタイプ(骨格ストレート)筋肉が発達したタイプ                             ・社長、リーダー気質                                      ・表面がつるんとしたフラットで地厚でハリのある素材が似合う

②ふんわりタイプ(骨格ウエーブタイプ)華奢なタイプ                        ・癒し、育てるサポーター気質                                   ・薄くて柔らかくふんわりした素材が似合う

③ざらざらタイプ(骨格ナチュラルタイプ)骨格がしっかりしたタイプ         ・職人、クリエーター気質                                          ・凹凸感のあるものや麻やシワ加工など風合いのある素材が似合う

以上のように、各タイプにはタイプごとに調和する素材があります。                    前述したように、肌で素材感を感じることで、その人をその人らしく見せてくれ、本人も自分らしくいられるようになるのです。

この診断方法を使うようになり、より一層お客様の外見と内面、そしてその人らしい人生を創る服をご提案出来るようになったと感じ、やりがいを感じています。

この診断方法は、人事部の方にも知って頂きたいツールだと思っています。      気質を知って、適材適所に人員を配置することができれば、個々の能力が活かされて力を発揮すると考えるからです。これは今後取り組みたい事の一つです。

責任を持つことは楽しいこと

「えっ!責任を持つのは重荷じゃないの?」とそう思うかもしれませんね。  以前の私はそうでした。

でも、自分で決めて、自分で行動してみたことで反応があると嬉しいですし、やっている感があります。

会社員時代にももっと責任感を持って、おおくのことに挑戦すれば良かった!なぜしかなったんだろう?と思います。                  なぜなら会社組織にいれば、個人で動くよりも大きなことができるからです。

ですからこれを読んでくださっている方が、もし今、仕事がいやになっていたり、仕事が面白くないと思っているのであれば、自分から積極的に何かに取り組んでみて欲しいと思います。

面白いからやるのではなく、やるから面白くなる!               心理学を学んでいた時に聞いた言葉です。                        責任を持って全力でやるからこそ面白くなるのだと言われ、自分は全力を出していなかったな…と反省したのを覚えています。

だから、今度は何事も全力で取り組む!ということを念頭に2022年もやっていきたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。                        2022年が素晴らしい年になりますように!






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