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資産構築と拡大は個人のマネーリテラシーから始まる。

マネーリテラシーとはお金に対する知識や意識のことですが、マネーリテラシーが低いと資産をなかなか増やすことは難しいです。
昨今の日本においては特にこのマネーリテラシーを高めて資産構築していくことや資産を防衛していくことがとても重要なのです。

マネーリテラシーⅠ

「貯金と投資」について

貯金 銀行にお金を預けていれば金利だけでお金がどんどん増えていくというのは昭和の時代までで、今は100万円預けて年間で数十円から数百円の利息という世界。また銀行のキャッシュカードを持っていると、さもそのカードの中に自分の預金額が入っているかと思うが、そうでもない。500万円銀行に預けていたら、自分の名前のところに500万円の現金が置いてあるかというとそういうことでもない。通帳や預金額はただの数字に過ぎず、銀行が倒産すれば、それはもう戻ってこないお金となり、銀行に預金しているからと100%安心しきっていいわけではない。
最近は国がNISAを推奨=投資を積極的に勧めているわけなので、貯金の方が絶対良いという人も価値観を持つ人もかなり減ったとは思う。
ただ、投資は元本割れのリスクもあることからかえって資産を減らしてしまう危険性もある。そんな不安からなかなか投資に踏み切れず無難な貯金をしているという人が殆どではないか。
しかし、昨今の物価高、円安、低金利という状況からすると、貯金より投資の方が得策であることは明らか。
そのため、投資で増やすことを考えるのは二の次で、まずは投資に回せる余剰資金、つまり毎月の手残りを増やすことから始めていこう。

マネーリテラシーⅡ

「IN(収入)、OUT(支出)」について

毎月の手残りとは、毎月の収入から支出を引いた金額が手残りとして貯金なり投資なりに回せるお金になります。
この手残りをいかに増やして余剰資金を作れるかがリスクのある投資に対して鍵となってくるわけであるが、まずはINを増やす前に、OUTを減らすことから始める。
収入を増やすより支出を減らす方がよっぽど簡単で楽であるから。
そしてこの支出にも流動費と固定費と浪費の3種類がある。
結論からいうと、浪費>固定費>流動費の順で削減をする。
浪費とは百害あって一利なしといっても良いほど生産性がなくお金を捨てているに等しい。もし浪費の割合が多ければ迷わず即カットする方向で考えなければならない。
しかし厄介なのが浪費には中毒性が付き物で、ギャンブル・タバコ・酒などが代表的なところ。しかしこの浪費をやめない限りはお金に苦しみ資産拡大をしていくことはかなり厳しくなってしまいますので、完全に断ち切ることは難しくてもほどほどにしてとにかく浪費の割合を減らすことが重要です。
次に固定費を減らすこと。固定費とは毎月定額のお金を自動的に支払っている支出のことで、家賃や電気水道代・ガス代・携帯代などがそうである。また最近ではサブスクや定額制のサービスも急増してきている影響で、固定費の割合が増えているという人は多いでしょう。一部家賃や電気水道代など生活をするうえで節約が難しい固定費もありますが、中には無駄に払い続けている固定費はないでしょうか?
案外、携帯料金の見直しやサブスクの整理などで月数万円浮くようになったという話はあるあるです。
まずは、浪費と固定費という二大支出を抑え、月数万円の手残りを増やすようにしましょう。
そして毎月定額ではないものの意識の改善で大幅な節約も可能な流動費(食費、消耗品・衣類の購入費など)も抑えられれば、案外驚くほどのお金が毎月残るようになるかもしれませんね。

マネーリテラシーⅢ

「収入アップと収入口を増やすこと」について

支出を最大限抑えた後、ようやく収入のアップにフォーカスします。
収入アップの方法は大きく2つ。
本業の収入を上げるか、副業をして収入口を増やすか。あるいはそのどちらもか。
本業で収入を上げるには昇給・昇格で年々社歴と同時に上がっていくものだが当然時間がかかるため昇給・昇格だけですぐ収入を上げるのは難しい。となると、残業や休日出勤の時間外手当を増やすか、転職をして収入ベースを上げるかといった選択肢となってくる。
本業で収入を上げるには、やはり転職をしてサクッと年収を上げてしまうことが一番手っ取り早い。今や転職は当たり前の時代で、エージェントを活用すれば今の年収より条件が良い会社なんて山ほど出てくるでしょう。
そして転職でサクッと収入を上げ落ち着いた後は、副業をして収入口を何個も作っていくことはお勧めします。
とはいえ、副業で収入口を何個も作るって何をすればいいか分からない。
そんな人は以下の記事をおすすめ

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